氷月神示 金桃 その1046

クニノトコタチノ神より皆様へ

アダム？のイメージが変わったかもしれませんネ
もっとも、彼は有史以前から天界に存在する大きな幽体なので、これが本当の素顔、地の性質や
(…と私は思ウテまス)
彼がたまに地上に人間として生まれた時は、顔も違うシ、与えられた使命の役を演じていまス
…だから、多少地の性質を抑えめの時も、あるわけです
謹厳実直に振る舞ったり、釈迦の時は最初神様に丹田を封じられていテ、それで悟りたくなり苦しんで、やっと悟れた瞬間に神様が彼の丹田の封じを解かれたので、彼は後に自分がアダムである事を思い出した……
だが生涯、彼は自分がアダムであることを人には明かさなかった
なぜなら、一般の人でも心の修行をすれば悟れるというお手本になるためです
自分が特殊な能力を最初から持つ魂だと明かすと、みんなが真似しなくなりますからね
(という私共の説ですね)

…ところで、先ほどのサタン退治の説明で分かると思いますが、アダムのような天界の者は、良い事のためなら恥も外聞もなく、体面を脱ぎ捨てて悪い役を演じたり、アホウになったり、策略に合わせた変身や演技ができるのです
彼も私も霊(幽体)であり、確固とした自分の存在への自信を持っていますから、(自分は不滅の魂で大きな神とつながっているという信念がある) 人間の誰にどう思われようと、自分が揺らぐことがありません
…だから、わしら人の役に立つなら、人助けになるなら、喜んで平気で自分を差し出し、損な役も引き受けるのです

…それと、うそも方便と言いましテ、神様も我々も良い目的を達成するために必要なら、時として嘘を用います
それは演技、芝居であったり、しばらく事実を隠したり、他の似た言葉に言い換えたり、あるいは全く違う方向を指し示す時もありまス
…よく手品師が使う、あっちあっちと違う方向を指し示しておいて、その間に大事な事を成し遂げるというね……
アダムがいかにして長年、いろんな神仏の役を幽体で演じ分けてきたか、又サタン達の間で時折偽のサタンのリーダーを演じてきたかを理解するには、例えば幽体での早変わりや、気でできた物の変形とすり替え、錯覚等のテクニックを用いるので、
アニメの「トムとジェリー」にあるキャラクターの自由自在な変形シーンや、すばしこい動き、又上手な手品師のテクニックを想像していただくと、よいかもしれません
ともあれ、神様や天界の者は本来は嘘が嫌いですので、目的を成し遂げたら、それまでの嘘や仮装は解いて、皆様に真実を申し述べたいと思ッテおりまス