<List>
1. The Last Act of Defiance
2. Fabulous Disaster
3. The Toxic Waltz
4. Low Rider
5. Cajun Hell
6. Like Father, Like Son
7. Corruption
8. Verbal Razors
9. Open Season
<Member>
・Steve "Zetro" Souza(Vocal)
・Gary Holt(Guitar)
・Rick Hunolt(Guitar)
・Rob McKillop(Bass)
・Tom Hunting(Drums)
1989年リリースの3rd。真面目に取り組んだ隙のないシリアスな前作とは異なり、明るくユーモラスでリラックスした仕上がりとなっております。
H-Teamはますますベイエリア・クランチに磨きを掛け、これぞスラッシュ・メタルと言う感じです。
つかみの1曲目、"The Last Act of Defiance"から力いっぱい飛ばしてまいります。2人はギターソロも上手いのです。
タイトル曲の"Fabulous Disaster"はこのアルバムで一番カッコイイ曲でしょう。
"The Toxic Waltz"はちょっと悪乗りし過ぎかと思いましたが、時間が経過してみると彼らの代表曲になりましたね。
"Low Rider"はWarという黒人バンドの曲のカバーで「世界の車窓から」で初めて原曲を聴きましたが、とてもゆるい曲です。もし興味を持ったならYouTubeで探してみて下さい。原曲の面影を崩すことなくなかなかのアレンジです。
"Like Father, Like Son"までは複雑な曲展開やメロディーに工夫が見られるのですが、その後の3曲はちょっと一本調子であくびが出るかもしれません。
こ のアルバム以降は違うジャンルに興味が移りこれ以降の彼らの歩みは知らないのですが、"Pleasures of the Flesh"~"Fabulous Disaster"~"Impact Is Imminent"の3部作が彼らが一番充実していた時期の様です。その後はメンバーの入れ替わりも激しく、ボーカルのSteve "Zetro" Souzaはバンドを出たり入ったりを繰り返します。
スラッシュ・メタルを語るなら、Exodusは外せません。