MOI部屋 in Blog

俺様的趣味ページ

M-2「小さな指」

2004-12-28 02:10:14 | MOI的メモリアル
小学校入りたての頃だっけかな。
俺は関西方面に住んでおり社宅が立ち並ぶマンションというかそんな感じの団地に住んでたはず。
そこの玄関の扉ってのが重い扉で出入りするのが結構大変だった記憶がある。
こんなのに手とか挟まれたらたまんねぇだろうなぁ・・・とか思ってたがな・・・。

ある時幼稚園時代からの友達のO君と小学校から俺の同級生で友達になったちょっと頭の悪そうなC君と
3人でうちの団地で遊んでいました。
スタージンガーごっことかしてたんでしょう、俺はもちろんジャン・クーゴ、
O君結構細身のいい男(小学生が何を)なのでサー・ジョーゴ、C君変なのでドン・ハッカ(w。
でも文句を言わないでごっこをしてたのだろう、団地の公園で破壊をつくしていた3人。
おやつの時間だったので俺んちに行くことになりました。

俺とO君は幼馴染なのでかなり中がよかったんです。
気がとても合い行動も足が乱れることなく一緒に動きました。
二人ともなんか違和感を感じるんですよ、そう、C君です。
なんかボッケら~~としてトロいんです、俺ら3人で動くと一歩遅れてのたのた付いてくるのよ。
俺たち二人は思いました「こいつ邪魔だ」(今考えると鬼だよな)。
そもそも呼んだ訳でもないのにこいつはその場にいたんだけどね。
「砂場に置いていっちゃおう!」おやつを提供する側の俺としては自分らでC君のおやつを
分けて食べてしまおうという算段でした、O君ももちろん同意し乗ってきます(こいつも鬼)。
特にO君はクラスが違ってC君には義理も友情も何もありません、放置万歳だったことでしょう。
俺こそがC君の味方をすべきなのだが・・・言いだしっぺなんだよね(汗。

んでC君が砂場近くの滑り台に上ったのを見計らって俺ら2人は滑り台の影に隠れました。
ボケてるC君は滑り台の上で笑いつつ降りてきます、降りてきて他の2人がいないことに気が付きます。
「MOIく~~ん、Oく~~ん、どーこー」みたくとろい喋り方だったと思う。
顔は糸目で年中笑顔で欠けっ歯な辺りが特徴だったどこかお多福なイメージなC君。
今思うとかなり可哀想なことをしたと思う、逆の立場なら彼はこんなこと絶対断っていたろうな。
俺がC君の立場なら泣き喚いてその他二人に殴りかかってたはずだ・・・。
そんな幸せないい人を絵に描いたイメージなC君が団地の反対側を向いた瞬間
俺は家の入り口方面にダッシュしました、O君半歩遅れてついてきます。
もちろんC君気が付きません団地の壁際までダッシュした俺たちは影からC君を見守ります。
気が付いてないC君が面白いので2人で観察してました、すぐに帰れば計画成功だったものを・・・。
ニヤニヤしながらC君を見てると突然C君が振り向いたんです、いつもの彼ならノソ~っと振り向くのに!。
やべぇ!気が付かれた!、というかきっと俺ら追われないと面白くなかったんだろうな。
仲間はずれにされたことも気が付かずC君はもったり走ってきます。
俺とO君は足が速いほうだったんで追いつけないのも無理はないがC君があまりに遅いので
団地入り口の水のみ場で休憩、息切れが収まった頃C君が団地横を出てきました。
そこで俺は更に残酷な仕打ちを思いついたんです。

