ディズニープラスで配信していた「愛だと言って」。全16話 見終わりました。
素晴らしく計算された物語で、とても丁寧に作られたドラマだったと思いました。
撮影の最初は春頃なのかな。みんなの衣装が夏物になり、そして秋になり 最後はタートルネックを着ている季節になっていた。
ドンジン(キム・ヨングァン)が終始 背負っていたリュックサックの肩掛けの部分は本当に擦り切れて、ドンジンの衣装はほぼほぼ変わらずいつもTシャツにジャケット、またはただのワイシャツにジャケットオンリー。ズボンなんて、少し寸足らずのような短さで、ドンジンの質素な生活を上手に表していました。
それでもキム・ヨングァンのかっこよさを隠すことはできず(笑)終始、本当に素敵なナムジャでした。
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母親の悪行に傷つき、それでもなんとかウジュたちの家をシム家に返すために奔走するドンジンは、シム・チョルミン(アン・ネサン)の遺言状をウジュに手渡す。告訴だけはしたくないウジュ。それを家族は深く理解するが思いも掛けないところからドンジンの母の悪行が警察に知られてしまう。
嘆願書を書いてもらえれば収監は免れるかもしれない、と知ったドンジン母はウジュを尋ね、ようやくドンジンの会社で会っていたことを思い出す。そしてなぜそこにウジュがいたのか、そしてウジュがドンジンを好きだったと知らされる。
丁寧に、丁寧に点と点と点と点を結びつけていく構成で、どこにも不自然さがなく、みんなが納得する構成だったとこのあたりでも思わされる。
ドンジンのウジュへの気持ちにも打ちのめされるドンジン母。ようやく、ようやくドンジンの母はこれで心を入れ替えるのかもしれないね・・・。
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元の家に戻ったら、もうこの街には来ない。
バスに乗ってまで このククスを食べにくることもない。
覚悟を決めて二人は別れを決める。
そして月日が流れ・・・。
本当にすてきな物語でした。
優しい、優しいドラマでした。
ドンジンとウジュ、ジュンとヘソン、ソヌ先輩とミニョン。ジグも、ウジュ母も、ドンジンの母も・・・。
みんな、みんな 幸せになってほしい。ウジュがドンジンの幸せを願ったように、ワタシもみんなの幸せを願ってる。