私は神棚にも仏壇にも「アーメン」と唱える。
これは偶像崇拝していないことの自分へのアピールである。
日本の八百万神は神（ヤハウェ）であると信じているし、ブッダも神に導く人であったのだと思うから。
この世は善と悪に分かれているのだとしたら、善が神で悪がサタンだ。
これは誰もが受け入れる。
では善とはなにか？悪とはなにか？
ほとんどの宗教の教えは人間の堕落した心や行為を悔い改め、道を示すものだ。
人を欲や悪意から解き放すための教えだ。
人を悪から解き放す事が悪の仕業だとは思えない。
善へと導かれた人たちはいずれ、遠からず神と出会う。
間違いない。
ブッダはこの世のすべての物に執着するな。と教えた。
これは、神を知らない民族への神からのメッセージだと思えてしまう。
悪へ落ちないように。
イエスが生まれる前に悪が蔓延しないように神が異邦人へ与えてくれた愛。
日本の八百万神はまさに、この世のいたるところに満ちている神の愛をその場その場で感じた民のあかし。
つまり、同じ神なのだと。
ヤハウェを知らない遠くの異国の民ですら神は愛を与えてくれていた。
何も知らない民はその場の何かに感謝し賛美した。
マリア崇拝とカトリックを弾圧。
神から離れた女神信仰をキリスト教に取り込む事で、結果的には女神崇拝者を神の元へ導いたと考えることは罪か？
清い心のまま子を宿したマリアを慕うのは偶像崇拝なのか？
確かにカトリックはマリアをたたえている。
しかし、神を信じ神の為に祈っているのは明らかだ。
偶像の先に神の存在があるのは矛盾してないか？
祈りの先に神があるのなら偶像崇拝とは危険な言葉だ。
これらを偶像崇拝と思うのはサタンの思考ではないか？
神は私たちが考えもつかないような方法で私たちを導かれる。
自分たちだけが正しい、あの宗教は偶像崇拝してると言い切る人たちは傲慢ではないか？
神の意外な導きを絶対に見落としてさない自信があるのか？