家の玄関直前まで引き付けて締め出しちゃえ!さすがのC君でも悲しい顔するぞと。

子供って残酷だよネェ・・・よくもまぁそんな残酷なことを思いつくもんだ(俺だろ。
O君も我らの友情に煽りを入れたいようで大賛成、あいつは要らないの一点張りです。
結局水のみ場で3人集まってしまいます、C君ニコニコしながら「楽しいネェ」状態。
俺とO君目で合図しながらタイミング見計らって階段にダッシュ!。
俺は自分ちの団地なので2段飛ばしでひょいひょい上がり一気に家の前まで来ます。
O君ちょっと階段が苦手なのかもたついてます、なんとC君O君の後ろに迫ってます。
俺は慌てて扉を開ける準備をします、この扉重いからなぁ・・・。
かーちゃんにばれたら怒られること必死なので静かに事を行わねばならない。
俺は音を立てないように扉を開けました、体をはさみ閉まらないように固定しO君を待ちます。
O君は階段を上りきったようでC君はおにごっこと勘違いしてるのかO君の手をつかみます。
O君計画が丸つぶれになるのを恐れ手をつかまれたまま扉に向かってきます。
俺は早くO君を部屋に引き入れないと!と思いO君の手をつかみ部屋に引き入れます。
O君はC君の手を振りほどくため手を必死に振りますがなかなか振りほどけません。

その時団地内に強風が吹きました。

バターン!

俺とO君は家の中で何が起きたのか状況がつかめません。
うちのかーちゃんが「何今の音!!」って台所から駆けて来ました。
扉が閉まってます、家の中には俺とO君だけいる模様
O君の手を引っ張り合ってるうちに風で扉が打ち付けられて閉まった音かぁ・・・。

「ァァァ・・・・」

??なんかうめき声って言うか泣き声が聞える???
C君かな?まぁ扉厚いし聞えないだろうなぁとか軽く考えます。
俺ら2人は気にしないで家の中に入ろうとしました。
かーちゃんおやつちょーだぁ~~・・・・と母親を見ると
視線は俺らを見てません、玄関を開けようとしてます。
こ、これはまずい怒られてしまう、仲間はずれなんかして他のばれたらおやつどころではない。
でも現実はおやつどころの騒ぎではなかったんですよ。

「何なの!!この血は!!あんたたち何してたのぉ!!」

そしてそこには小さい肉片が落ちてました。
C君の指です。

もうこうなると俺ら二人は泣いてわめくしかできません。
見た光景がそれだけでその後のことは俺もよく覚えてません。
救急車が来たとは思うけど家の中でO君と二人で泣き喚いていた記憶しかありません。
夕方うちの母親はC君の病院に行きご両親に誤りにでも行ってたのか食事の用意もありません。
泣き止んだ俺はO君も親に連れられ帰ったその家で事件のあとを見てました。
玄関は血だらけでC君の指と思われたものはもうありませんでした。
玄関でうめき声を上げていたC君の顔はどんなんだったのだろう。
あの取れてしまった指はくっ付くのだろうか、C君の指は生えてきたりしないんだろうか。
血の後は朝になっても残ってました、母親はその日からその話はしなくなりました。

次の日学校にC君は来てませんでした。

O君もショックでC君の話には触れずにいた。
自分たちのしでかしたことの大きさはかなり子供心ながらにトラウマになっていることだろう。
現実今でも俺は巨大な扉や重量のある扉を見ると指の落ちていた玄関の光景を思い出す。

事件の日から数日後うちにC君とその母親が顔を出した。

どうやら相手の親は子供同士のじゃれあいなのでそんなにご立腹ではない様子。
ただうちの母親が頭下げているのは記憶に残ってる。
その横で俺はC君の顔も見れなくずっと下を向いていた。
でもC君はいつもと同じお多福顔でニコニコしていた。

「指~取れちゃった~けど~くっついたよ~まだ~動かないけど~ほらぁ」

いつもの調子で哂いながら包帯巻いた指を見せてくれた。
くっ付いたんだ、俺はC君の指をちょっとだけ触らしてもらった。
包帯には血がにじんでいる、そんな状態で平気な顔しているC君が凄いと思えた。
指が取れたのに、俺らが指を取っちゃったのに、ニコニコ話してくれるC君がでかく見えた。

「また追いかけっこしようねぇ~」
その日帰り際にC君が言ってくれた。
俺は「ごめんね」としか言えなかった。
でもC君はニコニコしてるだけでなんで謝ってるのかも理解してない顔をする。

その後C君は学校にやってきた。
C君は俺が2年生の頃まで同じクラスで親友ではなかったがそこそこなかの良い友達で終わった。
C君は俺らが仲間はずれなどしていたと微塵にも思っていなく
結局彼に対しての仕打ちは俺とO君の中でのみ記憶されることになる。

