今朝は、腰痛がちょっと・・・・胆石??父は胃がんの手術と並行して胆石も取った。ら・・・・腰痛が消えたらしい。本当に・・・。だからヘルニアじゃないって言ったんだ。
腰痛持ちは寝転がって、反動つけて起き上がれません。放浪記の森光子女子じゃないんだから・・・・・。
で、やっぱり村上春樹さん、ノーノーベルでした・・・・。でもさ正直な感想を言えば『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』で、もし受賞したら・・・・。ハルキストども嬉しいか。
村上春樹はもう30年近く愛読してる。なんだこれはって思うものも確かにある。でも天才だと思う。表現も文体もぜーーーーんぶ春樹。it's 春樹ワールド。誰かが真似して書いても、誰も春樹っぽくもならない。
村上さんも分かってる。ノーベルを取るためには春樹ワールド前回の戦中戦後や天災をテーマにした物語を紡ぐことだ。でもハルキストはそういうのを望まない。それも絶対にわかってる。確信犯でしょうね。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年を読んで思ったことは、前半の容姿が変わるくだり・・・・。あれ必要なのかな?あれはファンタジーの部分なのかな?カフカのときはカフカ的なモノを探したけどない。で、多崎で出てくるこのくだり。いつもの騙し絵っぽい描き方は好きだったけど、あれで取っちゃ春樹が廃る。
久しぶりに羊シリーズ書いて欲しいなぁ。あれはニューハーフの夢子ちゃんに借りて読んだ。夢子ちゃんパン屋に慣れたんだろうか??ある日突然姿を消して、代々木公園の電話ボックスから「普通に戻って・・・パン屋になるの」って真夜中かけてきた。昼間のバイトで知り合って、夜の仕事もしていた夢子ちゃん・・・・。本名はとても男らしい名前だった。話し方はgenkingに似てる。で、借りていた本を譲り受けた。帰省する際に捨てたけど。
小説に蛍光ペンでいっぱい線が引かれていたから、古本屋でも売れません。何よりも文庫本にマーカーで印つける奴って初めてみたぞ(笑)。岡山から広島に家で同然で飛び出してきたと言ってた。春樹と言えば、夢子ちゃんを思い出す。源氏名にしてももっといいのあっただろう。短い夢だけど世界征服よりもパン屋を選んだ。
最近は西尾維新と森博嗣ばっかり読んでる。あとはスレイヤーズ・クロニクル書いてる人。西尾さんはアニメ、森さんはTVドラマ、後者は映画で。西尾維新さんの執筆スピードは半端ない。ドラマになる「掟上今日子」シリーズは昨年発表してもう4冊目。一つだけ分かる。創作意欲が強いのではなく、楽しいから書いているんだろうなぁ。ライトノベルのくくりの作家さんだけど特に物語シリーズは圧巻だった。京極夏彦さんの京極堂シリーズの時のような衝撃を受けた。文体も内容も違う妖怪(怪異本)本なのですがね。心模様を書かせたら日本一じゃないですかね。ちなみに池井戸さんや東野さんはあまり好みません。「」のセリフがあんまし好みじゃないから。まっ、人それぞれ。
今は西尾さんの物語シリーズの最新版「愚物語」を読んで、別シリーズの伝シリーズを予約した。忘却シリーズは一冊で満腹になったのでスルーしてます。本当に刊行数が半端ないので、作家のプロですね。
今現在、入院中のおいらの知らない父はとても元気です。術後の犬並みに・・・・。死と言う概念がない動物は術後でも元気。ダイスケ(メス犬MIX犬)を思い出す。
そうそう、父の身体の中にいる「何か」が驚異的なスピードで回復させている。それこそ怪奇小説みたいですけど、そんな印象。パッケージと中身が違う気がして違和感が半端ない。あのおいらをみるときの不思議そうな目の色。「あっバレてます!ペロ」みたいな目をしてる。回復させているんだから悪いモノではないのかもしれない。それに父の兄弟姉妹には「もっと生きたいのに何故死んだの?」って思うだろうなぁとした死に方をした伯父叔母が多い。あの生命力の源は、そういう想いからきているのかもしれない。
普通、流行り病と事故死で預けた我が子がなくなっても、また同じ親戚に子供二人を預けるのだろうか。ばあちゃんは神経が細いおとなしい人で身体が弱くて十人産んだ(笑)と言う。子育てが出来ない。ネグレクトではないか(笑)。
その次に預けられた子供が父と叔母。ばあちゃん側の本家筋。なんか複雑な心境になるねぇ。子供がいないからゆくゆくは養子になるはずが結局四人とも実家に帰されてる。兄弟姉妹は一様に変わり者だ。人を敬う言葉を持っていない。叔母で例えるとわかりやすい。
痩せてる女性には「あんた飯も食えんの?」キレイな人には「化粧してないとババアみたいの?」もたもたしてる人には「ああああああもうイライラする」
コンプレックスの塊のお言葉です。色黒で小太りで化粧しないで人に指図する。この男版が父です。
入院前日にケンカをして「ありがとうと思ってても言葉にしないと伝わらない。感じて欲しいとか他人を小ばかにしているのに思いあがるな、甘えるな。母ちゃんに立てつくな」と言った。すると不慣れな言い方でなんにでも語尾にありがとうをつけて話す父。
それがね、入院したらまるで人が変わった・・・・もう別人。別人格。誰かが憑依しているみたい。小さなことチマチマ言うのは毎度のことなんですが、時々火を噴くように吠えるんです。そう例えるならば飼い主に懐かない犬みたいに。豹変と言ってもいい。この人は医者と看護婦さんには絶対服従な人。医者を神様みたいに崇めてる。そういう人が看護師の女性に突然吠えた。お薬チェックを申し出た若い看護師さんに突然キレた。本来、絶対にありえないことだ。
ストレスとか手術への恐怖、焦りなんかじゃ絶対にない。手術して患部を取り除けば大丈夫と医者が太鼓判を押すともう一ミリも疑わない。そのあとの「転移」とか「再発率」とかまるで聞こえなくなる。ノンストレス状態で入院したのだし、病室に入ると荷物を取り出しクローゼットに収めたり、ハンガーがなかったので母に持ってくるようにお願いした。しかしベットに座った途端に目が座って、次に看護婦に吠えた。本当にビックリしたし、ビックリさせた。きっとカルテの隅っこにでもクレーマーのCでも隠語がついてるだろう。
だから非常に不快で肩が自然と重くなるので顔を出していない。霊が重みを増すとそれは危険信号なのだ。
で、別件。
新婚さんの元後輩が旦那のことで相談してきた。浮気とか・・・いいえ霊現象についてです。なんでも新居に越してから旦那の様子がおかしい。だいぶ前にお祓いするなら一宮がいいよって言ったのを憶えていて祈願に出向いたらしい。内容を宮司さんに話していると、したり顔(霊能者かどうかは不明です。おいらはじゃないと思うけど)で「祈願の間、このお守りを握っていてください」と肌守りを先に渡されたらしい。
おいら何度も祈願に行ってるし、神職さんに呪詛されてるって時も、このパターンは経験していない。すごいの憑いていたのかな。仕事のこととか知らないけど多分に仕事がそういう絡みを含んでいたんだろう。
で、その後は落ち着いたんですが・・・・・実はって話です。
何でも以前に飼っていたどの飼い犬とも違う犬が寝る時に体をすりすりしてくるんだとか・・・。視えるんかぁ。霊能者じゃねえか(笑)。神社に相談した方がいいかって話だったから、最近やって効果抜群の炭で結界を伝授しました。これはかなりのノーリスクハイリターンです。だから、家に入れないマガモノが入れ物探して父にくっついていったんだろうと思います。いま我が家はとても清々しい。父がこういう状態であるにも関わらず。ただ姉は辛いみたい。霊能者さんに「これからカンが鋭くなる」と断言されて、それ以来必死で拒否してる。カンなら受け入れていいと思うけどね。おいらみたいにコンディション次第でらんげする力ならば振り回されるからイヤだけど。
昨日の瞬間冷却殺虫剤で死なないハイブリッドなムカデちゃん。あれにはまがまがしさを感じた。とにかく呪う神主が成りすましていた別の神社さんは虫関係だったのです。今回も成りすましですね。・・・・昨年なんて友達のやってるセレクトショップで雑談してて、突然人の視線と寒気を感じたので横向くと、ガラスに呪う神主がおいらの代わりに移り込んでました。見間違え??そりゃあありません。向こうはチビで痩せの白髪猿。体重はおいらの半分くらい。さすがに力は上なんだと思いましたね。
身体のどこかにふたか栓があって、それが抜けたように精神から「何か」が出ていったと気がすると書きましたが、ずっと見張り番がいたんだと思いますよ。机に座ってパソコンいじっていると、左後方から誰かが覗きこんでいるのがわかりましたもん。肩に両手をかけて。。その重みで生きてる人だと思いました。だから呪う神主、昼間は腑抜け同然だったんじゃないですかね。あんだけ生き霊を飛ばしていると体持ちませんもん。
