
みなさん、 ハイパードライブ ってご存知ですか?
映画「スター・ウォーズ」の中で、スペースシップ(宇宙船)が、
“ハイパースペース” と呼ばれる超時空空間に突入する際に使う、
光速の何百万倍もの速度による航法のことです。
宇宙空間に見えてる星が、線のように見えるアレです。
これ⇒ ハイパースペース
まぁ、論理的空想物語の世界ですけどね

これと同じような効果がデジイチでもできます。
“露光間ズーム” といって、
文字通り、露光中にズームして画像を流す撮り方です。
面白いテクニックで、夜景(ネオン)撮影などで使うとキレイです。
昨年の夏からやってみようと思ってたこの撮り方、
ちょっと息抜きにやってみました

これが通常の撮り方。

これが露光間ズーム。

理屈は簡単 です。
シャッターが開いている間(露光中)にズームアップするので、
被写体が手前に流れてくるように撮れるってワケです。
反対に、ズームバックしたら奥に流れるように見える・・・たぶん

いや、見えないのかな? どうですか miraパパさん ?
ちなみに、Photoshopを使えばもっと簡単に同じような効果が出せますよ。
これはPhotoshopで加工した写真。

非光学的処理なので、若干、ネオンのラインがぼやけますけどね。
これは、れおんパパさん の得意分野かな?
光源がいっぱいある被写体だと、さらにハイパードライブっぽいでしょ~


こちらに大きな写真がアップしてあります⇒ 露光間ズーム
よかったら見てください。
ただ、リング式ズームだと、カメラをガッチリ固定しないとブレますねぇ。
スライド式ズームだと滑らかなのかなぁ?

ジョーにもやってみよ~っと。

オネムのところ悪いけど・・・。
ハイパードライブ~



ん?

・・・って思ってるよね、きっと・・・

なんで昨夏、この撮り方をやろうと思ったのか、
それは・・・花火をこれで撮ってみたかったからです。
ただでさえ幻想的な花火を露光間ズームで撮ったら、
もっと ファンタジー なんじゃないかと思って。
結局できなかったけど。
今年の夏は、チャレンジするゾー

ピント&フレームバッチリなのが、必ずしも “いい写真” とは限らない、
それが写真の奥深さですよね。