いろいろなことが分かった11話と12話。
マルっとまとめると「終わりの始まり…そしてまた始まるといい!!!」という展開でした。
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「名は体を表すというから よく考えてからつけるべきだった
ヘソン(彗星)とジグ(地球)
どちらも宇宙(ウジュ)に浮かんでいる
宇宙がないと生きられない
あなたにも月か惑星の名前をつければよかった」
自分の幸せなんて考えもせず、
ただ、姉の幸せな結婚と、弟の平凡な就職だけが生きがいだったウジュに母親が言った言葉。
そのウジュのアイデンティティが壊れ初め、一方、奔放に生きてきたように思えるヘソンは苦しみを抱え、ままならない自分自身を持て余す。
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ウジュたちの父(アン・ネサン、ほんと働き者)を奪ったドンジンの母は、ウジュの母親の友だちだったという…。
ジグは、ドンジンの部屋の写真を見て、それを思い出したんだね。
でも、ジグはそれが父を奪った女、というところまでは知らないよう。
血の気が引くウジュ。
どんどん外濠が埋められ追い詰められていくのが手に取るようにわかる。
ウジュの誕生日、ドンジンとウジュは一晩過ごし、翌朝、朝食を準備してウジュは部屋を出る。
とてもきれいな映像で、キッチンでかいがいしく働くウジュとそれを美味しそうに食べるドンジンの後ろ姿がオーバーラップされる。
いつか、こんな日が来るのか、または幻で終わるのか、今はだれにもわからない。
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そして諸悪の根源のヒジャ(ドンジンオモニ)。ばくち打ちの男から捨てられ ドンジンのマンションに転がり込む。
エレベーターでミニョンと乗り合わせ、ついにミニョンの怒りが爆発する。
「あなたさえいなければ、こんなことにはならなかった。」
ヒジャから金を無心され、付きまとわれ ミニョンの心はドンジンからも離れていった過去。
「でも、戻ればまたドンジンは私を赦し、受け入れてくると思っていた、でも叶わなかった。全てあなたのせい!!」
扉の向こうでそれを聞きすべてを知るドンジン。
怒り狂うヒジャを部屋に入れ、代わりに謝罪すると静かに告げるドンジン。
呆然とリビングに座るミニョンと、これまたオーバーラップして誰もいない部屋に佇むヒジャの映像。
これは何を示唆するのかな???
それにしても・・・
本当に、世の中にはいない方が良い親っているんだなーと思う。韓国ドラマらしいと言えばらしいけど、ここまでクズな母親は、あまり記憶にないくらいすごい。そして、ドンジンの実の父親が出てこないのよねー。あの、キャンプ場のアジョシはヒジャの再婚相手だったようだし、「あんたは本当に父親そっくり」と憎々しく言うヒジャのセリフにある「父親」出てくるんだろうか。
そして、ドンジンはこの先 再び、この母親に発狂するほど悩まされ傷つけられ、大切な人との別れを選択するのだろうか。
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もう、まさに四面楚歌。あんなにウドンカップルに好意的だったソヌもウジュへの猜疑心を止めることができない。
(ソヌ先輩は良い人。本当にドンジンの幸せを祈って願っていることがよくわかる…)
13話、14話は どう考えてもつらくなりそう。だけど、13話14話がツラいドラマは、だいたい15話16話で浮上する、という説(勝手な私説)があるけど さて、どうなるか。
そして・・・
ウジュがどんどん どんどん優しい表情に変わっていくのがとても良い。ドンジンへのまなざしの変化がとてもうまい。やっぱりドラマの肝は脚本だとしても、キャストは最重要だと改めて思わされる。ウジュ、頑張れ。