目指せジェネラリスト(牛の獣医師)DIY

油くさいオッサン
家畜臨床獣医師として
DIY好きとして

奮闘している日々を綴るブログ

夏場のOPU

2024-08-14 20:53:00 | 繁殖
朝晩少し過ごしやすくなったとはいえまだまだ暑いですね💦

卵子は光や温度に影響を受けやすいので、OPUする時は、必ず遮光と保温に注意します。この時期は温度の心配はありませんが、逆に人がしんどいですね!正直サウナです。





それから膣経由で針を刺しますので、牛が痛みで、動きます。プロカイン3~5mlを尾椎から入れます。セラクタール0.5mlを筋注(保定した瞬間から暴れている牛は静注)

枠場で保定して必ず動かないようにします。

OPUプローブを備えたエコー
採卵針
吸引器
卵子が入る遠沈管を温めるウォーマー
などなどを台車に用意します。

このブログって動画ダメ?でしたか!
卵子吸引の動画をまたどこかであげます。

採取した卵子は直ぐに検卵にまわします、というのも先程言いましたが、卵子は光や温度に非常にセンシティブと言いました、次の牛をOPUしてからとか、ラボや診療所に帰ってからなど、 はやめた方がいいです。








今回は検卵は培養士にお願いしております。卵子を集めて、成熟液に入れます!

今回はこれにて。動画をどうにかあげたいところです。