この場所~蓮と月~

同じ時間を旅しているこの場所で、共鳴する心の色。つくる、絵を書く、見る、聞く、奏でる.....つながるもの。     

バック破れ直し

2014-02-08 11:03:00 | work

<バック 部分破れの修理>
表布 キャンパス地の穴あきをふさぐ



前面の縫い目を一部ほどき、

穴をふさぐよう表面生地の裏から芯となる布をあてる。
(革のパーツの裏芯に同じ布を使っており、
余った部分が多くあったため
そちらから切り出し使用。)

あて布と表面地をあわせ縫い、ほつれ部分も縫いこむ。
今回は手縫いで。



最後に、ほどいた前面部分を元のようにとじる。



コート部分お直し

2013-04-09 23:49:00 | work


<コートパーツ替え>



~ご注文内容~

もともとリメイクで作られたコートですが、
衿が別珍素材のもので、ボロボロになってしまったので
デニム系の新しい衿に。

袖口の内側布も弱って破れてしまっているので
新しく替える。



ご用意していただいたデニム生地と、古布藍染
新しい衿を作り、付け替えました。



袖口裏生地には、子供着物の柄生地で
かわいい絵柄部分を使用しました。



コート裏地替え

2013-04-09 23:34:00 | work


<コート裏地補強>



~ご注文内容~

裏地裾部分が擦れてしまっている。
一部、別布を縫いつけて直してあるようですが、
その部分も替えて全体をカバーする。



ということで、ご用意していただいた
素材感の近い、着物の裏地を使用し
裾側全体につけました。





本体側は、解体しないままの作業のため、
ミシンは使えず、全体手まつりで縫い仕上げ。



ベストお直し

2013-01-31 00:05:00 | work
<ウールベストのお直し>



~ご注文内容~
・元のボタンを外して、大きさの違うボタンをつける。
・肩ラインから袖ぐり&ボディサイドを1cmずつサイズダウン



まずは、袖ぐりの内側の縫い代バイアステープを外して、
サイド部分の縫い代縫い付けもほどく。

サイド部分の元のミシン目から内側をあらたに縫う。
縫い代の余分になった部分の縦糸を抜いていく



新しいボタンが、元のより大きいため、ループを長くする。
このとき、全行程の縦糸を使って新しいループを作る。
長く編んで、必要な長さの3本を用意し交換。



袖ぐりはバイアステープを元の位置から内側に縫い付け、
余った縫い代部分は切り取る。
縫い代はジグザグステッチで始末してから、
元と同じように縫い付ける。

※平編み素材のため、端からほどけやすいので細かい縫い目で。

お気に入りのものを、もっと自分らしいものに。
手を加えさせていただいて、長く大切にしていただければ、
光栄です。

ありがとうございました。