前回のお話の続きみたいになりますが、、、、
ポーセラーツに出会ってからというもの、せっせと作品創りに勤しんでいました。
作っては焼成しこんなに素敵なハンドメイドに出会ったことを
心から楽しんでいました。
それから1～2年経ったある日、突然の一本の電話が。
ある雑誌でポーセラーツのことを知りお教室を探していたとのこと。
どこを探してもお教室は見つからず、結局ヴォーグ本社に問合せし
卒業生として登録されていた私の連絡先を紹介されたとのことでした。
ただ私自身趣味として楽しんでいるので、
お教室は開く気もなくお断りしたのですが、
どうしてもお願いしたいとの熱心さに負けて、とりあえずお越し頂くことに。
思いもよらぬ展開でした。
お越し下さった生徒さんはこんな素敵なことが出来るなんて、
と、本当に楽しい時間だったようでした。
その第一号の生徒さんの後、問い合わせが続き、
また口コミからも生徒さんが次々と増えていったのです。
そして、そこからいよいよ私のポーセラーツサロンのスタートです。
私にとってはレッスンというよりこんな楽しくて素敵なハンドメイドを
この際ですのでしっかりと皆様にお伝えしよう、一緒に楽しもうという
心構えだったような気がします。
当然レッスン代や材料費も諸々かかりますし焼成代もかかってきます。
費用はできるだけ最低限で済ませるよう心がけました。
そして、私自身はお紅茶大好きから始まっていますので、
生徒さんとのレッスン後のほっと一息ティ－タイムの時間をまずは
大事にしました。
なので必ずケーキとお茶(紅茶、コーヒー）をお出ししてお疲れ様のひとときを
作りました。
生徒さんは恐縮していましたが、これは私のポリシーでしたので
今も実行し続けています。
資格取得された生徒さんもたくさん送りだすことができました。
ただ値上げもせず、時間超過してもレッスン代は変わらず、
どこのサロンでも当然頂いている転写紙代、焼成代等ですが、
少しでしたら頂きませんでした。
半分ボランティアのようなお教室でしたので
サロンとしての出費のほうが多いくらいで
リーズナブルな生徒さん思いのサロンだったのではと自負しています。
こんな感じですので、多分、私自身サロン運営は向いていないのではと
常々思っていました。
コロナ禍でレッスンも自粛時間が増えた今、
生徒さんもご自宅での作品創りが多くなっていますので
焼成のためお越しになります。
電気窯で約800度で焼成しますが大体一日かかります。
いずれにしろポーセラーツはこれからもずーと続けられる素敵なハンドメイドで
あることは間違いないので、皆様にももう少し貢献できればいいなと思いつつ、
ふと辞め時も頭をよぎるこの頃です。
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