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氷月神示 他の暗号解読編 94

国之常立神より皆様へ

翠さん(=イブ=ミロク)は、根気のある性格やサカイ、また見えない指導霊 (ほんとはアダム=キリスト) から、いつでも冷静にお祓いするヨウニ訓練でしつけられテいたかラ、時間がかかッテモ淡々とお祓いに取り組んでいた
正座したまま念じ、丹田から白い気のもやの塊を出しては可能な限り、素早くその邪霊を包もうとしたが、最後の瞬間にすき間からいつでもするりと逃げられる
(おかしいナア…他の邪霊とちがう…)
だが焦りは禁物だった
慢心、油断、焦り、これらは自戒してしないようにしていた
自分のやっていることを、決して人に話すな、お祓い中は人に悟られぬよう、声を出すな、
自分を特別な存在と思うな、ただ相手を救うためにやれ、自分の利益のために術を使うな、
…など、数年間沢山の (約800体の) 邪霊を祓ってきた中で、アダムに教えられていた

話は戻るが、彼女は本格的に邪霊のお祓いを始めた頃、(アダムが彼女の家へ邪霊たちを追い込んでは、訓練を兼ねて祓わせていた、)
安倍晴明を主人公にしたコミック、「王都妖奇譚」(岩崎陽子作) を見つけてハマり、熱心に読んだ
晴明がクールな美青年に描かれており、その冷静さ、賢さ謙虚さに惚れた
そして、物語のクライマックスで晴明が、元兄弟子で復讐の鬼と化した術師が地獄の深い暗闇に落ちるのを、とどめ救おうと、命がけで対決するシーンがある
決してあきらめない、絶対に救うーー!と晴明は叫び、落ちかけた兄弟子の手をつかんで離さなかった
自分も共に落ちるかもしれないのに
結果、改心した兄弟子は傷ついて気を失った晴明を抱き上げて、安全な場所に降り立った
しかし、兄弟子の方はずいぶん傷ついていたので、横たわって「死んだ」のである
(亡霊だったから姿が消えて昇天した)
これらの場面を見て、翠さんはマンガ「トーマの心臓」で、最初にトーマ少年が、一級上のユーリが自分に絶望し、冷たい心になってしまっているのを救いたいと、高所から身を投げるシーンを思い出した (絶対にまねしないで下さい、するわけないヤロ、by大衆)
あれと同じだ……翠さんにはそう思えた
その2つのマンガのシーン、ストーリーは深く彼女の心に残っていた
(実は神様がそれらを読むように彼女に仕向けた)

今、彼女は不思議な黒い犬のような霊を相手に闘っていた
やはり、ただ純粋に相手を救いたいという気持ちからだけだった
他にできる人がいないようだから、私がやるしかない、そしてもしここであきらめたら、私がこの霊に乗り移られて気がおかしくなり、死ぬだろう…そんな覚悟もしていた
そしたら、残された家族はどうなるのか、絶対にそんなことはあってはならない、
彼女は この25日間、正体のわからない相手 (複数の導師の集団と思われたが、それはエディの偽装だった、) から毎回送られてくる様々な邪霊と昼間一人の時に闘い祓い、いつ終わるのか見当もつかなかったので、一時は疲労を覚えたが、又気を取り直して取り組んでいた
(家族には気取られぬよう、何もない顔をしていた)
そして今回、ようやくこの邪霊が最後だという気がしたので、絶対に決着をつけるつもりだった
…それにしても箸にも棒にもかからないというか、なんと巧妙に逃げ回る邪霊だロウ…

一方の大サタン、ベルゼブルを演じるアダムは、彼女をわざと翻弄しつつ、様子を見て、祓われるつもりだった
それが念願、数千年以上続いた彼の、とても嫌な忌避したい大サタンの芝居 (時々だけど、)の、終焉だからだ…
それを、周りで見ている他のサタン達に見せねばならない
かつてアダムはベルゼブルとしてサタン達の所へ行き、これからキリストの弟子のヨハネをだましてくる、と言い、天使の姿に化けて見せて、ヨハネの所に行った
そして天使の姿のまま、ヨハネに黙示録を語って書かせた
(その時に秘かにヨハネには、「私だ、キリストだ、これから言う通りに書くように、」と指示を与えておいた、)
そうして戻ってくると、サタン達には、ウフフ、ヨハネをだましてやったよ、あの預言は本当は神ではなく、我々サタンが勝つ物語なんだ、気味の悪い表現が出てくるだロウ、と言った
(天にいる四つの生き物の羽に目がいっぱいついているとか、屠殺された小羊に7つの目と角があるとか、アダムはわざと気持ちの悪い表現を入れて偽装をしておいた)
だから、我々サタンは団結して神や天使達と戦おうぜ、必ずあの予言通りに我々が勝つ、と言ってバラバラにいたサタン達を長年かけてグループ化し、後で祓いやすいよう、まとめておいたのだ…
そこでもし、親分のベルゼブルが予想外にこの女にやられたら、後に残されたサタン達は何と思うだろうか…
きっと混乱して、グループごとに逃げ惑うにちがいない
それが、アダムの狙いだった
そこで、魂の妹であるイブ=ミロクの翠さんをさらに覚醒させていき、自分は普通の姿で現れて、2人で協力してサタンをおびき寄せ、グループごとに祓って行けば、ずいぶん効率がよくなる……
一人で各サタンを追いかけ回してコツコツ祓うより、ずっと手間がかからないのだ
そういう、計画だった
だから、ここでベルゼブルは絶対に「死なねば」ならない

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