「萌え店」レポート~3rd Season~

秋葉原・日本橋・大須などの「萌え店」レポート。イベント参加記録や萌え・コンセプト系店舗訪問の記録を綴っていきます。

お好み焼き「慈恩弘国」

2010-09-04 08:00:20 | コンセプト系店舗・関西
alpha7です。

8/28と29に以前から訪問したいと思っていた「お好み焼き 慈恩弘国」を訪問する事が出来ましたので、そのレポートをお送りします。

ただ、そのレポートも単純に書いたのでは面白くないので、当方は「ジオン軍従軍記者 アルファ・セブン中尉」(笑)、そのレポートは「ジオン軍 情報部」に向けたもの、とします。
又、記事中の「宇宙歴0010年」は2010年を示し、「連邦領域」は「慈恩弘国の店外」を示します。
一寸した「擬似戦場レポ」みたいになってしますが、最後までお付き合い下さい。

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ジオン軍従軍記者 アルファ・セブン発
ジオン軍 情報部宛て


宇宙歴0010年9月4日

記者、アルファ・セブンは連邦領域を越え、「慈恩弘国」に入国する事が出来た。
日時は宇宙歴0010年8月28日の日本標準時18:00から20:45と8月29日の日本標準時18:10から19:35。
両日とも国境が開くとほぼ同時に入国が許された。
記者の「慈恩弘国」での2日間を報告する。

【概要】
この「慈恩弘国」は、かのランバ・ラル大尉が宇宙世紀007年12月22日に建国した国であり、そのモットーは「慈愛と恩恵に満ち満ちた弘法さまのお国」である。
この「慈恩弘国」は連邦領域の「京都」にあり、近くに弘法大師が建立された「東寺」があることも深く関係しているのであろう。
又、ラル大尉と妻ハモン以外には南極条約により、この「慈恩弘国」で捕虜となっているフラウ・ボウもその任に当たっている。

【道順】
最寄の駅は連邦領域の近鉄東寺駅。
駅を出て、東側(向かって右側)の東寺の南大門方面へ向かい、東寺を超えた「京阪国道口交差点」を左折して20m程の場所にある。
記者は徒歩で連邦領域を通過し、10~15分程でたどり着く事が出来た。
尚、移動途中には、連邦の兵が潜んでいる可能性もある。
入国までは気を抜かないようにしてもらいたい。


【慈恩弘国の情報】
・国政紹介(=公式サイト)
http://www.ms-06zaku.com/
・国政だより(=公式ブログ)
http://studiocast.blog26.fc2.com/
・所在地
京都府京都市南区西九条大国町3
・電話番号
075-693-9092
・FAX番号
075-693-9093

【国境開放時間】=【営業時間】
毎週金・土・日曜日の日本標準時18:00~23:00(ラストオーダー22:30)。
尚、大尉の都合により、国境が閉鎖される場合があるので、事前に「国政だより」(=公式ブログ)をチェックされる事をお勧めしておこう。

【慈恩弘国の様子】=【店内の様子】
カウンター席(以下、サイド席)が7つ。
ここはかって我がジオンのサイド3、中立のサイド6を除き、壊滅に追いやったコロニーの名前を取って、入り口側から「サイド1」、「サイド2」、「サイド3」・・・、と名づけられている。
その他、座敷席もあり、ここは我がジオンの軍事拠点「ソロモン」の名を取って「ソロモン席」と呼ばれている。
記者が見る限り、1人から3名で入国した場合は「サイド席」。4名以上で入国した場合は「ソロモン席」に通されるようだ。
尚、大尉の健康を気遣い「慈恩弘国」内は禁煙である。
喫煙の場合は国外で、との事であった。


【メニュー】
メニューにはジオン軍のモビルスーツの名を冠したモノが多い。
メインは「座苦(サク)焼き」(900円)、豆腐入りの「具腐(グフ)焼き」(950円)、「怒無(ドム)焼き」(1000円)などで、その他、メガ級の「ピグザム焼き」(2800円)もあるようだ。
お好み焼き以外でも「ヒートロッド」(焼きそば・650円)、「焼きメッサーラ」(焼き飯・800円)も用意されているようだ。
ドリンクではソフトドリンク以外にも、「ギレンビール」(500円)、カクテルでは我がジオンが得意戦術とした「コロニー落とし」、デザートには「慈恩アイス」と言う名前のモノもある。
記者は28日に「怒無(ドム)焼き」・「焼きメッサーラ」・「コロニー落とし」・「慈恩アイス」を。29日には特別メニュー(?)「グルメイドステーキ丼」と「慈恩アイス」を頂いたが、どれも味は良く堪能する事が出来た。
「国政紹介」(=公式サイト)にある文言、「わたしの作ったお好み焼きで、ジオンはあと10年は食べられる」と言うのも、誇張ではないようだ。
メニュー
怒無(ドム)焼き
焼きメッサーラ
コロニー落とし
グルメイドステーキ丼
慈恩アイス


