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氷月神示 他の暗号解読編 378

国之常立神より皆様へ

さて、翠さん(=イブ=ミロク) の語りも、佳境に入ってまいりました
もうすぐ、終わるしな、
そうしたらまた、わしの「ヨハネの黙示録」の暗号解読に戻るし、(こう言うとかんとな、わし、忘れ去られるし、)
それまでおじゃま虫にならんよう、黙ってるわ、
では続きをどうぞ、

翠:
はい、
…それから何年経ったか、ある日のことお釈迦様はお弟子達を広い室内 (お堂?)に集めて或るお話をされました

「人が見ることのできない大木のてっぺんでも、小鳥なら見ることができる…
しかしその小鳥も高い空の雲の上までは昇って見ることができない
この私も、悟ったことを生涯かけて、できる限り伝えていくつもりであるが、やはり世の全ての人に悟ってもらうにはあまりに生の時間が短すぎる…
…弟子のあなた方は将来にわたり、学び自己研鑽を積み、私と宇宙の法 (ダルマ) から得たことを、人々へ教え広めてくれると思う…
それでもどうしても難しい部分については、私は…今から言っておく」
とおっしゃり、辺りを見渡して、
「…この中に、未来に私の後を継いで仕事をする者がいる…ずっと気の遠くなるほど先、そう、…56億7千万年後だ、」
とおっしゃった
私たちは皆、顔を見合せ、驚いた
「ずいぶん先だな…」
と口々につぶやいた
「誰だろう?そんな事をするのは…」
私は後ろの方で、少しのんびりとお話を聞いていた
お釈迦様は、
「…その時代に私の弟子の1人が生まれ変わる…
彼が、私が救えなかった残りの者全てを救い出すだろう…これが、天命だ
そうすれば、世界は喜びに満ち、悟りを開く者が大勢現れるだろう
苦渋の日々は終わり、皆みなが手を取り合い、幸せに暮らせるようになる」

そんな日が来るとは、どれほど良いことだろう…
生老病死への恐れから離れ、みんなが安心して宇宙の法 (ダルマ) に従い、和気あいあいとして過ごせる日が来るというのかーー
私は聞きながら、そのようなことを考えていた…

お釈迦様は続けて、
「輪廻はやがて不要になり、人々は永遠の安心が得られるーー
皆が私利私欲を離れて互いを思いやり、母国の者にも異国の民にも同等に接することができる
互いに物を仲良く分け合い、慈しみ合い、不信と争いから解き放たれ、真に自分たちが天の意のままに生かされていることの幸せと喜びを実感するであろう…」

「お釈迦様、その仕事をするのは、一体誰なのですか?
もう、ご存じでいらっしゃるのですか?」
と前の方の誰かが聞いた
すると、お釈迦様は水平に前方を見て、
「その者になら、自分でわかるはずだ」
とおっしゃった
そして、
「皆みなが幸せになるために、恵まれた世を実現するために、いかなる障害があろうとも、その者は、たとえどんな困難をしのいでも、やり遂げるであろうーー、」
その時、私は思わず前へ踏み出していた
そして聴衆の間を縫い、お釈迦様の方へと向かってずんずん歩いて行った
皆が何かと振り向いた
私は自分でもわからないが、気持ちがとても高ぶっていた
使命感がわいてきたのだ
私はお釈迦様の前までためらわずに行くと、立ち止まり、熱を帯びた目で見上げ、
「お釈迦様、どうか私をその者にして下さい!」
と叫んでいた

皆は驚いたと思う
それまで後ろの方で黙っていた私が、いきなり前に出てきて叫んだのだから…
大体、私は控えめな方だ
だから不思議に映ったかもしれないが、その時の私は何かにとりつかれたようになり、頭の中は真っ白だった
ただ以前、お釈迦様から霊のお祓いの技術を学んでいたので、何かに役立てそうな気はした…
この私でよければ、どうぞお使い下さい、という気持ちだった

すると、お釈迦様は優しい目で私を見下ろして、
「いいか、メッテッヤ
道は険しいぞ」
と言われた
「お気持ちのままに、」
と私は頭を垂れた
そうして、皆が黙って見ていてくれたので、私はまた、後ろの方へと引き下がった…
後で大胆なことをしたな、と思ったがまちがったことをしたとは、思えなかった
私の中の何かが、叫んだのだ……奥底にある何かが私の背中を押したのだ……
お釈迦様は私の申し出を拒否されなかった
もし、私が分不相応な事を言ったのなら、お前にはまだ早い、とかもっと修行してからだな、とかたしなめておっしゃったに違いない
しかし、認めて下さったようだった
嬉しいと同時に、そのようなはるか未来に、本当に自分にはやることがあるのか、と思うと身が引き締まり、かといって何度転生を重ねたらそこへ行き着くのか、想像のしようもなかった
他の人達も、呆れたり感心したり驚いたり、いろいろだと思うが、つい百年先とかではなく、茫漠たる未来の話なので、私が適任かどうかも、論評のしようがないのだろう…
そして56億年も先なら、私もどうにか転生のたびに修行して、お釈迦様ほどではないが、少しは悟って、何かしら良いことができるのではないかと思った

















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