だから成りすましする。それも蠱毒っぽいやり方(朝鮮の方のブラック魔術です)。いちばん嫌い系です。虫全般苦手ですから・・・・。
会社辞めてもう無関係だしと3月くらいは思っていた。それが四月以降、全盛期に呪われていた時よりも強いモノが我が家を取り囲んだ。もう恐怖しかありません。家の中に数十人いる。生き苦しいんです。圧迫感も半端ない。それは父母両家の未成仏や近くの岩盤に取り憑いていた海で亡くなった人らの念だと霊能者Mに言われましたけど。キツネとか修験者、忍者、ゴンゴンバー(これわかりません)・・・・おいらには呪う神主Nの成りすましとしか思えません。魔術って、時と場所と作法です。強い霊能力があっても、それは無尽蔵ではありません。相手を呪い縊り殺す力がもし存在しても、その場合は術師も命を落とすことがある。簡易に設置した祭壇でもいいでしょうが、彼には社もあって装束もあって祝詞もあって詠唱も出来る。サイボーグが呪詛をしているようなもの。パワーブースターを持っている。それに無関係な誰かと誰かを競わせたり闘わせたり呪い合いをさせるのだから、本人にかかる負担も少ない。実に効率がいい。おいらの場合は元上司だろう。最後の方は気がふれてました。超常識人が尋常じゃなかったですから。それに元上司は疚しさとコンプレックスの塊でもある。そういう人間は扱いが簡単でしょ。漬け込みやすい。おいらが表の世界で利用しなかったのをありがたいと思え。元上司に取り入った部下はでっち上げのたないない悩みを相談して、虚栄心をくすぐっていた。これはね、あなたの腹心の部下から教わった技です。相談される。信頼される・・・・。おいらの相談者は切羽詰まった者が多いし、恥ずかしいことも含んでいて必死だから、助言して上手く行くとその後は疎遠になります。本当はそれじゃいけないんですが、おいらを見るたびに過去の傷やその時の辛さや嫌悪した自分を垣間見るのなら来なくてもいいと思います。で、タイトな相談の際はスナック菓子を必ず要求します。「コンビニ言って菓子(もしくはタバコ)買ってからきて・・・」お礼を省略してやります。相談事は貸し借りナシがちょうどいい。
元上司は相談もしてくれない部下を嫌いましたが、ほぼ顔を合わせることがないので話す機会もない。電話で相談するって失礼でしょ。礼節も仁義もわきまえて接していましたよ。でも不満たらたら。一度だけ本人から直接言われました。「〇〇くんだけはワシに何にも相談せんが、あんた大丈夫かね?」思わず吹き出しそうになりました。大丈夫です。あなたに相談しても何も解決しないし、保身の権化のようなあなたには渡しの悩みや問題を解決できません。まっ、恋愛相談のプロみたいに言っていたが、アンタよりはプロだぞ。若いころはお水やってて、当時からホステスやキャバ嬢や風俗の女性やヤーさまの恋愛相談を受けていたからね。素人から玄人から一般全般。それに呪い神主の甘言さえ見抜けないおっさんにねつ造した恋愛相談をする気もありません。時間の無駄。心の無駄です。
で、こういう性格は相手に気づかれるのか、悟られるのか、社内のごたごたも耳に入ります。ですが、それらを巧みに利用はしません。そんなあさましい卑しい愚かな行為に溺れません。最後の方で明らかになったけど、おいらのねつ造された疑惑がたくさんありました。おいらを〇〇くんって親しく呼んで、こういう話を訊いてますよって言われて、どうしておいらはその方と懇意ではない証明が成り立つのかな?おいらの作った書面を役場が自らのHPにアップしてくれたりリンク張ってくれているのに何故役場とは無縁でいい関係が築けていないことになるのかな?会社ぐるみですねかじりみたいにたかっていたから、おいらはそれがイヤで出来ることは率先して強力していましたよ。一円にもならなくても時間は提供できる。それも家でやってました。さすがに「努力せんだろう」と言われたときは泣きたくなった。おいらは努力しかしてこなかったからダメだったんだ。会社政治を無視してました。ゴマすりませんでした。それだけは申し訳ないと思うけれど、だからこそ退社したんです。それがおいら流のケリの付け方でした。だからその時に得ていた重要な情報は秘匿しました。恩しらずに帰す恩はないけど仇にもしたくない。もう辞めてまで利用されるのは真っ平です。だからもう少しで大変な事態になるけど、この一年半おいらを愚弄して楽しんだのだからドローです。
本当に元上司が口にするすべてにあんぐりでした。神主は言葉が上手い。嘘もねつ造も上手い。弱みを握られて漬け込まれているから、もう操り人形なんでしょう。でも確認もせず信じた。おいらが嫌いだったし、相談しない部下だから。悪口言ってるような嘘八百も言われていたんでしょう。時すでに遅い状態でもう撤回する余裕もない時に元上司はあれこれと気が付いたから、最後の五日間は平に平にとした感じでした。おいらは相当怒ったからもちろんブラフはやんわりと掛けました。だから今もおいらの存在にびくびくしてると思います。でもそれは本意ではない。その嘘つきで邪悪な人間の味方にならず、心から部下を思いやってくれたらそれでいいと思う。でも、それらの発言もきっと元上司には届かない。訴えられるのではないか?そんな疑心が鬼を生んだのだろう。そしていつも隣には他人の人生を弄び、不幸を糧とする友人でもある呪う神主が控えているのだから。でも結局この人は神主の甘言にすっかり翻弄されておいらを追放したことを悔やむよりも己の保身を守るために、呪う神主の共犯者になり下がったんだろう。
最後に他の社員がいる前で「ケータイ番号教えといてよ。新しくしたんだろ?」と言われたから「辞めた人間の電話番号が必要ですか?」って切り捨てました。電話番号でも知っていたら「裁判は勘弁して」とか電話してきたんだろうか>違う。少なくとも相手の個人情報のいったんを手にすることで親しさを持てると思ったんだ。イヤですよ。別段普通のどこにでもいる普通の上司さんだったし、あんたにアイテムを渡すくらいなら死にます(笑)
これも物語なので終わったこと。ついでも元上司の存在も”流し”たいので書きました(笑)。
で、相談の続き・・・・
その犬が害がないのが分かるくらいの感知能力があるのならば大丈夫なんじゃないだろうか。但し霊能と違い、感じるだけならば気にした方がいい。神経や皮膚の病気も可能性がある。なんにせよ、この娘もこの娘の元彼氏と破断されてる。呪う神主のターゲットの一人なのです。そう関係者の一人。だんだんと豹変する元婚約者に従うしかなく別れました。グアムの教会に予約までしていたのに。女性にとっては最大の瑕疵です。元婚約者も同僚で友人だったので説得しましたが、別れる理由の歯切れが悪い。「急に」と「なんとなく」目はうつろ。おいらは呪う神主と直接対決は一度もしなかったけど、この元婚約者は年下の癖に仕事しない怠け者を捕まえて罵倒してました(笑)。怠け者に「怠け者」と言える兵です。
だから彼女のことが多少は心配なのです。もう全部店のことが終わるころ、前触れもなくやってきた。最初は最後の刺客かと思いました(笑)。で、話をしてると出るわ出るわ、杜撰な神主の仕事っぷり。クレーム電話などがあると執拗に「下の名前調べて・・・・」とかオーダーされていたらしい。無自覚だけど手伝ってしまっていた。客を含めていったい何人犠牲になっているんだろう。出方はそれぞれですぐに出る場合もあれば、1か月先もあったし、連続して起こったり、とびとびだったりした。揉めた直後ならば気づけた人も時間が経つから普通は揉めたことも忘れてる。仕事が出来ない五流以下の人だから、本業もそれなりなんだと思うし、普通呪うのはお坊主と相場は決まってる。そうなんです。普通は人を呪うのは僧侶なんです。このイメージが強い。呪い、神主って検索してもあまり出ていない。神に仕えるイメージの神職は祝うイメージしかないのである。だから会談話でもホラーでも霊の被害報告でも悪いと言われるのも僧侶か修験者。で、これをお願いして重複するのが神職さん。まああながち間違いでもないけど、丑の刻まいり(藁人形)の舞台は神社ですよ。寺ではありません。神に対する畏怖心を日本人は持っているから、そういう人が身近にいても気にしないのかな。むしろ近くにいるとご利益ありそうとか。どんなヒエラルキーが高い身分でもイレギュラーの一人や二人はいます。いいやもっと鬼畜は多いはず。その例外中の霊がいに遭遇したんです。厄介なのは神職に必要されていない霊能力を彼が持っていたこと。当然に譲渡された系です。若いころを知ってる人は「霊が見えるなんて言わなかった」と証言してますし。父親が亡くなって、その神社や神やまがいものの神や成りすまし神が乗り移ったんでしょう。
