社の裏手側の木が生い茂った薄暗い中に富士山を発見! 金町が地元だ!と言う人と一緒に行ったんだけど、この葛西神社内に富士塚があるなんて知らなかったと言う。 確かに、この薄暗い木々の中に何があるか探索する人は少ないであろう。
▲余り富士山らしさは感じられないけど、石が積み上げられた体から、此れが富士塚だと認識出来た。
富士塚は、丸い石が混在したボク石を積み上げた様な感じ。 高さもそんなにないし、木が、邪魔して塚全体が見えない。なんか富士塚らしくないなぁと感じながら近付く。
塚には一応登山道らしき石段がある。右から登って、頂上の「富士大神」の石碑を拝んで、左の下山道を降りて来る感じだ。その短い登山道には丁目石があった。二、四、五、九と置かれている。他にそれらしい形の石はあるけど文字が見当たらない。講碑は、殆ど無いに等しい。ヤマの下の方に、尽力した人たちの名前を刻んだ碑が見られたが、他はあるんだか無いんだか、、、。
周囲は、木が茂っているのもあるが、建物が建て込んでいて、とてもぢゃないけど眺望は効かない。
そうだ、説明板とかもないな、この冨士塚は。今となっては、講を組んでいる人はいないのかな。
▲頂上の石碑
▲講の人達の名が刻まれている
▲近くの水元公園では、色々な種類の菖蒲の花が見ごろ
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東京都葛飾区東金町六丁目10
葛西神社
令和6年6月9日(日) 13時頃 曇天