…では、翠さん(=イブ=ミロク) が子供の時に書いた未完の物語に、どのような未来の運命の暗示が隠されていたのか、見て参りましょう
レーマン公爵の処刑や母の病死
=翠さんが頼りにする大好きな母と、いずれ精神的に引き離されること
翠さんの母は、既述した通り、アダム=キリストの大きめの分けみたまで双子の妹格にあたる
ミロクを産み、正しく育てる義務を負っていた
(ただし本人に自覚はない 丹田を半分封じられているから)
母は大変聡明で人徳もあり、直感に優れたリーダーシップのとれる人であるが、ふだんはでしゃばることを好まない
みんなが困っているとやむなく助けに出てくるタイプ
分析推理力、問題の解決力、洞察力があり、反抗的な者に対しても公平に見つつ論理的に説得してしまう
だが彼女がもし完全に覚醒していると、翠さんの運命を見抜き、危ないと助けようとするので、神様はわざと母を半覚醒のままに置き、アダムの霊が十~二十代の翠さんを精神訓練するのを妨げないようにした
そして、アダムは翠さんが12才の時から気の術で次第に惑わせ、怠けたり高慢にさせていき、自己嫌悪へと導いた
彼女が18才の時、強い術で母に頼りたい気持ちを引き離した
それで翠さんは以後、困っても母に頼らず自分で解決しなければと思い込み、アダムの術中で妄想や疑似憎悪、吐き気を押しつけられて死ぬほど苦しみ、数年間耐え抜くことになる
そして彼女は外では悩みを顔に出さないようにし、人に心配をかけまいとした
(26才頃、アダムがもういいだろうと術を解いたので、彼女はようやく自分を取り戻せたが、それでも母には苦しかった内容を恥じて打ち明けなかった
母は心配していたが、黙って見守っていた)
翠さんが悪人の気持ちを擬似体験し、一人で解決することが必要だった
なぜなら、将来ミロクとして覚醒した時、邪霊やサタンの苦しむ気持ちを心から理解しないと祓えないから
また、心霊現象を人に話すと信じてもらえずお祓いを邪魔されるので、どんなに苦しくても何も話さず、一人で解決する癖を身につけることが必要だった
そのようなわけで、姿を見せず指導するアダム=キリストの霊は、イブ=ミロクの翠さんの魂の兄でありながら、冷酷に特訓を行わねばならなかった
レーマン公爵や父王が濡れ衣を着せられること
=善人が悪人の汚名を着る
これは翠さんがアダムの術で自分本来の性格でない行動を時々とらされ、自己嫌悪になり、
さらに妄想や人への擬似的憎悪を (毎日数分だけだが) 持たされて、
自分はとんでもない悪人なんだと思い込み、長年苦しむことを表している
(アダムは数年後術をゆるめたが、悪人がなかなか善人になれない苦しみを翠さんに味あわせるため、その後も約20年間、時たまごくゆるい術をかけたので、彼女はノイローゼの後遺症と思い、できるだけ気にしないようにしていた
48才で覚醒した頃、ようやくアダムは術をやめた
翠さんが神様から事情を知らされ、自分は悪い人間ではなかったと自信を取り戻したのは、50才頃だった)
ミロクも大変なんですよ
みなさんも、人生にいろいろあると思いますが
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