話を訊いて、類型を整理して、症例を比較して、状態を見極めるのが神主さんの仕事。特段霊能力は必要ないのかも。彼女は宮司さんが「視える」と持っているけど「話が訊ける」とおいらは推測してる。神職とは神と人間の取次で神の声を訊くのが仕事。だから神と質疑応答して良い回答を得たら笑みがこぼれ、そうじゃないと厳しい表情をされる。父の治癒祈願は満面の笑顔でしたから安心しました。おいらの祈願の時はいつもいつも困り顔の機微い表情です(笑)。ただ心を込めてしていただいたことがあって、神社は別にしてもお礼を言いつくせないほど感謝申し上げている宮司さんです。
で、話を戻しますが、ここでもキーワードは犬です。おいらが少し懸念してる建立の発起人宅を襲う不幸の連鎖や人死に、そしてお家断絶・・・。本当に見事に嫁に出たところ以外はそんな感じだし、本家に至っては婿に出てる。跡取り話が出たころから奇病になった。今も働けない。跡継いだら死んでしまうと思う。けどなんか守りかブレーキが利いていて、跡継ぎ問題が起こると体調を崩して入院する。
ここに来て、犬、犬、犬。。。。ウチもバカだから飼い犬二匹に戒名つけて小さな仏壇で供養してた。それは姉の提案で姉の願い。人間と同じ供養の仕方してはダメと知りながら、おいらも愛犬を大事に想い許した。もうペットロスがすごかった。悪いことと知りながら姉の心の安寧を取りました。最初は姉の部屋にあったんですが、なんか気持ち悪いとなっておいらの部屋で面倒を見てました。そこまでおいらは嫌な感じはしなかった。なぜか危険が迫っている時とか、背中の後ろで愛犬の鳴き声がします。匂いもします。もちろん犬は近くにはいませんし、誰かの着信が犬の鳴き声でもありませんし。ただ思いが強すぎたのでそばにしてたから成仏してなかったんでしょう。お寺に訊いたら「とにかく焼いて清めて供養するしか方法がない」とお盆の時に焼き清めました。今は写真を飾って供養しています。けど、あれはウチの犬じゃない。ケンケンおいらに吠えたりしない。甘えん坊だったし。人に取り憑いて怒鳴ったりはしない。それはない。
病院にいる「何か」の可能性が高いけど、なんか父の顔を見て、その〇〇八幡さんの小さな社を思い出した。誰かがおさ子を続けて亡くし、今度貰う子の健やかな成長を祈願したのでないんだろうか。父の実家から歩いて一分。預けられた家からもそのくらいの距離。なんでか理由は知らないが、父は小さなころから片目の視力が極端にひどく癇癪もち、叔母は父の三倍くらいの癇癪もち。そして叔母はその家に懐かなかったらしい。でもなぜ天塩をかけて育てた父も返したんだろう・・・・。
とにかくそう言う経緯もあって、なんだか神経が細いと言うか、生きる気力が弱いと言うか、子供を産んでもばあちゃんは幼子を育てることはなかった。よく気が臥せっていたようだし、常に拝み屋さんに頼っていた。なんだ、おいらに似てるじゃないか。時々、このばあちゃんは父に危険があると声だけで登場する。とにかく父の名を叫び、一方的に話し、聞き取れない内容を伝える。もう名前、罵倒、名前。最初の頃は気が狂ったのかと思った。幼いころに吃音癖を小学校の先生や親に咎めれて死にたくなって柱に頭をガンガンぶつけていたから。小一には死を自殺を把握してました。自分でも嫌いですが早熟なガキでした。
で、大人になる頃は審神者役が付いてくるようになった。父の名を発狂する人を「〇〇」と呼び〇〇は「××ばあちゃん」と呼んだ。小さな頃に一度母にこの話をしたらひどく叱られた。吃音を治せない息子にイライラするときみたいに。だからまあ、昨日の親を怨むは子供の通過儀礼と書いたけど悲しかったなぁ。今ならば心が成長を止めてるおとなこどもな人だと思うからどうでもなりますが、上手くしゃべれない悔しさはいちばん自分が感じていたのに。体裁ばかり気にしてました。きっと叔母に「どどくりじゃないか」とか言われたんでしょう。差別用語の方言だと思いますが、吃音の別の言い方です。だから聞こえても言わなくなった。我慢した。そうすると止んだ。実家を離れて一家で越してからは当分の間はなかった。
で、久しぶりの大声発狂!!!もう意味が分からないし、審神者役のXXばあちゃんはおいらに謝るか、〇〇をなだめるばかり。で、おいらはばあちゃんの名前を間違って記憶していたからばあちゃんだと認識できなかったし、生まれたころにすでに亡くなっていた祖父母の子育ての失敗がこんな思いやりのない我儘で独りよがりな親父と言う人間を作り上げたと思っていたからとにかく嫌っていた。自分を嫌うみたいに嫌悪していた。
「〇〇って人とXXばあちゃんって知ってる?」と父に訊くと、それはたぶんおばあさんとひいばあちゃんだと言う。ひいばあちゃんの名前まで持ち出してくる息子の態度を見て、小心者の父は急いで墓参りに行った。それがこうしたのか、後日父が雇いで乗っていた船で事故があって、近所に住んでる同じ船仲間が大けがをした。それも「変わろうか」と位置を変わった直後の出来事だった。
だからおいらは正夢や予言は嫌いだ。でも外れないのが悲しい。こうして事故を予見したにも関わらず、事故事態を回避できるわけではないのだ。事故や事件を消せるなら、何にも苦しくない。それは起こり我が家ではないけれど近所の家が不幸になる。今も申し訳なく思う。事故に遭っても父は死にはしなかった。後々を思うと本当にすまないと思う。
そういう類いの予見は決して外れない。おいらの予見はたぶんこうなる。
結果、父の身代わり探しを孫のおいらに知らせたわけです。それを伝えに向こうからやってきた。
傲慢だ。
盲愛だ。
変愛だ。
子であるおいらにその価値は分からない。そんなに特別じゃない。おいらはほっておかれて気まぐれでいじられた。3歳くらいで自己がある程度判別出来たので、親戚同様キライな大人の一人でしかなかった。
だから、その子を思う母の心が傲慢だと思う。
だから、死んでなお息子を助けようとする盲愛が許せない。
だから、その情念に似た、我執に似た、執拗な変愛が我慢ならない。
一度だって息子に愛情を注がなかった。理由は野球をしなかったから。ただ、それだけが望むものになるのが子の務めではない。子が望むものになることを喜ぶのが親だ。
仮に想っていてくれたとしても、どうやらおいらには何一つ伝えられていない。それにおいらは愛とはもっと無償で汚れたものだと思う。ただ単に祖母と同じようなアンテナを持っていたから来たんだと思う。辛いんだぞ。死んでる相手と対話するのは。だって生きているんだから。そして知る。言いようのない古臭い着物の匂いがあなたであることを。もう遠慮してください。成仏してください。父は大丈夫です。バカでもアホでもおいらたちの責任で何とかしますから。もうXX八幡さんにかけた願いは、もっとずっと前に叶っていたはずでしょう。だって親父を本家に渡さずに取り戻したんだから。。。。。
汚いものを見るような、そんな親戚ばかりだった。
どうせ、なかったことにはならないのならば痛む心なんていらない。分かってんのかぁ。一度だって墓前に立って「父をお願いします」しか言ってことないでしょう。それはもうおいらを通じないで、それこそ守ってほしいと思うからです。
祖母ならば孫の心を知れ。声を訊け。悪さするものがむこうにあるなら話をつけて欲しい。
そして今でも叔母や姉を傷つける叔母をなんとかしてほしい。良心を与えて欲しい。借り物ではない愛を注いであげて欲しい。叔母にはすぐそばの愛に気づけない。で、無駄にする。大切なのは血統じゃないよ。想いです。
まあもうそういうことのためには力は使えない。と思ってる。
にしても血筋だ血縁だ、騒ぐ割に真心がない。それを教えていてくれていたら、父も叔母ももっと幸せな人間になれただろう。例えば、おいらたちが生まれていなくても、おいらたちは他の親の元に生まれるだけなんだから。
おいらは母と姉を守りたくて、ここに残った。父が出来ないことをカバーしていた。だけどもう辞める。おいらは自由でいんだと思う。
で、やっぱり一度は危機を回避しても、それからは逃れることは出来ない。それを回避するためにはすべてを捨てる覚悟がいる。迷っていたけど仕事を辞めなかった。父にとって働くことがすべてだったから。
父はもう事故当時、働き続きの人生からリタイヤして仕事を辞めたがっていた。借金も残りわずか・・・・・。
