きなちゃん、明日で5歳ですね
いっぱい いっぱい 有り難う
きなちゃんはママの宝物です。
きなちゃんが来る1年前、きなパパの実家で『みるく』という名の5歳のGRを里子に貰い受けました。
みるくのパパは末期癌で病床でみるくの行く末を心配していましたが、里子の話が決まって3日後に安心したかのようにお空に逝ってしまいました
義父の家はスープの冷めない距離
みるくの散歩は途中から毎日私の日課になりました。
大好きなみるく、とってもおりこうさんのみるく。
・・・でもそんなみるくもすい臓癌という病には勝てず、私達の元をたった10ヶ月で沢山の思い出だけを残して・・・お空のお父さんに会いに行ってしまいました。
悲しくて悲しくて・・・みんな心が壊れちゃいそうでした。


・・・どうしよう・・・どうしよう・・・
そんな或る日、テレビで盲導犬のパピーウォーカーの事をやっていました。『これだ!』きなままは思いました。
もう死に別れは辛過ぎる・・・でも何か飼わないと抜け出せない・・・それじゃ生き別れから初めて心を取り戻そう!
これが介助犬のパピーウォーカーを始めたきっかけでした
そしてそんな我が家に来たのがきなこでした。
当時きなこは義父の家で暮らし毎日のように我が家に来ていました。
そして皆できなこを育てていきました。
その時のきなこの印象は『細いガリガリのひょろひょろワンコ
お転婆でいたずらっ子で頑固で』そして二言目には『みるくは良い子だったよね
』・・・でした。
(ごめんね
きなちゃん)
12月になり入所式となりきなこは協会に帰って行きました。
よく『別れる時辛いでしょう~?』と言う人が居ますが、この頃の私達は気構えが出来ていたので結構大丈夫でした。『行ってらっしゃい!頑張って!』って感じでした。だって未来の有る別れですもの。そのつもりで写真だって殆ど撮りませんでした・・・・なのになのに・・・・・
・・・・????あれれ??何か変だぞ???やっぱり悲しい・・・
ちゃんと分かってた筈なのに・・・
きなこは私達の心に思いの外深く入り込んでいました。
義父は殆ど毎日のように協会に『試験どうですか?落ちましたか?落ちたらウチで引き取ります』と言うような内容の電話をしていたようです。
でも、きなこはどんどん受かって・・・最終審査に残ってしまいました。
しかし此処で事態は急展開!チョッとした理由からきなこは不合格になってしまいました
『我の強さ』と『股関節形成不全』・・・これが理由です。
そしてきなこは義父の家で暮らす事が決まったのですが、今度は義父が病に倒れました。
治療をする為にもきなこの世話まで難しい・・・という事になり、一度は返す話も出たのですが、きなままはどうしてもきなちゃんと離れたくありませんでした。
そして、義父が治るまで・・・という事できなままの家で預かる事になりました。
でも・・・義父もまたお空のみるくに会いに行ってしまいました。
みんなの思いのいっぱい詰まったきなちゃん。絶対きなままが守ろう!って思いました。そしてきなこは我が家に来ました。
でも、義父の思いもいっぱい詰まったきなちゃん。お母さんの座はやっぱり義母です。
なのできなままは『ママ』であって『お母さん』では有りません。
どんなに頑張ってもお母さんにはなれません。そしてなりません。
きなままは『ママ』としてきなちゃんを一生懸命愛して行く事にしたんです。きなちゃんが居てくれればきなままはそれで十分なんです
大好きなきなちゃん、大事なきなちゃん・・・
あなたも明日で5歳ですね。お願いだからみるくよりも長生きしてね。
そしてこれからも沢山の思い出をいっぱい作って行きましょうね。
ママ何言ってんのぉ~?

いっぱい いっぱい 有り難う

きなちゃんが来る1年前、きなパパの実家で『みるく』という名の5歳のGRを里子に貰い受けました。
みるくのパパは末期癌で病床でみるくの行く末を心配していましたが、里子の話が決まって3日後に安心したかのようにお空に逝ってしまいました

義父の家はスープの冷めない距離

みるくの散歩は途中から毎日私の日課になりました。

大好きなみるく、とってもおりこうさんのみるく。

・・・でもそんなみるくもすい臓癌という病には勝てず、私達の元をたった10ヶ月で沢山の思い出だけを残して・・・お空のお父さんに会いに行ってしまいました。

悲しくて悲しくて・・・みんな心が壊れちゃいそうでした。



・・・どうしよう・・・どうしよう・・・
そんな或る日、テレビで盲導犬のパピーウォーカーの事をやっていました。『これだ!』きなままは思いました。

もう死に別れは辛過ぎる・・・でも何か飼わないと抜け出せない・・・それじゃ生き別れから初めて心を取り戻そう!
これが介助犬のパピーウォーカーを始めたきっかけでした

そしてそんな我が家に来たのがきなこでした。
当時きなこは義父の家で暮らし毎日のように我が家に来ていました。
そして皆できなこを育てていきました。
その時のきなこの印象は『細いガリガリのひょろひょろワンコ




12月になり入所式となりきなこは協会に帰って行きました。
よく『別れる時辛いでしょう~?』と言う人が居ますが、この頃の私達は気構えが出来ていたので結構大丈夫でした。『行ってらっしゃい!頑張って!』って感じでした。だって未来の有る別れですもの。そのつもりで写真だって殆ど撮りませんでした・・・・なのになのに・・・・・

・・・・????あれれ??何か変だぞ???やっぱり悲しい・・・

ちゃんと分かってた筈なのに・・・
きなこは私達の心に思いの外深く入り込んでいました。

義父は殆ど毎日のように協会に『試験どうですか?落ちましたか?落ちたらウチで引き取ります』と言うような内容の電話をしていたようです。
でも、きなこはどんどん受かって・・・最終審査に残ってしまいました。

しかし此処で事態は急展開!チョッとした理由からきなこは不合格になってしまいました

『我の強さ』と『股関節形成不全』・・・これが理由です。
そしてきなこは義父の家で暮らす事が決まったのですが、今度は義父が病に倒れました。

治療をする為にもきなこの世話まで難しい・・・という事になり、一度は返す話も出たのですが、きなままはどうしてもきなちゃんと離れたくありませんでした。

そして、義父が治るまで・・・という事できなままの家で預かる事になりました。
でも・・・義父もまたお空のみるくに会いに行ってしまいました。

みんなの思いのいっぱい詰まったきなちゃん。絶対きなままが守ろう!って思いました。そしてきなこは我が家に来ました。

でも、義父の思いもいっぱい詰まったきなちゃん。お母さんの座はやっぱり義母です。
なのできなままは『ママ』であって『お母さん』では有りません。
どんなに頑張ってもお母さんにはなれません。そしてなりません。
きなままは『ママ』としてきなちゃんを一生懸命愛して行く事にしたんです。きなちゃんが居てくれればきなままはそれで十分なんです

大好きなきなちゃん、大事なきなちゃん・・・
あなたも明日で5歳ですね。お願いだからみるくよりも長生きしてね。
そしてこれからも沢山の思い出をいっぱい作って行きましょうね。

