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氷月神示 白鹿の83 (=その983)

アダム(=シャルル又は○○○○)より皆さんへ

では、続きね
…私は自力で亜麻布をほどいた
そして、ヨハネが来ると、岩穴の内と外から協力して、何とかふたの岩を動かして少しのすき間を開けた
私は傷が回復中だったので全力は出せなかったが、幸い気の力で補助的な役割をした
…そしてすき間からヨハネの持ってきた荷物を受け取った
それは、頼んでおいた衣服の替えと、水の入った水筒だった
…私は元々少食なので食べ物はいらず、水だけ持ってきてくれと頼んでおいた
何しろ、背中は出血するし、一時はひどい有り様だったからね
身体の血は乾いていた
…そして回復が速いので傷がふさがりつつあった
「先生、おかげんはいかがですか」
ヨハネは心配そうに聞いた
「わたしなら、大丈夫だ。来てくれて、ありがとう。本当に、助かるよ。」
と、私はこう答えた。
ヨハネはあたりをはばかっており、もう暗いが誰か来ないか、警戒していた
私は、今日の内は誰も来ないのを知っていたので落ち着いていた
1つ、問題があった
私は水を飲み干すと、ヨハネに返し、(墓である岩穴に水筒が残っているとおかしいし) 頼みごとをした
…また、自分で亜麻布をまとわねばならない
復活の予定は2日後だったから、(それまでに傷を治す) 明日は寝ていればいい
だが、明日になればローマ兵たちが見張りに来て、穴の中を確認する
だから、私はもう一度亜麻布をまとって寝ていなければならない
私は着替えを丸めてそっと穴の奥の方に隠すと、自分で亜麻布をまといつつ、できない所はヨハネに少し手伝ってもらった
(岩のすき間から)
そして、今後の打ち合わせは先に済ませておいたので、私は礼を言うとヨハネがまた、入り口のふたの岩を動かして閉じるのを気の力で手伝った
…それから彼が足音も立てず帰るのを心で確認し、私は奥に設けられた石の台に戻り、寝直したが足元や手元、顔などの部分の乱れた布地を直して整えてから、寝入った

(という仮説ですね)

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