自分の意思で辞めるべきだった。おいらは昨年何も手を打たずに閉店を受け入れた。理由はいっぱいあったけど限界を感じていたから。何とか早い段階で手を打てば今も所長をしてるだろう。変わらない日常を謳歌していたかもしれない。作戦はあった。裏工作は得意分野だ。もし試してもダメだったかもしれないけど、おいらはその時に自分が持ちえた権利も主張も策略も押し込めた。辞めたい仕事のために頭を下がる覚悟が持てなかった。何万回もシュミレートしたけど徒労だった。部下はもう次の人生をとうに考えていたし、おいらの代わりを据えてまで営業を続ける気がないことは10年前に伝えられていた。重責しかなかった。だから最後は社長に手紙を書いて感謝の意を伝えた。身代わりになる人物を探す可能性がなかったからだ。辞めたら辞めるってすごいストレスでした。何にも導入してくれないし、ただの生殺し。睨めっこ。
でも父と同じで自分の決意で捨てたわけじゃない。どんな理由でも大切なものを奪われたのだから、それは自ら辞めたことと同じじゃないか。画策されていたんだし。でも、それはおいらが閉店と言う状態を自ら引き受けたことにはならなかった。本当にもう一年たち、だんだん自分が戻ってきた。おいらは寿命の一部を支払ったのかもしれない。時間を対価に換算したら大損だ(笑)。
ちょうど一年後に熱中症が原因で倒れ、悪夢みたいに悪化した、それを機に父は仕事を辞めたのだが、事故によって辞めていたとしてもおそらく同じくらいは入院しただろう。労災で医療費はかからないから仮病の癖に入院し続けた。傲慢だから3か月・・・・。金になると思ったバカ医者はブドウ糖の点滴ばかりを打ち続けた。仮病は分かっていても家に帰らば仕事する羽目になる父は心を痛めて、そして役目を簡単に手放した。借金から逃げたのだ。大借金の大半は弟の生命保険で返した。面倒を見ていた末っ子の伯母が保険金を分けてくれた。金もないのに潔い父は弟の財産は末っ子に譲るとしていたけど。人の命のお金は本当に人をダメにする。心からの感謝など出来ないからだ。疚しさがいつもあって、後悔が増える。ほとんど男兄弟らしい付き合いもなかった弟。おいらには測り知れないけど仲が良かったわけじゃないんだろう。だから遺産相続を放棄した。だから保険金を分けてくれたのは伯母さんの配慮。困っていことを長男の嫁さんが話してくれていたのだ。
それまで借金を自力で返すために必死で働いて父は急に気が抜けた。ほとんどの借財は命のお金で返された。残りは無理しなくても返せるわずかになっていた。それがきっと父の気力を削ぎ続けていた。もしそこで我が家を差し押さえられていたとしたら、こんな場所の土地の障りにこれほど苦しめられることもなかっただろう。おいらもまだ十分に若かったし仕事も順調だった。小さなアパートだったかもしれないけど、家族でやり直すことが出来たかもしれない。都合よく伯父さんはなくなり、思ってもない大金が舞い込んだ。そうなんだ。父にあまりにも都合が良すぎる話なんだ。父とは人の誠意を踏みにじる生き物で、人の善意に気づかずに、自分のために生きる人。誰かが自分の犠牲になっても、火の粉ですんだ自分の強さに感謝する。人を顧みない。でもそれは強さじゃない。そういうのを削ぎ落して、自分を軽くしても、そんな甘いものじゃない。それはしっぺ返しされるもの。それが優しさであろうと、施しであろうと、何にも考えないから、まるで用意されたあ食事のように当たり前に受け取る。手をはらう勇気も気がいも意地もない。究極の愚か者だ。もし倒れた兄を見限って嫁が出ていったらどうしていた?そう言う起こりえなかった過去を想像したこともない。想像する力がない。こう言えば誰かが傷つくとか、傷ついても言うべきだとか覚悟を有していない。ただ正しいことを、疑問に思うことを相手に伝える。
ずっとどこか人間の偽物みたいだった。借り物みたいだった。だから今の”父の姿形や中身”を気にしてるんだ。
悪くない患者を入院させる医者はいない。・・・・ワシぁちゃんとした病気なんだと・・・・。この一年の先送りがまずかった。退院した父はのちに栄養失調になるくらい心を病んでいた。死ぬ病にかかっていた。実際は投薬を一週間辞めても食事制限しなくても死にはしないのに。そしていまは入院してて元気溌剌。誰にも責められない立派な「癌」になったんだから。。。。ある意味満願成就です。みんなに心配される病気になれたことを喜んでもいたし楽しんでもみえた。
異常です。
手術なんて出来ればしたくない。でも父の態度は違っていた。病の自分が嬉しそうであった。もう朝からメジャリーグを観ても文句言われないし、一日中寝ていても誰も文句を言わなくなったからだ。病でいるだけ、父は心の底から自由を手に入れる。
嫌ならば漁師なんて辞めて陸の仕事に就けばいい。同じような立場の人が海を去るように父はされなかった。受け継いだ血、受け継いだ財産、それもまた父に呪いを掛けた。・・・・でも小さなころから「血統だ」「血筋だ」と育てば、こういう変種な人間が出来上がるのかもしれない。だからいつまで経っても母は他人だし、おいらたちは半分他人だ。だから意地の悪い叔母を心から大切に思っていた。思ってるんじゃない。魔法にかかったように昔は思っていた。
癌と告知されれば動揺して取り乱して、どうして俺なんだと無駄と知りながらものたうち回る。でも父さん、いつになく超冷静でした。ほらみろっていいたいみたいに。自分でこしらえた2,3年ものに見えた成りすましの初期癌でした。ステージ1。生存率かなりUP。
抜糸までは病人扱いする(笑)けど、どう心が作用するか、おいらはおいらを予測しない。ただ良い息子はどうやっても無理。血じゃなくて、なんていうか、中身が違い過ぎるから。それをいろいろ考えさせられた。父のすごい精神力。あれはおいらには毒です。生きるエネルギーが強い人のそばにはいられないんです(笑)
で、ルーツ調べるぞ。成仏してない身内を探すぞってことで戸籍抄本を取る。さかのぼれて明治。武家や旧家じゃないから文献なんぞ残っていない。で、判明したことが。
父は母の名前を間違えていた。〇〇子ではなく〇〇でした。自分の親の名前も知らないで、何がおふくろが大事だ。死んでる人なら許してくれんのか。この罰当たりがと思う。ホントいい加減な人間です。あんなに必死で嗚咽しながら息子の身を案じる、献身的な母の名前を知らなかったんです。たぶんみんなニックネームと当時の通り名で呼んでいて間違って覚えてる。まあ、子をつけた方が元吃音体験者のおいらも言いやすい。
とにかく母の父への献身的な愛情は異常だったみたいです。一日中父の食事のことばかり必死になっていた。盲目的な愛情です。それを見て育った兄、弟、妹は不満と孤独を感じたでしょう。その異常な贔屓や差を余り感がえずに父は受け入れた。母が好きでやってること。ここで「おふくろ、ワシの満堂はいいから」ともし言えていたら、他の姉妹の父に対する気持ちも変わっていただろう。兄弟だろうと顧みない。その心のなさを兄弟たちは知っていたから、当然のように嫌う。悪いのは祖母の方なんだけど、子供は親を怨めないから、兄を弟と疎んじた。今風にいうとじんかくしょうがい者であった母と学習障害をある子供なんでしょう。おいらの異常な早熟さも学習障害の一つなんだって。だから大人時代がやたら長く感じる。覚えててる情景や言葉がいっぱいある。子供らしい子供ではなかった。目ざといガキ。父が嫌ってもしょうがないね(笑)。
まあ、父のことで誰かが強く願ったことは確かだ。それを見届ける前に祖母は亡くなった。〇〇八幡さん。もう父の願いも叶いましたよ。
我が家が絶えることは、おいら自身が決めたこと。呪いなんじゃありません。それだけは絶対に成就されない。おいらが決めて、おいらが終わらせると契約したことだから。しかしそれは八幡さんじゃないです。それは違います。もう祟る相手は我が家にはおりません。
おらぬ場所にて祟り災いを起こすなら、それを神とは呼びません。ただの怨念か悪霊です。世の理に従って神らしく去ってください。父の目が治るように祈願した本家のおばあさんもすでに他界しております。もう願いは叶っています。父が生きるためのニエにおいらも姉もなりません。気が付いてしまったのだから無効ですよね。もう契約切れていますよ。いまお詣りしてる人はすでに故人です。生きてないものの願いを叶えるのは神の仕事ではありません。
迷える八幡さん。邪悪な神主にこれ以上力を貸さないでください。もうご縁はありません。もう他人にあげられる命はおいらにはないんですよ。
読んで気分が悪くなったらごめんなさい。これは”流す”ための邂逅なので、もうすでに終わった物語です。潮を入れたあったかい湯船につかって邪気を落としてお休みくださいね。
それでは!!!
