ミロクに関する予言のある「日月神示」に、「11月のギムナジウム」という作品に関する暗号が入っていた理由の
3.
二卵性の双子が出会って短期間で死に別れた物語の展開が、
近年、イブ=ミロクの翠さんと、双子の弟格の魂を持つ雄大君とが出会って離れた体験の展開と似ているから
2人が出会ったと言いましたが、至近距離ではなく、互いに数十メートル離れていましたかね……
数年前、雄大君が企画の仕事で、たまたま翠さんの住む地域の近くに来た
翠さんは、思いきって会場に行ってみた
すると、大勢人がいるし仕事中の彼に声はかけられないが、彼は神様に言われて、手が空いた時に、幽体離脱して側に会いに来てくれた
…それで、いつも幽体同士で話すのと変わりなく、一言二言、心で話せたのです…
彼は手の空いた時に数度来てくれたが、それ以外は直接会えなかった
翠さんは、ただのお客として離れた所から彼の仕事ぶりを見ていました…
詳しいことは省きますが、その時の場の雰囲気や細かいエピソードが、彼女が後から思い出すと、あの作品と似た点がいろいろあり、比喩的に合致していたのです…
まるで物語が、2人の小さな短い出会いを予告しているかのようでした…
最後に彼女が帰る時、雄大君はまた幽体で飛んで来て、駅までの短い道のりを送ってくれました…
丁度物語のラストでは、エーリクが、死んでしまったトーマを追悼しながら、友人と学校までの石畳の道をしんみり歩いていくシーンがありますが、2人にとってはそのように、名残惜しいものでした…
ということでマンガを知らない方にはわかりにくく、また2人を実際に知らない皆さんには想像がつきにくいことと思いますが、一応、軽くご説明させていただきました
さいごに
追加で4.の理由があります…
これは、翠さんの行く末と、トーマの行く末がどうも似ている、ということです…
トーマは「トーマの心臓」と「11月のギムナジウム」で、同じような性格や立場で登場しますが、物語のテーマは、もちろん違います
ただし、彼がどちらの作品でも惜しまれつつ死んでしまうことに変わりはない
その彼の運命と、翠さんのたどる運命が、おそらく似ている、ということなのです…
結論から申しますと、トーマは「11月…」では正体を偽って母に会い、その後まもなく肺炎でなくなります……
また、「トーマの心臓」では、好意を持つユーリに何度も忠告の手紙を書いたが開封されず捨てられ、とうとうトーマは死を選び、(ユーリが委員長として表面だけをつくろい、心を凍りつかせて生きていたから)
ユーリ宛の遺書を遺していきます……
どうか、人を信じて人間への愛を取り戻してほしい、という気持ちの遺書ですね
そこで翠さんとの類似点は何かというと、
❬1❭ 彼女は周りに自分がミロクであることを明かさず秘密にし、偽って普通の人のふりをしている
(=トーマは出自を秘密にし、双子の兄弟に変装して産みの母に会った)
❬2❭ 沢山の心霊体験や神様からお聞きしたことを、ノート141冊以上に書きとどめ、後世に遺して、いつか世界の人々が読み、神様やアダム=キリストのことを理解し、大切な伝言を受け止めてくれたらと、願っている…
(=トーマはユーリに遺書を遺したが、初めユーリはその意図を理解できず拒絶した
何ヵ月も経ってエーリクらにも説得されてから、ようやくトーマの真意を悟った)
彼女の書いているノートなどは、ある意味の遺書であり、今は世の中の人々に気づかれず、また読んでも受け入れられないかも知れません
が、未来にはきっと人々の目を開き、心を大きく揺さぶることになると、私は信じています…
そして、両方のトーマが周りにあまり語らず、黙って死んでいったように、翠さんもこのまま引っ込んで、いつしか普通に地味に、人生をまっとうするでしょう…
控えめな彼女にふさわしい、最期です
このように、トーマのたどる運命は、そのまま翠さんの運命に当てはまるかもしれない??ということです…
なお、「11月…」の物語の中でトーマは、いつもポーカーフェイスでいたのに、ある日激しく動揺し、まったく部外者のクラス委員に、様子がおかしいのを問われて、思わず自分の悩みを話してしまいます…
これなど普通はあり得ないことなのですが、翠さんと私共に当てはめると、身近な周りの人に彼女がミロクであることを大っぴらに話せない分、
我々は、翠さんの伝えたかったことを、代わりに見も知らぬ人ばかりの、このブログに来て、みなさんにお話ししている、というわけです…
その方が、遠慮なく、語りやすいですからね
また、周囲に余計な心配をかけないで済む…
非常に便利なわけです
翠さんは、「11月…」を読んだ当時中学生でしたが、トーマはかわいそうだが自制心があり、最後まで育ててくれた家族 (彼の祖父母一家) に、エーリクに出会ってからの悩みを打ち明けないで、迷惑をかけないよう淡々として見せ、我慢強いなあと感心し、真似したいな、偉いなと思いました
近年、自分が覚醒してミロクであるとわかり、神様から周りに何も言うなと止められてからは、彼女は自分は、周りにポーカーフェイスを貫いて、黙って死んでいったトーマと同じだな、と気がつきました…
彼女はトーマのそんな態度が好きだったから、それで満足なのです…
親しい人に言えないのは、多少、残念なことですがね
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