その後、O君と俺はあまり遊ばなくなった。
理由は特にないだろうけど元々クラスが違うのだからC君の件は関係ないだろう。
O君はその後2年に上がる前にどこかに引っ越してしまった。
母親に聞けばどこに越したのか分かるのだろうけど聞いたことがない。
彼はその後C君に会えずに話もできずに気まずい状態で引っ越したのだろうか。
現在の彼も大きな扉や重い扉を見てC君の指のかけらを思い出したりするのだろうか。

会社でサーバールームの大きな二重扉を見てC君の指を思い出した。
落とし前つけなきゃいけないのは俺のほうなのに彼が何故指つめないといけないんだろうなぁ・・・。
でかい扉を見ると自分の指を挟んでみたくなったりするMOIだった。

M-1「俺の名はMOI」

2004-12-28 01:58:14 | MOI的メモリアル
---プロローグ---
俺は記憶喪失になった事がある(大マジ。

まぁ引くな、引かずに聞け。
東京に来て専門卒業後フリーターを2,3年していた俺様なんだが
その頃突然記憶が曖昧になってしまうのだよ。
自分の家の電話番号も実家の家の電話番号も忘れてしまうのだよ。
ちなみに自分の名前は覚えていて自分の今までしてきたこととか全て忘却してるという様。
今なんで昔のことが分かるのかって?だんだん思い出したからなのだよ(なんか怪しいけど。
ともかくその時期自分の過去の写真とか記録とか見ると新鮮味があった。
まるで自分じゃないかのごとく、これって俺なの?へぇ俺ってこんなことしてたのかみたく。
またゲームなんかには都合よく始めてやるゲームの状態で買ったあったものが全て楽しいのだ。
けどなんか気力がないみたいな状態になりしばらく自分取り戻しに必死だった記憶がある。

そんな感じで俺は再度そんなことになった時のためにメモリーを残そうと思う。
MOIのメモリーである、松崎しげるの代わりにSHOさんに歌ってもらうことにする(何を。

---プロローグ終わり---(大げさな

まずはMOIの由来だな。
小学校のときからの愛称から使ってるものでもあるんだが
「もいもい」はドラクエでも常に使っていたからな、そっちの方が馴染むであろう。
そしてその「もいもい」にもまた由来がある。
うちの親父方の一族は親族が集まると麻雀してたんです。
バーちゃんがとても麻雀好きだったのかなんだかで親戚が集まると麻雀大会でした。
そんな中ばーちゃんや親父の後ろで見ていた俺は壱索を痛く気に入ってました。
幼少時なので壱筒じゃないのかという突っ込みはナシで。
俺はそれを「むぃむぃ」と名づけたそうです。
2歳半くらいまでほとんど喋らなかったという俺の中で物心付く前の記憶にある言葉がそれ。
それを元に「もいもい」なんです。

・・・わざわざ説明するほどでもないって?いや由来は重要であろう(汗。

小学校のときは近所の勉強できそうな小太りのメガネっ子が(彼は後にビジュアル系バンドを組む)
俺のことを「もいしょ」とか妙な愛称で呼んできて定着、それを気に入る俺も俺。
年賀状に「ああめでたい、byもいもい」と一斉送信するくらい気に入ったらしい。
もちろん目上の人にまでそんな感じで送りお説教を喰らったのは仕方ない事である。
中学で何故か業界用語のゴトク逆から読まれ「しょいも」から発展し「しょり」とか呼ばれる。

