プラス思考

竜巻になって、周りを巻き込んで、上昇するのみ。

SMAP

2017-01-13 16:02:46 | つれづれ なること

彼らと同世代の私にとって彼らは空気のような存在でした。
共に思春期を迎え、青春を謳歌してきた。
彼らの歌には私のその時その時の思い出が記憶されている。
大ファンでも何でもないけど、彼らが居て当然の世の中で生きてきた
解散したからと言って私の生活に変化があるわけではないけど、
その存在が無いと思う度に溢れ出てくる涙。
流れる涙を止める事が出来ない。
それほどまでに浸透していたSMAPという常識。

ジャニーズの歴史を変えた存在。
いつかはSMAPのコンサートに行きたかった。
還暦を超えた頃にウチワを持ってキャーキャー言ってみたい。
そんな夢を語ったのは10年前。
かなわない夢となってしまったな。

誰も悪くない。


誰もが自分を一番に考えただけ。
SMAPの歪みは初めからあったよ。


仲居君
SMAP愛が強いと言われる仲居君でも自分が一番だった。
リーダーでありながら自分のやり方を貫いた為に、いつの間にかSMAPがグループではなくなっていた。
彼は連絡係でなければならなかった。
彼だけが全員と繋がっていればいつまでも続いたのに。
せめて携帯が普及し始めた頃から全員と繋がっていなければならなかった。
彼だけがプライドの高いキムタクに対等で居れる唯一の人だったのに。
若くて粋がっていた彼はそれをしないことが自分の良さだとしていた。
彼は一番大事なことをマネージャーに任せてしまった。
立場よりステイタスを重んじた。


Iマネージャー
グループを1つにまとめなければならない彼女もまた自分さえいれば何とでもなる。
と彼らに助言しなかったのか?
こんな騒動になってからもグループをまとめて、諌めて、導いてあげるべきだった。
自分を正当化してくれる彼らの流れを変えようとはしなかった。


木村君
キムタク人気が高まる事によって仕事が増えた事は事実だ。
当時のキムタクはとにかく最高だった。
たぶん、当分比較対象は現れないだろう。
そんなキムタクのバーターとして他メンバー各々に仕事が回されたと世の中の多くは思っている。
このことは当然、当人も強く思っているだろう。

たぶん、そのころから1対4の構図は出来上がっていた。
ファンは認めないだろうけど、ファンではない人間から見たら彼らのギクシャクした会話は痛々しかったよ。
常にキムタクが1人浮いていた。

俺が居なきゃSMAPは存続できない。
そんな思いがあったのだろう
あの人気絶頂の時にすらSMAPを抜ける事をしなかった。
彼もまたSMAP愛の強い一員だ。

今回の騒ぎになる前にキムタクが「事務所を移るなら、俺SMAP抜ける」って言えばSMAPは守られたのに。

ほとぼりが冷めた頃には森君のように
抜けてもまだメンバーだと言われただろう。
節目にはゲスト参加もあっただろう。
また1つ歴史を変える事が出来たのに。

なぜ抜けると言わなかったの?
お互い話もせず、ビジネスの為だけに存在するグループに何の未練があったのか?

奥方の後押しによる。という節があるが
私はそうは思わない。
あの狡猾な奥方ならば、事務所を移った事により夫婦共演が可能になる事を喜ぶはず。
早くその日が来ることを首を長くして待ってるはずだ。
誰もが認めるイケメンを射止めたのは自分なのだ。と公共の電波で自慢したいだけの女だ。
彼女は今もそれを強く求めているはずだ。
だから彼女が残留を助言したとは思えない。
キムタクはただ臆病だっただけ。
ジャニーズを抜けた事で潰されてきた所属アーティストを知りすぎたせいで
報復を恐れて去ることが出来ないのか?
それともJohnny's以外では君臨出来ないとわかっているから離れられないのか?
何れにしろ自分を一番に考えての答えだった。

キムタクの読みは甘い。
もう、時代が違うのだ。
SMAPは彼一人の影響力だけの人気ではなくなっていた。
その事に気づく勇気がなかった。


慎吾君
SMAP解散を回避したかった4人と解散を願った慎吾君
「解散するくらいなら俺がSMAP抜ける」って強情に切り抜けてくれればよかったのに。
そうすれば、10年、20年後の必ず訪れる後悔の時期に舞い戻ってくる道があったのに。
正論と反発と人情を武器にしてやさしい仲間を巻き込んで後戻りできない道を進んでしまった。
SMAP愛より自分を一番にした事。


キリストじゃないんだから自分が一番で当然でしょ。
誰も悪くないんだよ。