
夏の新作前に登場した、シルクノイルの半袖アロハ。
シルクノイルって何?と尋ねられたことがありますが、まあ、シルクです!
シルクノイルは、普通のシルク繊維を作る加工工程上の途中の段階の糸を使って編み込まれた生地の名前です。
キレイな細い糸に仕上がる前に、行程を打ち切り、それを使用してできあがった生地がシルクノイル。
つまり、
「一本一本の糸の太さが太い=単にシルクと言ってもその元々の素材の使用量が多い=暖かい」
「一本一本の糸の太さが太い=生地自体が厚くなっている=暖かい」
と言う特性を持ちます。
シルクとしての紡ぎ行程は完結していないので、糸に凸凹があります。
実際に見れば分かると思ういますが、毛玉のような繊維の固まりがポツポツ存在しています。
これがヘンプ素材と似ていて、通常のシルクとは全く違う味を出してくれるのです。
そして上記でも「シルクノイルは暖かい」と書いていますが、実は夏着ても涼しかったりします。
肌触りがヘンプに近いのでサラリと着ることが出来、吸湿性がいいから汗かいても大丈夫。
そして糸の凹凸のお陰で通気性も良いので爽やかに着れます。
今現在4月。昼は暖かいと言えど、夜はまだまだ寒いですよね。
そんなときにシルクノイルのアロハです。
急に寒くなっても、調整することが可能ですからね。
それでも長袖は暑いかもなあ…となるのでしたら、やっぱり半袖!
カーディガン代わりに羽織ると、調整も出来るし見た目もカッコイイしで最強!
実は万能選手なシルクノイル。
長袖・半袖共に、是非とも一枚は手元に置いておきたいですね。