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どうしようか迷ったけど、被災した石巻市のお友達からのメールを紹介します。
(了承済み)
こんばんは。
食料はまだまだ足りてます。 本当に本当に助かってます。
石原軍団が炊き出しに来た所の、ちょうど隣にある施設に用事があり、
少し見に行ったんだけど、物凄い長蛇の列で諦めて帰ってきたんだ。
震災があってから、色々なテレビ局にインタビューされたから、
知らない間に映ってたかも。
どこに出掛けるにも、常に子供をおんぶして、
隣には●●(長女)がいて、汚い格好していたから、
テレビ局からしてみれば美味しい映像だったはずだよ。
顔は素っぴん&髪は洗ってないからボサボサ・・・。
しかし石巻は異臭が凄い!
まだ瓦礫の下に眠っている遺体の臭い。
瓦礫を退ければ、次々と遺体が発見されるからね・・・。
でもキレイに身体が残っている遺体が少ない・・・。
ほとんどが身体の一部が無かったり、原形をとどめてなかったり。
テレビではもちろん分からない部分なんだけど、
ほとんどの人の心が荒んでいる。
何処へいっても罵声が飛び交ってるし、物資の取り合いで喧嘩・・・。
ちょっと体がぶつかっただけでキレられ、
炊き出しで子供の分も貰おうとするとキレられ・・・。
ほとんどが、年配の方々・・・。
心無い一言が飛び交ってるよ。
若い人達の方が思いやりがあったり助けてくれたり。
年配の方々は、みんな鬼の形相だよ。
必要な時以外は、町に出たくないもん。
という内容でした。
石原軍団と言えば、渡哲也さんが渋い声でこう言ってましたね。
「同じ生活をしないと、被災者の本当痛みはわからない・・・」と。
スタッフもタレントも関係なく、大部屋でザコ寝していた石原軍団。
そのことを質問したレポーターに対するコメントです。
本質的には「くだらないこと訊くなよ

このコメントを引き出してくれたから、価値ある質問だったとしよう。
でも・・・本当にその通り

実害がほとんどない場所で、僕らがどんな言葉を並べたてても、
被災者の心の痛みはわかり得ないです。
本当はね、被災地に行って何でもいいからボランティア活動をしたい。
でもそれができないから僕は、震災後「頑張って」などと軽々しい言葉は、
ブログに一切書いていません。
「頑張って」という言葉は、いつの時代も相手を励ます言葉である半面、
実に無責任な言葉の代名詞でもあるからです。
(これは僕の個人的な考えなので、気にしないでください)
それにしても・・・なんでメディアはこういう真実を伝えないんだろう。
なんだか、作られたストーリーに沿って報道しているように感じる。
それはそれで、復興へ向けての士気を高めるために必要なことなんだろうけど、
「真実はこうだ!」と伝えることも、メディアの役目なのでは?
いや、それこそがメディアの真髄、真骨頂だよね。
“臭いものにはフタ” では、メディアの本質を失ってると思う。
罵声飛び交う、ケンカやキレまくってるシーンを報道したっていいじゃないか。
現実の出来事なんだから。
総務省ではこういう要請を出してます⇒ 総務省のページ
もちろんデマはいけない。
でも真実を報道しないこと、それもひとつのデマじゃないのかな?
情報操作、報道規制、一元化?
都合のいいことだけ報道する、それでメディアの責任を果たしているかな?
でもね、世の中にはアナーキーなメディアも存在するから、
きっとこういう裏側を取材している会社があるはず。
いつか「東日本大震災の隠された真実」みたいな書籍、出てこないかな。
どこぞの イケイケ 出版社に期待しよう。
それと、年配の方々・・・。
貧しい時代に育った人間と、豊かな時代に育った人間との違いなのかなぁ。
なんか・・・残念