たまにチャン付けで呼ばれるときもあるのでオカマっぽい奴に名前呼ばれた時は
もう「何番テーブルご指名です」状態です。
今でも田舎に帰るとそんな呼ばれ方をする時がある、MOI激赤面である。
高校入ってさすがに苗字で呼ばれるが中学から付き合いがある連中はそのまま呼んでくる(汗。
中学からの悪友でなんか高校入って偉くヤン化してしまった奴のクラスに
北斗の拳に出てきそうなアウトローな人がいた(仮にK君としよう)。
頭の色が緑に変貌した中学の時からの悪友(仮にM君としよう)があるときk君を遊びに連れてきたんです。
K君は見た目と裏腹にゲーム大好きでとても優しく気は優しくて力持ち肌な人でした。
Mも俺もかなりなゲーマーだったのでもちろん連れとなります。
俺はもちろん喧嘩が弱いのでK君によく助けられます、Mはよく俺に突っかかってきたのでしょっちゅう喧嘩です。
俺様喧嘩強いのに俺に本気で怒らない欲しいと思ったものでした。
そんな中K君は俺の「もいもい」というあだ名をいたく気に入ります。
理由が「だって可愛いじゃん♪」・・・その目の下にクマがあり人を目で凍らせる顔で可愛いといわれても・・・俺としても微妙な(汗。
そんなこともあり俺は「もいもい」として生活することになったのです。
そして学校を卒業し専門学校ではさすがにそんなこと知る人はいません。
まったりと普通に苗字で呼ばれて卒業していきます。
しかし、その後K君がうちの近所に住んでいるとの情報が入ってきたのです。
彼は東京に単身やってきて仕事場の寮に住んでいました。
会ったときの彼はとてもやつれていて大変な生活をしているようでした。
そしてやはりゲームにとても飢えていました。
ここでMOI君もちろんお勧めゲームを貸してあげます、スーファミの第3次ロボット大戦デス。

・・・彼はゲームに没頭して引きこもっちゃいました・・・。

まぁそんなこんなで再開を果たして酒飲んでたりした中で言われたんです。
「もいもいって名前捨てたらゆるさねぇからな♪」目がマジだったよ(汗。
酒飲んでる席だったので本人も覚えてないことでしょう。
でもそうか・・・そんなに大事な名前なのかと再認識します(思い込み勃発。

それ以来僕はこの愛称を愛してやまなくなりました。
自ら名乗るくらいにお気に入りとしています、ていうか他考えるのめんどくさい。
たまにMOIの後ろにAKGが付くがこれは専門時代のバンドの名前。
適当に音響科なのでマイクのメーカーでいいんじゃん?とかでつけました。
メンバーいわく俺が赤毛だったのでとのことだが不本意なのでそんな理由却下。
余談として赤毛と漢字で書いてカタカナのホモに読めそうということもあったりなかったり。

まぁそういうことで俺の名はMOIなのである。

解せぬ、クソオヤジの巻

2004-12-28 00:49:36 | MOI的日常
最近俺様はオヤジが妙にむかつく。
今更始まったことじゃないが親父の会社を撤退してから更に加速度的にむかつく。
そもそもあのオヤジは人を見下して話すんだよ、感謝の仕方も妙に「ごくろう!」系だし。
いまだにエリートの気質が抜け切ってないのか、細かい金にうるさくなってもエリートぶるし。
一般人と起こるポイントが違うしな、自分の言ってることを絶対曲げない、人を認めない。

おぃまて俺、よく考えてみろ・・・俺によく似てないか?(汗。

いやいやそんなことはない、俺は感謝し過ぎるほど人に感謝をするはず(そうなのか?。
すぐ謝るし自分に自信を持てない奴のはず(ナルシストで俺様最強じゃなかったのか?。
自分のことエリートだなんて思ってないしさ(道行く人々を愚民扱いするくせに。

・・・なんか俺も見直すところがあるのだろうか・・・(汗。

けど今日の一件は俺は悪くねぇ!絶対譲らぬ!謝るまで口聞いてやんねぇ(子供か己は。
俺様のカード散々利用しくさっておいて挙句の果てには返すからいいじゃんだぁ?。
それですむと思ってんのかぁ?えぇ?世の中借りたら利子っちゅうもんがあるんじゃヴォケ!。
とかいうのは悪徳っぽいのでまぁよいとして。

家出たら優しい言葉なんかかけてやらねぇからな。
パチの話も競馬の話もあわせてヤンネェからな。
大好きなMrドリラーもPS壊れたって直してヤンネェからな。
駐禁も二度と身代わりになってヤンネェからな。
でもきっと小ずるいオヤジは俺が断れないような状況にしてお願いしてくるんだろうな。



・・・つーかこのヒヨコサンダーはなんなんだろう(汗。
どういう使いどころをするものなんだろう、この絵アイコン。


「・・・つーかこのヒヨコサンダーはなんなんだろう(汗。
 


こんな感じだろうか?。

どうも顔文字の使い方も苦手な俺は絵文字は更に苦手らしいな
(更に間違ってるポイぞ。