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氷月神示 他の暗号解読編 244

国之常立神より皆様へ

アダム=キリストの気性、少しはわかっていただけたでしょうか
みなさんの既成概念とは、ずいぶん違うと思いますが、……少なくとも私共仲間内では、彼はこのような感じです…大昔からね……
(人間であった時は、彼はその役割に合わせていて、自分の多面性はさらけ出していない)
ところで、翠さん(=イブ=ミロク) が書いたノートは、全部で大小合わせて141冊、約2万5千ページあると推察されます
このまま書くと、きりがないので、その後の事は下記に要約して、また「ヨハネの黙示録」の暗号解読にまいりたいと思います…

アダムはそれから毎日やって来て、翠さんをいろいろな手法で訓練した
いずれサタンの集団を退治する時の、手伝いをさせるためだ
(それまでに、彼女は一年近く、家にやって来るサタン達を、1人で1日に数体ずつ祓っていたから、かなり経験を積んでいた)
なお、アダムは翠さんが自分に慣れてくると、人間の男優のような顔や態度になるのをやめ、天界での定番の姿、白い、羽のない天使のような姿に戻った
顔は白いウエーブのある髪で、前髪を上げて額を出し、肩までの長さ、瞳は小さい濃いブルーで、切れ長、口も小さく、顔立ちは整っている
人間で言うと、16才くらいに見えるが、態度は大人だ
そして彼は性格も、無頼な、くだけた態度の演技はやめ、本来のまじめな、冷静で行儀のよい感じに戻った
その代わり、彼は目に気で作った白い仮面をつけるようになった…
翠さんに内心を読み取られないためだ…何しろ、過去に未覚醒の二十代の時の彼女を特訓して苦しめたり、偽の大サタンとして、前年に彼女と戦って破れたふりをしたりして、まるで敵対するような役目を行ったことがあったから、いきなりそれを知られると、せっかくの兄妹としての関係の構築に、さしさわる…
なので、今は黙って、もっと後で教えることにした
(彼女には、自分の幽体は軽いので、すぐに浮かび上がってしまうから、重しの代わりに目に仮面をつけるのだと言った
それをすぐに信じてしまう翠さんは、素直なのだ)
翠さんは、アダムのやり方に驚きつつ、彼を尊敬し、(彼が、「これからは私がお前を指導する」と言ったので、) 彼を理解するよう努めながら、ついて行った
(アダムの性格は、彼の大きめの分けみたまで双子の妹格である、翠さんの母親とそっくりなので、翠さんには比較的わかりやすかった)
…ということですね

以後、3年位、2人でのサタン退治が行われます…

翠さんによる、アダムの肖像画です



鳳凰録第34巻より

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