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爺々ネタ?

「これ何? 答えのない問い…」(oji3のブログ1684)

 【今日の俳句】:年用意(冬)
   年用意 この忙しさ有難き

 【今日の思込】:福祉国家の命の選別、
  福祉が充実している国家こそ「命の選別」がアル?

   福祉国家が行っていた「命の選別」。
  福祉国家は、社会的弱者に重きを置いた配慮(政策)を
  行うので、人道的で理想的だと思われている。

   しかし、その福祉政策を行うための財源は税金であり、
  しかも税金は無尽蔵ではないので、当然その支出には、
  厳しい選別を行われざるを得ないのが現状。

   世界で最も福祉が充実していることで知られる
  「スウェーデン」は政府予算のほぼ半分が「福祉予算」。

   福祉が充実している国家では、
  財政支出を切り詰めたいので、別な支出を要する
  国民(いわゆる障碍者)の増加を防ごうとする傾向
  ある様です。

   1995年には、「遺伝病者」や「知的障碍者」に
  対して強制断種・不妊手術が行われていた事実も
  確認されています。

   1980年代のアメリカでも、
  重度の障がいを負って生まれた新生児に対して、
  医師と両親が「長くは生きられないし、生きていても
  たぶんこの子は苦しく不幸だろう」と勝手に判断して
  安楽死させたという事件(ベビー・ドゥ事件)も
  起こっています。

   さて、ドッチなのでしょうか?
   ①国が国民の面倒を見る代わりに、
    社会の負担になる生命は生まない様に、
    対策を講じるというという政策。

   ②国は特に援助はしないものの、
    いろんな生命が自由に生まれ、
    各自で責任をもって育てていくという政策。

   こう言われると、どちらの政策への
  共感が多いのでしょうか?
  (そもそも二者択一では無いような…

   常識の捉え方の力点を、何処に置くかの
  違いなのでしょうか?

   生まれたての子、あるいは生まれて
  こようとする子たちが、社会に害悪しか
  与えないなどと、だれがいつ勝手に
  決める事が出来るのでしょうか?

   「命の選別(断種)」など、誰が出来ようか?
  財政の負担増を懸念してか、「断種」も
  やむなしと主張する人達も一定数はいる様ですが…

   この人たちは、人の命より税金の方が
  大切という主張なのでしょうか?(極端カナ?)

   福祉政策を行うための財源は
  税金である事は間違いありませんし、
  それには限界があるのも事実……

   しかし、その税金を使う額を少なくするために
  新生児を「安楽死」させることもアリなんて……

   こんなことをすると「山下清」は
  この世に存在していなかったかもしれない……

   「答えの出ない問い」デス……

 【今日の川柳】:才
  「凡才」は生きてるだけでまる儲け
  凡才の生まれ変わりが「天才」か
  「秀才」は自分で思うだけのこと

 【今日の道話】:生
  理想的な医師は生きとし生けるものに
  対する思いやりがあり、真理を知る事に
  専念し、同情心がある人々である。
     (『チャラカサンヒター』)
 ●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…

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