今日は会社で自分のやっている事業の業績見通しの打合せをやりました。
もちろん毎週月曜朝一にやっているのですが、今日は自分の準備不足でしどろもどろに・・・(T_T)。
現状把握すら満足にできていなくて、午後に再度関連各位と打合せさせてもらいました。
今、自分のやっている仕事は非常に高いハードル(予算)があります。その予算は現状の見通しとの大きな差異があります。
そこで、上長の一言「この目標と現状の差をなんと言うか?」
自分は「ギャップ」と即答。
「それも合っているが、現実と目標のギャップを『問題』と言う。」とのこと。
なるほど。
で、「この問題を"解決"するのが自分たちの仕事だよね。」と。
逆に問題がないのならば仕事をしなくても良いと言うことです。
真理です。
(実際はさらに高いハードルを設定し直しますが。)
さらに「問題があったら現状を分析して、ひたすら"why"を繰り返す。」とも。
確かに、最近読んだ本で「なぜを5回繰り返す」ことで、品質を高めている企業があると見ました。
こういうことは仕事の初歩なのでしょうが、いつの間にか意識しなくなっていたりすることが多くあります。そんなこんなで、自分もいい年になりますが、日々勉強の毎日です。
今日、会社の帰りにたまたまこういう本を発見しました。
ソフトバンククリエイティブ発行、西村克己著「問題解決力1分間トレーニング」
ビジネスの問題解決について、60問のわかりやすい例題に4択で答えさせ、回答と考え方が解説されている本です。現在電車の中では新聞の購読と、簿記のお勉強があるので、隙間の時間に読める本をと持って買ったのですが、いきなり第一問がこれでした。
問題意識とは何でしょうか?
①問題を見つけても上司に報告しないこと
②意識して問題を発生させること
③自分から問題を意識しして見つけようとする気持ち
④何が問題かをきちんと認識すること。
※本書では複数正答も多数あります。
とのことですが、さすがにこれは③と④ですよね。
解説を見ました。
「問題とは期待値とのギャップである。」
あ、今日二回目ですこれ。
そして第二問の解説が「問題解決とは現実と基準のギャップを埋めること。」
これも二回目・・・。
実はまだその2問しかみていないのですが、目次と中身を少し見てみると、
第一章 日常での問題解決力を高めよう
第二章 「発散-収束」の発想法でクリエイティブになろう
第三章 代替案で問題解決を乗り切ろう
第四章 仮説思考で洞察力を高めよう
また「仮説思考」です。
第五章 情報の整理力を身につけよう
第六章 ベストプラクティスに学べ
第七章 コミュニケーションの相性を見抜いてストレス解消
とあり、日常のありがちな例題に思考法やフレームワーク(ツール)活用などの解説がついた、基本を思い出すにはなかなか良い本でした。
難しい言葉を並べていないので、正直若い人向けかなあと思いますが、「問題解決力」に課題を感じている人はまず読んでみてはいかがでしょうか。
さらにフレームワークを実践したければ、より詳しい本を読んでみればよいと思います。