『ビーチボーイズに憧れて』
ファンが民宿ダイヤモンドヘッドの図面を元に建てた「喫茶ダイヤモンドヘッド」で撮影されたFOD配信ドラマ。(2023年12月15日配信開始)
『ビーチボーイズ』の名シーンや名台詞のオマージュが随所に見られ、反町隆史も登場。
10月1日から、関東ローカルでの『ビーチボーイズ』の再放送&TVer配信がスタートするということで紹介させて頂きます——。
第1話 「we are the beach boys!」
1997年夏に放送された伝説の月9ドラマ『ビーチボーイズ』にハマった大沢小波と満井凪人は、千葉に「喫茶ダイヤモンドヘッド」を建て、共同で経営していた。
そんなある日、喫茶ダイヤモンドヘッドを訪れた女性誌記者の森佳苗が、2人にのお店の記事を書くための取材をお願いするが——。
第2話 「俺、ここを出ていく」
女性誌記者の森佳苗が泊まった部屋にハンカチの忘れ物を見つけた小波は、彼女の東京の職場に忘れ物を届けることになった。
忘れ物を届けたついでに、小波と凪人の2人が喫茶ダイヤモンドヘッドを始めようと決めたお店で追加取材を受けることになったが——。
第3話 「戻るべき場所」
追加取材を受けるお店で偶然、凪人の元婚約者に会った小波は、彼女から凪人が秘密にしていたことを打ち明けられてショックを受ける。
そして、彼女は離婚してから凪人の力を借りずに自分の力だけで生きてきたが、初めて彼にあるお願いをしたという―—。
第4話 「広海が帰ってきた!?」
喫茶ダイヤモンドヘッドを巡る騒動がクライマックスを迎えようとしていた中、小波のひと言で事態は急展開を見せる。
それから数日後、エンストしたルノーを押してもらうために店に戻った凪人と小波の前に、『ビーチボーイズ』で桜井広海を演じた反町隆史が現れたーー。
編集後記
『ビーチボーイズに憧れて』がFODで配信されていることを知らず、見取り図のYoutube動画でその存在を知りました。
『ビーチボーイズ』を見返すためにFODの有料会員になったことをきっかけに第1話を見てみたら、なかなか良さげだったので見ることに。
番組内で流れていた劇伴や、オマージュ的な演出、名台詞なども散りばめられていたこともあり、軽い気持ちで見たのにちょっと見入ってしまいました。
ある意味で、ビーチボーイズファンが喫茶ダイヤモンドを舞台にして作った自主制作映画のような趣があって、微笑ましい作品になっています。
ちなみに、第1話で「喫茶ダイヤモンドヘッド」を建てた時の裏話が、満井凪人の口から聞けるのでちょっとタメになります 笑