腰痛持ちは寝転がって、反動つけて起き上がれません。放浪記の森光子女子じゃないんだから・・・・・。
で、やっぱり村上春樹さん、ノーノーベルでした・・・・。でもさ正直な感想を言えば『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』で、もし受賞したら・・・・。ハルキストども嬉しいか。
村上春樹はもう30年近く愛読してる。なんだこれはって思うものも確かにある。でも天才だと思う。表現も文体もぜーーーーんぶ春樹。it's 春樹ワールド。誰かが真似して書いても、誰も春樹っぽくもならない。
村上さんも分かってる。ノーベルを取るためには春樹ワールド前回の戦中戦後や天災をテーマにした物語を紡ぐことだ。でもハルキストはそういうのを望まない。それも絶対にわかってる。確信犯でしょうね。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年を読んで思ったことは、前半の容姿が変わるくだり・・・・。あれ必要なのかな?あれはファンタジーの部分なのかな?カフカのときはカフカ的なモノを探したけどない。で、多崎で出てくるこのくだり。いつもの騙し絵っぽい描き方は好きだったけど、あれで取っちゃ春樹が廃る。
久しぶりに羊シリーズ書いて欲しいなぁ。あれはニューハーフの夢子ちゃんに借りて読んだ。夢子ちゃんパン屋に慣れたんだろうか??ある日突然姿を消して、代々木公園の電話ボックスから「普通に戻って・・・パン屋になるの」って真夜中かけてきた。昼間のバイトで知り合って、夜の仕事もしていた夢子ちゃん・・・・。本名はとても男らしい名前だった。話し方はgenkingに似てる。で、借りていた本を譲り受けた。帰省する際に捨てたけど。
小説に蛍光ペンでいっぱい線が引かれていたから、古本屋でも売れません。何よりも文庫本にマーカーで印つける奴って初めてみたぞ(笑)。岡山から広島に家で同然で飛び出してきたと言ってた。春樹と言えば、夢子ちゃんを思い出す。源氏名にしてももっといいのあっただろう。短い夢だけど世界征服よりもパン屋を選んだ。
最近は西尾維新と森博嗣ばっかり読んでる。あとはスレイヤーズ・クロニクル書いてる人。西尾さんはアニメ、森さんはTVドラマ、後者は映画で。西尾維新さんの執筆スピードは半端ない。ドラマになる「掟上今日子」シリーズは昨年発表してもう4冊目。一つだけ分かる。創作意欲が強いのではなく、楽しいから書いているんだろうなぁ。ライトノベルのくくりの作家さんだけど特に物語シリーズは圧巻だった。京極夏彦さんの京極堂シリーズの時のような衝撃を受けた。文体も内容も違う妖怪(怪異本)本なのですがね。心模様を書かせたら日本一じゃないですかね。ちなみに池井戸さんや東野さんはあまり好みません。「」のセリフがあんまし好みじゃないから。まっ、人それぞれ。
今は西尾さんの物語シリーズの最新版「愚物語」を読んで、別シリーズの伝シリーズを予約した。忘却シリーズは一冊で満腹になったのでスルーしてます。本当に刊行数が半端ないので、作家のプロですね。
今現在、入院中のおいらの知らない父はとても元気です。術後の犬並みに・・・・。死と言う概念がない動物は術後でも元気。ダイスケ(メス犬MIX犬)を思い出す。
そうそう、父の身体の中にいる「何か」が驚異的なスピードで回復させている。それこそ怪奇小説みたいですけど、そんな印象。パッケージと中身が違う気がして違和感が半端ない。あのおいらをみるときの不思議そうな目の色。「あっバレてます!ペロ」みたいな目をしてる。回復させているんだから悪いモノではないのかもしれない。それに父の兄弟姉妹には「もっと生きたいのに何故死んだの?」って思うだろうなぁとした死に方をした伯父叔母が多い。あの生命力の源は、そういう想いからきているのかもしれない。
普通、流行り病と事故死で預けた我が子がなくなっても、また同じ親戚に子供二人を預けるのだろうか。ばあちゃんは神経が細いおとなしい人で身体が弱くて十人産んだ(笑)と言う。子育てが出来ない。ネグレクトではないか(笑)。
その次に預けられた子供が父と叔母。ばあちゃん側の本家筋。なんか複雑な心境になるねぇ。子供がいないからゆくゆくは養子になるはずが結局四人とも実家に帰されてる。兄弟姉妹は一様に変わり者だ。人を敬う言葉を持っていない。叔母で例えるとわかりやすい。
痩せてる女性には「あんた飯も食えんの?」キレイな人には「化粧してないとババアみたいの?」もたもたしてる人には「ああああああもうイライラする」
コンプレックスの塊のお言葉です。色黒で小太りで化粧しないで人に指図する。この男版が父です。
入院前日にケンカをして「ありがとうと思ってても言葉にしないと伝わらない。感じて欲しいとか他人を小ばかにしているのに思いあがるな、甘えるな。母ちゃんに立てつくな」と言った。すると不慣れな言い方でなんにでも語尾にありがとうをつけて話す父。
それがね、入院したらまるで人が変わった・・・・もう別人。別人格。誰かが憑依しているみたい。小さなことチマチマ言うのは毎度のことなんですが、時々火を噴くように吠えるんです。そう例えるならば飼い主に懐かない犬みたいに。豹変と言ってもいい。この人は医者と看護婦さんには絶対服従な人。医者を神様みたいに崇めてる。そういう人が看護師の女性に突然吠えた。お薬チェックを申し出た若い看護師さんに突然キレた。本来、絶対にありえないことだ。
ストレスとか手術への恐怖、焦りなんかじゃ絶対にない。手術して患部を取り除けば大丈夫と医者が太鼓判を押すともう一ミリも疑わない。そのあとの「転移」とか「再発率」とかまるで聞こえなくなる。ノンストレス状態で入院したのだし、病室に入ると荷物を取り出しクローゼットに収めたり、ハンガーがなかったので母に持ってくるようにお願いした。しかしベットに座った途端に目が座って、次に看護婦に吠えた。本当にビックリしたし、ビックリさせた。きっとカルテの隅っこにでもクレーマーのCでも隠語がついてるだろう。
だから非常に不快で肩が自然と重くなるので顔を出していない。霊が重みを増すとそれは危険信号なのだ。
で、別件。
新婚さんの元後輩が旦那のことで相談してきた。浮気とか・・・いいえ霊現象についてです。なんでも新居に越してから旦那の様子がおかしい。だいぶ前にお祓いするなら一宮がいいよって言ったのを憶えていて祈願に出向いたらしい。内容を宮司さんに話していると、したり顔(霊能者かどうかは不明です。おいらはじゃないと思うけど)で「祈願の間、このお守りを握っていてください」と肌守りを先に渡されたらしい。
おいら何度も祈願に行ってるし、神職さんに呪詛されてるって時も、このパターンは経験していない。すごいの憑いていたのかな。仕事のこととか知らないけど多分に仕事がそういう絡みを含んでいたんだろう。
で、その後は落ち着いたんですが・・・・・実はって話です。
何でも以前に飼っていたどの飼い犬とも違う犬が寝る時に体をすりすりしてくるんだとか・・・。視えるんかぁ。霊能者じゃねえか(笑)。神社に相談した方がいいかって話だったから、最近やって効果抜群の炭で結界を伝授しました。これはかなりのノーリスクハイリターンです。だから、家に入れないマガモノが入れ物探して父にくっついていったんだろうと思います。いま我が家はとても清々しい。父がこういう状態であるにも関わらず。ただ姉は辛いみたい。霊能者さんに「これからカンが鋭くなる」と断言されて、それ以来必死で拒否してる。カンなら受け入れていいと思うけどね。おいらみたいにコンディション次第でらんげする力ならば振り回されるからイヤだけど。
昨日の瞬間冷却殺虫剤で死なないハイブリッドなムカデちゃん。あれにはまがまがしさを感じた。とにかく呪う神主が成りすましていた別の神社さんは虫関係だったのです。今回も成りすましですね。・・・・昨年なんて友達のやってるセレクトショップで雑談してて、突然人の視線と寒気を感じたので横向くと、ガラスに呪う神主がおいらの代わりに移り込んでました。見間違え??そりゃあありません。向こうはチビで痩せの白髪猿。体重はおいらの半分くらい。さすがに力は上なんだと思いましたね。
身体のどこかにふたか栓があって、それが抜けたように精神から「何か」が出ていったと気がすると書きましたが、ずっと見張り番がいたんだと思いますよ。机に座ってパソコンいじっていると、左後方から誰かが覗きこんでいるのがわかりましたもん。肩に両手をかけて。。その重みで生きてる人だと思いました。だから呪う神主、昼間は腑抜け同然だったんじゃないですかね。あんだけ生き霊を飛ばしていると体持ちませんもん。
