片眼を遮蔽することで良好な視界を確保し、自然にみられることにも重点を置いた新しいタイプのオクルーダーレンズ、東海光学「オクルア」
オクルーダーレンズとは…スリガラス状になっているレンズ。
斜視による複視のため、ものが二重に見えることで両眼単一視できない場合や、
片眼視(片目の機能を使っていない場合)の状態を両眼視に矯正する場合など
片目を見えなくしたい場合などにオクルーダーレンズを使用します。
見え方の違い。
左側が「オクルア」を通して見た画像、右側が反射防止コートのレンズを通して見た画像。
見られ方の違い。
向かって、左側(右目側)が「オクルア(無色)」です。
従来のスリガラス状のオクルーダーレンズでは透明度が低く、人から見られた時に片方だけ目がハッキリ見えない状態でしたが、
「オクルア」は、有効な遮蔽力を保ちながら透明度を高める加工が施されているので、いままでのオクルーダーレンズより自然に見られます。
カラーやミラーを付けると見た目はもっと自然になります。
カラーはグレー、ブラウンの2色×2濃度。ミラーはシルバー、ゴールド、ブルーが可能。
東海光学「オクルア」
技術革新により、テレビやパソコンのモニター画面はブラウン管から液晶に入れ替わりました。
こうした新しいモニター画面の多くは、より明るさを強調するために「青色光」を強く発光させています。
また、スマートフォンや携帯ゲームなど身の回りにはデジタル機器が溢れており、
眼への負担が懸念される青色光に日常的にさらされています。
上の図はブラウン管とLED液晶モニターから出る光の量を表したものですが、
画面全体が明るさ光を放つLED液晶はブラウン管に比べて青い光(短波長)の部分が突起しています。
※突起している部分(短波長光)がまぶしさを感じさせる部分です。
可視光線の中でも散乱しやすい、短波長(380-500nm近辺)青色光をカットするレンズを使うと、
液晶画面からあふれる青色光による眩しさを和らげて、快適にテレビを見ることができます。
また、液晶テレビの視聴最適距離は画面の縦の長さの3倍といわれています。
テレビとの距離にピントを合わせた度数にするとさらに快適なテレビ用メガネができます。
◎各社から発売されている青色光(短波長光)カットレンズ
NIKON シークリア ブルー(コーティング)
昭和光学 RBRカラー (カラー染色)
東海光学 ファインカラー(カラー染色)
HOYA キャリアカラー (カラー染色)
東海光学 CCP、CCP400(遮光カラー染色)
SEIKO ファンクションカラー(カラー染色)