【入国審査について】=【予約について】
「慈恩弘国」内はあまり広くないので、事前に「慈恩弘国」の入国管理局に入国審査を行っておくことをお勧めする。
記者は入国2日前に審査のメールを送っておき、入国1日前には入国許可のメールが届いた。
事前審査なしでも入国できるようだが、その場合は空席があるかどうか、事前に連絡を取れば良い様だ。
(記者注:因みに8月29日に3名の入国者があったのだが、満席で入国出来ない、と言う事があった)
連絡先や連絡方法は「国政紹介」(=公式サイト)に掲載してあるので参考にされたい。
尚、連絡を取る場合には暗号通信で行うのは言うまでもなかろう。


【慈恩弘国の占領地】
記者が確認した所では現在、連邦領域である北は北海道から南は沖縄まで日本全国48都道府県全てから入国者がいるそうだ。
都道府県は全て「占領」してしまったので、8月29日に入国していた者に記者が聞いた所では「市町村単位で占領地を増やしている」との事だった。
又、占領地は日本国外にも広がり、8月29日に記者が確認した所では、中国・インドネシア・米国・豪州・ニュージーランド・英国・スペイン・フランスなどからも入国者がいる模様で、米国については州単位で色が塗られていたのが、記者には印象的であった。
日本全国を「占領」した「慈恩弘国」
日本国外も占領しつつある「慈恩弘国」


【ポイントカードなど】
ポイントカードは500円で1ポイント。有効期限は「(慈恩弘国が)存在する限り」となっており、「二等兵」から始まり、階級が上がっていくシステムとなっている。
記者はジオン本国では「中尉」の位だが、ここでは「二等兵」からのスタートだ。
又、入国者には会計の際に「ジオン領宣言シール」なるものも手渡された。
これは「自分のできる範囲で、できるだけ人に迷惑をかけない独立闘争こそ、我らの理想である」(「慈恩弘国・国政だより」より)と言う理念から作られたものだ。
記者としても、この理念には是非とも賛同したい。
又、慈恩弘国宣伝省は「慈恩新聞」と言う新聞も発行しており、宇宙歴0079年11月24日付けの紙面は
「ソロモン要塞大勝利、連邦軍に大鉄槌」
おお、ドズル閣下、連邦軍を撃破されたのか。
本国を遠く離れ、中々本国の情報を得る事が難しくなっている記者にとっては、大変ありがたい新聞だ。
ポイントカード
ジオン領宣言シール
慈恩新聞


【感想など】
記者は引く事が出来なかったが、その他にも「おみくじ」が50円で引く事が出来る。
所で、「ソロモン席」は大尉がジオン救援に励んでいる場所から離れているので、注文しづらいのではと記者は心配したのだが、そこは歴戦の勇者、ランバ・ラル大尉。
この「ソロモン席」にはベルが用意されており、ベルを鳴らすと「(ソロモンからの)救難信号だ!」と大尉が叫ぶや否や捕虜のフラウ・ボウに命じて注文を滞りなく取っていた。又、この構成ではカウンターに接客が集中してしまうものであるが、記者が見る限りでは、サイド席・ソロモン席ともに気を配っていたのは特筆に価しよう。
ただ、1つ残念なのは、一寸注文した品(特にお好み焼き)が出てくるのに時間がかかる点で、大尉1人がジオン救援に励んでいるのは、記者には少し残念と思えた。
しかし、それをカバーするが如く、出てくるスピードを要求されるメニューも用意されており、捕虜のフラウ・ボウが懸命にそれらを作っていたのは印象的であったが、記者はそれらを注文しなかったので、心残りでならなかった。
所で、8月28日に記者と共に3名の入国者がいたが、その方々が出国される際、国内の全員で「シークジオン!」と三唱して送り出した事があり、その時は正に「ジオニスト」が一体となった瞬間であった。
最後に、8月29日に入国した際、ランバ・ラル大尉の勇姿をカメラに収める事が出来たので、掲載しておこう。
ランバ・ラル大尉の勇姿

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とまあ、一寸なりきりで書いてみました。

尚、記事中に「ソロモン要塞大勝利、連邦軍に大鉄槌」とありますが、原作アニメではその正反対の結末でドズル中将は連邦軍に破れ、壮絶な最期を迎えています。
でも、まあ、ここは「ジオニスト」の聖地と言う事でw

しかし、最近増えてきたメイド系・コンセプト系店舗が忘れている「何か」(口では言い表せないのですが)を、ここで見たような感じがしました。
そんな「何か」を感じて、8/29、「慈恩弘国」を後にし、名古屋に向かいました。


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