だから成りすましする。それも蠱毒っぽいやり方(朝鮮の方のブラック魔術です)。いちばん嫌い系です。虫全般苦手ですから・・・・。
会社辞めてもう無関係だしと3月くらいは思っていた。それが四月以降、全盛期に呪われていた時よりも強いモノが我が家を取り囲んだ。もう恐怖しかありません。家の中に数十人いる。生き苦しいんです。圧迫感も半端ない。それは父母両家の未成仏や近くの岩盤に取り憑いていた海で亡くなった人らの念だと霊能者Mに言われましたけど。キツネとか修験者、忍者、ゴンゴンバー(これわかりません)・・・・おいらには呪う神主Nの成りすましとしか思えません。魔術って、時と場所と作法です。強い霊能力があっても、それは無尽蔵ではありません。相手を呪い縊り殺す力がもし存在しても、その場合は術師も命を落とすことがある。簡易に設置した祭壇でもいいでしょうが、彼には社もあって装束もあって祝詞もあって詠唱も出来る。サイボーグが呪詛をしているようなもの。パワーブースターを持っている。それに無関係な誰かと誰かを競わせたり闘わせたり呪い合いをさせるのだから、本人にかかる負担も少ない。実に効率がいい。おいらの場合は元上司だろう。最後の方は気がふれてました。超常識人が尋常じゃなかったですから。それに元上司は疚しさとコンプレックスの塊でもある。そういう人間は扱いが簡単でしょ。漬け込みやすい。おいらが表の世界で利用しなかったのをありがたいと思え。元上司に取り入った部下はでっち上げのたないない悩みを相談して、虚栄心をくすぐっていた。これはね、あなたの腹心の部下から教わった技です。相談される。信頼される・・・・。おいらの相談者は切羽詰まった者が多いし、恥ずかしいことも含んでいて必死だから、助言して上手く行くとその後は疎遠になります。本当はそれじゃいけないんですが、おいらを見るたびに過去の傷やその時の辛さや嫌悪した自分を垣間見るのなら来なくてもいいと思います。で、タイトな相談の際はスナック菓子を必ず要求します。「コンビニ言って菓子(もしくはタバコ)買ってからきて・・・」お礼を省略してやります。相談事は貸し借りナシがちょうどいい。
元上司は相談もしてくれない部下を嫌いましたが、ほぼ顔を合わせることがないので話す機会もない。電話で相談するって失礼でしょ。礼節も仁義もわきまえて接していましたよ。でも不満たらたら。一度だけ本人から直接言われました。「〇〇くんだけはワシに何にも相談せんが、あんた大丈夫かね?」思わず吹き出しそうになりました。大丈夫です。あなたに相談しても何も解決しないし、保身の権化のようなあなたには渡しの悩みや問題を解決できません。まっ、恋愛相談のプロみたいに言っていたが、アンタよりはプロだぞ。若いころはお水やってて、当時からホステスやキャバ嬢や風俗の女性やヤーさまの恋愛相談を受けていたからね。素人から玄人から一般全般。それに呪い神主の甘言さえ見抜けないおっさんにねつ造した恋愛相談をする気もありません。時間の無駄。心の無駄です。
で、こういう性格は相手に気づかれるのか、悟られるのか、社内のごたごたも耳に入ります。ですが、それらを巧みに利用はしません。そんなあさましい卑しい愚かな行為に溺れません。最後の方で明らかになったけど、おいらのねつ造された疑惑がたくさんありました。おいらを〇〇くんって親しく呼んで、こういう話を訊いてますよって言われて、どうしておいらはその方と懇意ではない証明が成り立つのかな?おいらの作った書面を役場が自らのHPにアップしてくれたりリンク張ってくれているのに何故役場とは無縁でいい関係が築けていないことになるのかな?会社ぐるみですねかじりみたいにたかっていたから、おいらはそれがイヤで出来ることは率先して強力していましたよ。一円にもならなくても時間は提供できる。それも家でやってました。さすがに「努力せんだろう」と言われたときは泣きたくなった。おいらは努力しかしてこなかったからダメだったんだ。会社政治を無視してました。ゴマすりませんでした。それだけは申し訳ないと思うけれど、だからこそ退社したんです。それがおいら流のケリの付け方でした。だからその時に得ていた重要な情報は秘匿しました。恩しらずに帰す恩はないけど仇にもしたくない。もう辞めてまで利用されるのは真っ平です。だからもう少しで大変な事態になるけど、この一年半おいらを愚弄して楽しんだのだからドローです。
本当に元上司が口にするすべてにあんぐりでした。神主は言葉が上手い。嘘もねつ造も上手い。弱みを握られて漬け込まれているから、もう操り人形なんでしょう。でも確認もせず信じた。おいらが嫌いだったし、相談しない部下だから。悪口言ってるような嘘八百も言われていたんでしょう。時すでに遅い状態でもう撤回する余裕もない時に元上司はあれこれと気が付いたから、最後の五日間は平に平にとした感じでした。おいらは相当怒ったからもちろんブラフはやんわりと掛けました。だから今もおいらの存在にびくびくしてると思います。でもそれは本意ではない。その嘘つきで邪悪な人間の味方にならず、心から部下を思いやってくれたらそれでいいと思う。でも、それらの発言もきっと元上司には届かない。訴えられるのではないか?そんな疑心が鬼を生んだのだろう。そしていつも隣には他人の人生を弄び、不幸を糧とする友人でもある呪う神主が控えているのだから。でも結局この人は神主の甘言にすっかり翻弄されておいらを追放したことを悔やむよりも己の保身を守るために、呪う神主の共犯者になり下がったんだろう。
最後に他の社員がいる前で「ケータイ番号教えといてよ。新しくしたんだろ?」と言われたから「辞めた人間の電話番号が必要ですか?」って切り捨てました。電話番号でも知っていたら「裁判は勘弁して」とか電話してきたんだろうか>違う。少なくとも相手の個人情報のいったんを手にすることで親しさを持てると思ったんだ。イヤですよ。別段普通のどこにでもいる普通の上司さんだったし、あんたにアイテムを渡すくらいなら死にます(笑)
これも物語なので終わったこと。ついでも元上司の存在も”流し”たいので書きました(笑)。
で、相談の続き・・・・
その犬が害がないのが分かるくらいの感知能力があるのならば大丈夫なんじゃないだろうか。但し霊能と違い、感じるだけならば気にした方がいい。神経や皮膚の病気も可能性がある。なんにせよ、この娘もこの娘の元彼氏と破断されてる。呪う神主のターゲットの一人なのです。そう関係者の一人。だんだんと豹変する元婚約者に従うしかなく別れました。グアムの教会に予約までしていたのに。女性にとっては最大の瑕疵です。元婚約者も同僚で友人だったので説得しましたが、別れる理由の歯切れが悪い。「急に」と「なんとなく」目はうつろ。おいらは呪う神主と直接対決は一度もしなかったけど、この元婚約者は年下の癖に仕事しない怠け者を捕まえて罵倒してました(笑)。怠け者に「怠け者」と言える兵です。
だから彼女のことが多少は心配なのです。もう全部店のことが終わるころ、前触れもなくやってきた。最初は最後の刺客かと思いました(笑)。で、話をしてると出るわ出るわ、杜撰な神主の仕事っぷり。クレーム電話などがあると執拗に「下の名前調べて・・・・」とかオーダーされていたらしい。無自覚だけど手伝ってしまっていた。客を含めていったい何人犠牲になっているんだろう。出方はそれぞれですぐに出る場合もあれば、1か月先もあったし、連続して起こったり、とびとびだったりした。揉めた直後ならば気づけた人も時間が経つから普通は揉めたことも忘れてる。仕事が出来ない五流以下の人だから、本業もそれなりなんだと思うし、普通呪うのはお坊主と相場は決まってる。そうなんです。普通は人を呪うのは僧侶なんです。このイメージが強い。呪い、神主って検索してもあまり出ていない。神に仕えるイメージの神職は祝うイメージしかないのである。だから会談話でもホラーでも霊の被害報告でも悪いと言われるのも僧侶か修験者。で、これをお願いして重複するのが神職さん。まああながち間違いでもないけど、丑の刻まいり(藁人形)の舞台は神社ですよ。寺ではありません。神に対する畏怖心を日本人は持っているから、そういう人が身近にいても気にしないのかな。むしろ近くにいるとご利益ありそうとか。どんなヒエラルキーが高い身分でもイレギュラーの一人や二人はいます。いいやもっと鬼畜は多いはず。その例外中の霊がいに遭遇したんです。厄介なのは神職に必要されていない霊能力を彼が持っていたこと。当然に譲渡された系です。若いころを知ってる人は「霊が見えるなんて言わなかった」と証言してますし。父親が亡くなって、その神社や神やまがいものの神や成りすまし神が乗り移ったんでしょう。
