昨年暮れからずっと晴天に恵まれていましたが、ここにきて冷たい雨が、、、
雨は苦手ですが、いずれにしろ乾燥の季節には恵みの雨ではありますね。
ここのところの納戸の整理で懐かしいものを見つけました。
忘れもしないその昔、夢多かりし少女の頃熱中した”赤毛のアン”。
この赤毛のアンシリーズの本を読破するには全11冊、
かなりの年月が掛かってしまいましたが。
こちらはタイルに色鉛筆画風に赤毛のアンを描いた私のポーセラーツ作品です。
納戸の中から、
今回「赤毛のアンの家」というドールハウスの本が見つかりました。
かれこれ10年ほど前のことですが、この手作りキットが販売されることを知り、
懐かしさに誘われて挑戦しようと購入したもの。
毎週1巻ずつ届きました。
びっくりの全100冊です。
1セット1490円、結局全巻購入しています。
・・・14万9千円也・・・
下左の画像のように出来上がり、右側に組み立てるキットが入っています。
これが100回分!!
初めの頃はせっせと組み立てていましたよ。
工作苦手ではなかったけれど、これを完成させるのは相当の根気が必要です。
かなりいい線まで行ったのですが、結局挫折!!!
置くスペースが確保できなくなり、とうとう納戸行きとなってしまった~💦
まだ当時は若かったこともあり(今よりは、、ね)やる気満々のはずでしたが
そうそう甘いものではなく、、、涙なみだ😿の結果でした。
納戸の整理をするたびにドールハウスの部品も一つ減り二つ減り、と処分し、
結果、雑誌本が残るのみとなっていました。
今思えば何ともったいない浪費
ですが、
当時は夢見る乙女が蘇ったみたいにるんるんに輝いていたんです。
絶対仕上げるという夢、結果としては2年がかりのドールハウス造りの夢は
虚しく破れてしまいましたが、ただ無駄に過ぎたのではなく
夢だけは持ち続けたいという願いは果たせたし、
かなりのところまでできたという結果は大切にしたいと思います。
挑戦もせずにいたらもちろん無駄使いせずに済んだけれど、
でもそれでは何も残らなかった。
挫折感も味わった代わりに夢も見ることができた、
少女の頃の懐かしさも実感できた。
うんうん、今も素敵な甘酸っぱい思い出としてしっかりと胸に残っています。
それでいいんです。
もう2度と経験できないことができたから。
という納戸から始まった、あちらの世界に片足を突っ込んだ老女の
清純な頃を懐かしむ素敵なものとの出会いのお話でした。
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