
…では、説明が少し長かったので、アントワネットとイブ=ミロクの翠さんについて、主な共通項の要点のみ、まとめます (追補した部分もあります)
1. 初めての場所への転入
アントワネット→途中の国境近くの仮宮殿で母国オーストリアの服、持ち物を全てはずし、フランスの服や持ち物に取り替えた (フランス側の要望で)
母国の品物は一切、持ち込まないしきたり
オーストリアの波動を持つ身の回りの物を、フランスの波動の物に取り替えた
=翠さんの場合、12才の頃、アダム=キリストの霊が来て、彼女の幽体の波動を一段階下げて変えたので、ルーズになったり、しつこくふざけたりする時があった
アントワネット→フランスへ行く前に仮宮殿に滞在
ここでお供とは別れた
=翠さんは新しい住まいに引っ越す前に、都合で親戚の家にしばらく下宿した
(両親は、まだ今までの家に残っていた)
2.対人トラブル
アントワネット→嫁入り早々、デュバリー夫人を無視したので怒らせ、しばらくみんなから問題視される
翠さん→転入早々、同学年の人とトラブル、失礼なことをしてしまったので相手をとても怒らせた
しばらく噂になっていたようだ
3.夜ふかし
アントワネット→子供が生まれるまでの数年間、毎夜仮面舞踏会や賭博に熱中し、朝帰りもよくあったそう
翠さん→既述の理由により、アダムが術で彼女に、早く寝ないように強い暗示をかけたので、以後今までずっと、夜ふかし癖が続いている (学生当時はマンガを読むのに熱中)
4.引きこもり
アントワネット→お気に入りの人達と、プチ・トリアノン宮殿にある擬似的な田園と田舎家で過ごすことが多くなり、他の貴族は疎外されていると感じる
翠さん→親友とそのグループの4人ほどとだけつきあうようになり、他の人とはあまりしゃべらなくなる (コーラス部に所属し、その人達数人もいて、そこでは楽しく過ごしていた)
5.なりすまし
アントワネット→首飾り詐欺事件で彼女にそっくりの人物がおとりに使われた
アントワネットは裁判に訴えたがプライドが傷ついた
翠さん→自己嫌悪から、母のような正反対の性格の人間になろうとして失敗、挫折して、理想が何も持てなくなる
(アダムが彼女がそうなるように、気で操っている)
6.革命による圧迫
アントワネット→それまでのつけを払うかのように、不幸が押し寄せる
家族での国外脱出はうまく行くかに見えたが、失敗して連れ戻された
以後地位の剥奪、家族や親しい人々との別れ、精神的な負担の増大
翠さん→アダムの術で、食事時に吐き気がするようになり、人前で笑顔で隠すのに苦労する
外食を避けるようになる
卒業時に、本来の自分らしく戻ろうと決め、万事解決かと思われたが、吐き気が治らない
以後日に数回、憎悪や妄想が短時間ずつ浮かぶようになり、心で打ち消そうと戦う日々 (アダムの仕業)
母や友人に対して心を打ち明けず、半ば孤独になる
自分はノイローゼだと思い込み、治し方がわからないが、いつか治ると信じることにする
7.気概を取り戻す
アントワネット→裁判では堂々と自己弁護するが、有罪を宣告される
落ち着いて処刑される
翠さん→アダムの妄想の術に追い込まれ、とうとう死に物狂いの覚悟をして、母に相談を決意
すると、アダムが訓練に合格したとして術を解いてくれたので、急に目に見えぬ圧迫がとれ、楽になった
…まあ、わりと心理的な経過が似ているでしょ?
その後翠さんは、自然体に戻れたし、吐き気もいつのまにか治っていた
様子を見ていた母は、(この母は、前に述べた通り、アダム=キリストの大きめの分けみたまであり、非常に聡明で人徳者で、直感にも優れている
彼女は翠さんを無事生んで、正しい倫理観と合理的な物の考え方と、自由な発想を植え付ける役目があった
ただし神様により、彼女はわざと半覚醒にとどめられていた
なぜなら、娘の翠さんがアダムの霊から訓練を受けていることに気づけば、母はきっと心配して止めて、娘を助けようとするからだ…
それでは翠さんの訓練にならない
だから、神様はこの時期、母には主に近くに住む両親の介護という重責を担わせ、多忙にさせておいたので、母が翠さんの落ち込みに気づくのが遅れた)
…娘の様子を見ていた母は、何かとても行き詰まっていた物事の障害がとれたと感じ、まもなく彼女に、習い事に行くことを勧めた
そこで、いつもなら断る翠さんだったが、すぐに行く気になり、文化教室などに参加して、作法やお茶、お花を習い出した
特に作法とお茶は気に入った
どちらも、合理的な法則があると、わかったからだ
…やがて慣れてくると、料理教室や短期のアルバイトにも行った
こうして、やっと母子は苦難を抜けたのだった
最新の画像もっと見る
最近の「スピリチュアル」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事