話を訊いて、類型を整理して、症例を比較して、状態を見極めるのが神主さんの仕事。特段霊能力は必要ないのかも。彼女は宮司さんが「視える」と持っているけど「話が訊ける」とおいらは推測してる。神職とは神と人間の取次で神の声を訊くのが仕事。だから神と質疑応答して良い回答を得たら笑みがこぼれ、そうじゃないと厳しい表情をされる。父の治癒祈願は満面の笑顔でしたから安心しました。おいらの祈願の時はいつもいつも困り顔の機微い表情です(笑)。ただ心を込めてしていただいたことがあって、神社は別にしてもお礼を言いつくせないほど感謝申し上げている宮司さんです。
で、話を戻しますが、ここでもキーワードは犬です。おいらが少し懸念してる建立の発起人宅を襲う不幸の連鎖や人死に、そしてお家断絶・・・。本当に見事に嫁に出たところ以外はそんな感じだし、本家に至っては婿に出てる。跡取り話が出たころから奇病になった。今も働けない。跡継いだら死んでしまうと思う。けどなんか守りかブレーキが利いていて、跡継ぎ問題が起こると体調を崩して入院する。
ここに来て、犬、犬、犬。。。。ウチもバカだから飼い犬二匹に戒名つけて小さな仏壇で供養してた。それは姉の提案で姉の願い。人間と同じ供養の仕方してはダメと知りながら、おいらも愛犬を大事に想い許した。もうペットロスがすごかった。悪いことと知りながら姉の心の安寧を取りました。最初は姉の部屋にあったんですが、なんか気持ち悪いとなっておいらの部屋で面倒を見てました。そこまでおいらは嫌な感じはしなかった。なぜか危険が迫っている時とか、背中の後ろで愛犬の鳴き声がします。匂いもします。もちろん犬は近くにはいませんし、誰かの着信が犬の鳴き声でもありませんし。ただ思いが強すぎたのでそばにしてたから成仏してなかったんでしょう。お寺に訊いたら「とにかく焼いて清めて供養するしか方法がない」とお盆の時に焼き清めました。今は写真を飾って供養しています。けど、あれはウチの犬じゃない。ケンケンおいらに吠えたりしない。甘えん坊だったし。人に取り憑いて怒鳴ったりはしない。それはない。
病院にいる「何か」の可能性が高いけど、なんか父の顔を見て、その〇〇八幡さんの小さな社を思い出した。誰かがおさ子を続けて亡くし、今度貰う子の健やかな成長を祈願したのでないんだろうか。父の実家から歩いて一分。預けられた家からもそのくらいの距離。なんでか理由は知らないが、父は小さなころから片目の視力が極端にひどく癇癪もち、叔母は父の三倍くらいの癇癪もち。そして叔母はその家に懐かなかったらしい。でもなぜ天塩をかけて育てた父も返したんだろう・・・・。
とにかくそう言う経緯もあって、なんだか神経が細いと言うか、生きる気力が弱いと言うか、子供を産んでもばあちゃんは幼子を育てることはなかった。よく気が臥せっていたようだし、常に拝み屋さんに頼っていた。なんだ、おいらに似てるじゃないか。時々、このばあちゃんは父に危険があると声だけで登場する。とにかく父の名を叫び、一方的に話し、聞き取れない内容を伝える。もう名前、罵倒、名前。最初の頃は気が狂ったのかと思った。幼いころに吃音癖を小学校の先生や親に咎めれて死にたくなって柱に頭をガンガンぶつけていたから。小一には死を自殺を把握してました。自分でも嫌いですが早熟なガキでした。
で、大人になる頃は審神者役が付いてくるようになった。父の名を発狂する人を「〇〇」と呼び〇〇は「××ばあちゃん」と呼んだ。小さな頃に一度母にこの話をしたらひどく叱られた。吃音を治せない息子にイライラするときみたいに。だからまあ、昨日の親を怨むは子供の通過儀礼と書いたけど悲しかったなぁ。今ならば心が成長を止めてるおとなこどもな人だと思うからどうでもなりますが、上手くしゃべれない悔しさはいちばん自分が感じていたのに。体裁ばかり気にしてました。きっと叔母に「どどくりじゃないか」とか言われたんでしょう。差別用語の方言だと思いますが、吃音の別の言い方です。だから聞こえても言わなくなった。我慢した。そうすると止んだ。実家を離れて一家で越してからは当分の間はなかった。
で、久しぶりの大声発狂!!!もう意味が分からないし、審神者役のXXばあちゃんはおいらに謝るか、〇〇をなだめるばかり。で、おいらはばあちゃんの名前を間違って記憶していたからばあちゃんだと認識できなかったし、生まれたころにすでに亡くなっていた祖父母の子育ての失敗がこんな思いやりのない我儘で独りよがりな親父と言う人間を作り上げたと思っていたからとにかく嫌っていた。自分を嫌うみたいに嫌悪していた。
「〇〇って人とXXばあちゃんって知ってる?」と父に訊くと、それはたぶんおばあさんとひいばあちゃんだと言う。ひいばあちゃんの名前まで持ち出してくる息子の態度を見て、小心者の父は急いで墓参りに行った。それがこうしたのか、後日父が雇いで乗っていた船で事故があって、近所に住んでる同じ船仲間が大けがをした。それも「変わろうか」と位置を変わった直後の出来事だった。
だからおいらは正夢や予言は嫌いだ。でも外れないのが悲しい。こうして事故を予見したにも関わらず、事故事態を回避できるわけではないのだ。事故や事件を消せるなら、何にも苦しくない。それは起こり我が家ではないけれど近所の家が不幸になる。今も申し訳なく思う。事故に遭っても父は死にはしなかった。後々を思うと本当にすまないと思う。
そういう類いの予見は決して外れない。おいらの予見はたぶんこうなる。
結果、父の身代わり探しを孫のおいらに知らせたわけです。それを伝えに向こうからやってきた。
傲慢だ。
盲愛だ。
変愛だ。
子であるおいらにその価値は分からない。そんなに特別じゃない。おいらはほっておかれて気まぐれでいじられた。3歳くらいで自己がある程度判別出来たので、親戚同様キライな大人の一人でしかなかった。
だから、その子を思う母の心が傲慢だと思う。
だから、死んでなお息子を助けようとする盲愛が許せない。
だから、その情念に似た、我執に似た、執拗な変愛が我慢ならない。
一度だって息子に愛情を注がなかった。理由は野球をしなかったから。ただ、それだけが望むものになるのが子の務めではない。子が望むものになることを喜ぶのが親だ。
仮に想っていてくれたとしても、どうやらおいらには何一つ伝えられていない。それにおいらは愛とはもっと無償で汚れたものだと思う。ただ単に祖母と同じようなアンテナを持っていたから来たんだと思う。辛いんだぞ。死んでる相手と対話するのは。だって生きているんだから。そして知る。言いようのない古臭い着物の匂いがあなたであることを。もう遠慮してください。成仏してください。父は大丈夫です。バカでもアホでもおいらたちの責任で何とかしますから。もうXX八幡さんにかけた願いは、もっとずっと前に叶っていたはずでしょう。だって親父を本家に渡さずに取り戻したんだから。。。。。
汚いものを見るような、そんな親戚ばかりだった。
どうせ、なかったことにはならないのならば痛む心なんていらない。分かってんのかぁ。一度だって墓前に立って「父をお願いします」しか言ってことないでしょう。それはもうおいらを通じないで、それこそ守ってほしいと思うからです。
祖母ならば孫の心を知れ。声を訊け。悪さするものがむこうにあるなら話をつけて欲しい。
そして今でも叔母や姉を傷つける叔母をなんとかしてほしい。良心を与えて欲しい。借り物ではない愛を注いであげて欲しい。叔母にはすぐそばの愛に気づけない。で、無駄にする。大切なのは血統じゃないよ。想いです。
まあもうそういうことのためには力は使えない。と思ってる。
にしても血筋だ血縁だ、騒ぐ割に真心がない。それを教えていてくれていたら、父も叔母ももっと幸せな人間になれただろう。例えば、おいらたちが生まれていなくても、おいらたちは他の親の元に生まれるだけなんだから。
おいらは母と姉を守りたくて、ここに残った。父が出来ないことをカバーしていた。だけどもう辞める。おいらは自由でいんだと思う。
で、やっぱり一度は危機を回避しても、それからは逃れることは出来ない。それを回避するためにはすべてを捨てる覚悟がいる。迷っていたけど仕事を辞めなかった。父にとって働くことがすべてだったから。
父はもう事故当時、働き続きの人生からリタイヤして仕事を辞めたがっていた。借金も残りわずか・・・・・。
