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おそのの自分らしく生きていきたい!

緒方孝市さんのお話

今から何年前だろうか、、、、、

広島東洋カープの緒方孝市選手(当時)が、現役を引退する年。。。。

関東で最後のゲームとなる東京ドームでの試合。。

試合前の練習の時、

緒方さんがレフトスタンド前に来てくれて、

みんな帽子やらユニフォームやらボールやら渡して、サインをねだってた。

緒方さんは、1つずつ丁寧にサインをして返してた。

わたしと友達も、せっかくだからと前に乗り出して、サインをもらおうとしてた。

ちょうど友達がサインをもらっていて、次は自分の番だと思ったその時、

小学生ぐらいの小さな男の子が、わたしの脇で、叫んでた。

「緒方さーん!サインください!」

でも、その子、まだ小さいから、

全然見えないの。

とっさにわたしはその子に場所をあけて、

その子を抱えた。

んで、緒方さんに見えるようにして、わたしは叫んだ。

「緒方さん!この子の帽子にサインしたって!」

気づいた緒方さんは、快く落とした帽子にサインをして返してくれた。

そして、行ってしまった。

その子は、「ありがとうございます!」って、
元気にお礼を言って去っていった。

友達から、「お前何やってんだよ。一生後悔するぞ」と言われた。

でも、後悔なんかなかった。

将来あの子が、野球上手くなって、カープ戦士になったら、それはそれでいいやん。って、友達に伝えた。

ほんと今でも後悔なんかしてないし、
今はどうなってるかわからないけど、

その子がプロ野球選手とかになってたら、ステキな話だなぁって思う、

今日この頃でした。
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