アクセラが突如壊れた。何の前触れもなく…と言ったらウソになるかな。
まあ、確かになんとなくエンジン音がブルブルとうるさく、振動も大きいなぁと思ったことがないわけじゃない。それでも、無事に千葉までお彼岸のお墓参りに行き、翌日もフツーに車で出勤、帰宅した。
何も変わったことがなかったのに、木曜日の雨の朝、突如 おかしくなった。これまで見ることが無いような警告灯があちこちについた。出発してみたけど、怖くて止めた。まあ、止めて本当に良かった。
ディーラーに電話したら「保険の付帯のロードサービスで持ち込んでくれ」とのこと。
なるほど、なるほど。
保険屋さんに連絡をしてすぐにレッカーでディーラーに行ってしまった。
修理費、およそ50万円。ショーゲキ。
お父さんを思い出して涙が出た。
突如、体調を崩して入院して還らぬ人になってしまった。
ワタシの車も突如壊れて ディーラーに行き、もう廃車寸前という…。
もう、元気に家に帰れないのか?私のアクセラはもう自走して我が家に帰れないのか?
父とあまりに重なって涙がぽろぽろぽろぽろこぼれてくる。
50万円かければ直るのなら、直して家に帰らせてあげようか。たとえ直した途端、また別のどこかが壊れても いちどは我が家に帰ってきてくれればこの悲しみが少しは昇華できるかもしれない。
全くの自己満足だよね。
お父さんとアクセラは違う。けど、それでも家に帰れなかった父の代わりに、父が大切にしていた、大好きだったアクセラだけでも直して家に帰してあげたい。
冷静になって考えないと。泣いてても仕方ない。車がないのはとにかく不便。電車もバスも嫌い。
かといって、すぐに治るのか?すぐに買い換えられるのか???まさかこんな事態になるとは思わなかった。
ただ、ただ、無事に千葉まで行って、無事に帰ってこられた。その奇跡だけでも感謝しよう。
そして、少しでも早く、アクセラに会いに行ってこよう。一人でディーラーで待っているのかと思うと苦しくて切ない。