自分の意思で辞めるべきだった。おいらは昨年何も手を打たずに閉店を受け入れた。理由はいっぱいあったけど限界を感じていたから。何とか早い段階で手を打てば今も所長をしてるだろう。変わらない日常を謳歌していたかもしれない。作戦はあった。裏工作は得意分野だ。もし試してもダメだったかもしれないけど、おいらはその時に自分が持ちえた権利も主張も策略も押し込めた。辞めたい仕事のために頭を下がる覚悟が持てなかった。何万回もシュミレートしたけど徒労だった。部下はもう次の人生をとうに考えていたし、おいらの代わりを据えてまで営業を続ける気がないことは10年前に伝えられていた。重責しかなかった。だから最後は社長に手紙を書いて感謝の意を伝えた。身代わりになる人物を探す可能性がなかったからだ。辞めたら辞めるってすごいストレスでした。何にも導入してくれないし、ただの生殺し。睨めっこ。
でも父と同じで自分の決意で捨てたわけじゃない。どんな理由でも大切なものを奪われたのだから、それは自ら辞めたことと同じじゃないか。画策されていたんだし。でも、それはおいらが閉店と言う状態を自ら引き受けたことにはならなかった。本当にもう一年たち、だんだん自分が戻ってきた。おいらは寿命の一部を支払ったのかもしれない。時間を対価に換算したら大損だ(笑)。
ちょうど一年後に熱中症が原因で倒れ、悪夢みたいに悪化した、それを機に父は仕事を辞めたのだが、事故によって辞めていたとしてもおそらく同じくらいは入院しただろう。労災で医療費はかからないから仮病の癖に入院し続けた。傲慢だから3か月・・・・。金になると思ったバカ医者はブドウ糖の点滴ばかりを打ち続けた。仮病は分かっていても家に帰らば仕事する羽目になる父は心を痛めて、そして役目を簡単に手放した。借金から逃げたのだ。大借金の大半は弟の生命保険で返した。面倒を見ていた末っ子の伯母が保険金を分けてくれた。金もないのに潔い父は弟の財産は末っ子に譲るとしていたけど。人の命のお金は本当に人をダメにする。心からの感謝など出来ないからだ。疚しさがいつもあって、後悔が増える。ほとんど男兄弟らしい付き合いもなかった弟。おいらには測り知れないけど仲が良かったわけじゃないんだろう。だから遺産相続を放棄した。だから保険金を分けてくれたのは伯母さんの配慮。困っていことを長男の嫁さんが話してくれていたのだ。
それまで借金を自力で返すために必死で働いて父は急に気が抜けた。ほとんどの借財は命のお金で返された。残りは無理しなくても返せるわずかになっていた。それがきっと父の気力を削ぎ続けていた。もしそこで我が家を差し押さえられていたとしたら、こんな場所の土地の障りにこれほど苦しめられることもなかっただろう。おいらもまだ十分に若かったし仕事も順調だった。小さなアパートだったかもしれないけど、家族でやり直すことが出来たかもしれない。都合よく伯父さんはなくなり、思ってもない大金が舞い込んだ。そうなんだ。父にあまりにも都合が良すぎる話なんだ。父とは人の誠意を踏みにじる生き物で、人の善意に気づかずに、自分のために生きる人。誰かが自分の犠牲になっても、火の粉ですんだ自分の強さに感謝する。人を顧みない。でもそれは強さじゃない。そういうのを削ぎ落して、自分を軽くしても、そんな甘いものじゃない。それはしっぺ返しされるもの。それが優しさであろうと、施しであろうと、何にも考えないから、まるで用意されたあ食事のように当たり前に受け取る。手をはらう勇気も気がいも意地もない。究極の愚か者だ。もし倒れた兄を見限って嫁が出ていったらどうしていた?そう言う起こりえなかった過去を想像したこともない。想像する力がない。こう言えば誰かが傷つくとか、傷ついても言うべきだとか覚悟を有していない。ただ正しいことを、疑問に思うことを相手に伝える。
ずっとどこか人間の偽物みたいだった。借り物みたいだった。だから今の”父の姿形や中身”を気にしてるんだ。
悪くない患者を入院させる医者はいない。・・・・ワシぁちゃんとした病気なんだと・・・・。この一年の先送りがまずかった。退院した父はのちに栄養失調になるくらい心を病んでいた。死ぬ病にかかっていた。実際は投薬を一週間辞めても食事制限しなくても死にはしないのに。そしていまは入院してて元気溌剌。誰にも責められない立派な「癌」になったんだから。。。。ある意味満願成就です。みんなに心配される病気になれたことを喜んでもいたし楽しんでもみえた。
異常です。
手術なんて出来ればしたくない。でも父の態度は違っていた。病の自分が嬉しそうであった。もう朝からメジャリーグを観ても文句言われないし、一日中寝ていても誰も文句を言わなくなったからだ。病でいるだけ、父は心の底から自由を手に入れる。
嫌ならば漁師なんて辞めて陸の仕事に就けばいい。同じような立場の人が海を去るように父はされなかった。受け継いだ血、受け継いだ財産、それもまた父に呪いを掛けた。・・・・でも小さなころから「血統だ」「血筋だ」と育てば、こういう変種な人間が出来上がるのかもしれない。だからいつまで経っても母は他人だし、おいらたちは半分他人だ。だから意地の悪い叔母を心から大切に思っていた。思ってるんじゃない。魔法にかかったように昔は思っていた。
癌と告知されれば動揺して取り乱して、どうして俺なんだと無駄と知りながらものたうち回る。でも父さん、いつになく超冷静でした。ほらみろっていいたいみたいに。自分でこしらえた2,3年ものに見えた成りすましの初期癌でした。ステージ1。生存率かなりUP。
抜糸までは病人扱いする(笑)けど、どう心が作用するか、おいらはおいらを予測しない。ただ良い息子はどうやっても無理。血じゃなくて、なんていうか、中身が違い過ぎるから。それをいろいろ考えさせられた。父のすごい精神力。あれはおいらには毒です。生きるエネルギーが強い人のそばにはいられないんです(笑)
で、ルーツ調べるぞ。成仏してない身内を探すぞってことで戸籍抄本を取る。さかのぼれて明治。武家や旧家じゃないから文献なんぞ残っていない。で、判明したことが。
父は母の名前を間違えていた。〇〇子ではなく〇〇でした。自分の親の名前も知らないで、何がおふくろが大事だ。死んでる人なら許してくれんのか。この罰当たりがと思う。ホントいい加減な人間です。あんなに必死で嗚咽しながら息子の身を案じる、献身的な母の名前を知らなかったんです。たぶんみんなニックネームと当時の通り名で呼んでいて間違って覚えてる。まあ、子をつけた方が元吃音体験者のおいらも言いやすい。
とにかく母の父への献身的な愛情は異常だったみたいです。一日中父の食事のことばかり必死になっていた。盲目的な愛情です。それを見て育った兄、弟、妹は不満と孤独を感じたでしょう。その異常な贔屓や差を余り感がえずに父は受け入れた。母が好きでやってること。ここで「おふくろ、ワシの満堂はいいから」ともし言えていたら、他の姉妹の父に対する気持ちも変わっていただろう。兄弟だろうと顧みない。その心のなさを兄弟たちは知っていたから、当然のように嫌う。悪いのは祖母の方なんだけど、子供は親を怨めないから、兄を弟と疎んじた。今風にいうとじんかくしょうがい者であった母と学習障害をある子供なんでしょう。おいらの異常な早熟さも学習障害の一つなんだって。だから大人時代がやたら長く感じる。覚えててる情景や言葉がいっぱいある。子供らしい子供ではなかった。目ざといガキ。父が嫌ってもしょうがないね(笑)。
まあ、父のことで誰かが強く願ったことは確かだ。それを見届ける前に祖母は亡くなった。〇〇八幡さん。もう父の願いも叶いましたよ。
我が家が絶えることは、おいら自身が決めたこと。呪いなんじゃありません。それだけは絶対に成就されない。おいらが決めて、おいらが終わらせると契約したことだから。しかしそれは八幡さんじゃないです。それは違います。もう祟る相手は我が家にはおりません。
おらぬ場所にて祟り災いを起こすなら、それを神とは呼びません。ただの怨念か悪霊です。世の理に従って神らしく去ってください。父の目が治るように祈願した本家のおばあさんもすでに他界しております。もう願いは叶っています。父が生きるためのニエにおいらも姉もなりません。気が付いてしまったのだから無効ですよね。もう契約切れていますよ。いまお詣りしてる人はすでに故人です。生きてないものの願いを叶えるのは神の仕事ではありません。
迷える八幡さん。邪悪な神主にこれ以上力を貸さないでください。もうご縁はありません。もう他人にあげられる命はおいらにはないんですよ。
読んで気分が悪くなったらごめんなさい。これは”流す”ための邂逅なので、もうすでに終わった物語です。潮を入れたあったかい湯船につかって邪気を落としてお休みくださいね。
それでは!!!
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