○● music life ●○

ライブレポと日常のこと。

■ SALT&SUGAR 名古屋レポ

2009-09-27 11:49:42 |   ┣ ライブレポ S
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2009年 SALT&SUGAR (塩谷哲&佐藤竹善)
「13年ぶりて、あなた!!」ツアー

9/19(土) 愛知 中京大学文化市民会館 プルニエホール
     16:30/17:00 全席指定 6,800円 2階い席

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■ 開演前

竹善さん関連のコンサートは3年ぶりかな。
ここ数年はめっきり聞かなくなっていました。

竹善さんのブログは見ていたのに、ツアーをやることは
最近まで全然知らなくて、ツアーを知った時は「あ、ソルトさんも
来るし、これは行かなくてはっ!久しぶりに歌声も聞きたいなー」と
思って、すぐチケットをとりました。

いつも竹善さん関連のコンサートは母と行きます。
強制的に私がチケット2枚とっちゃうんだけど、母も曲を知らなくても、
歌はもちろんMCが上手だしということで、いつも楽しんでくれています。
そしていつも「本物の音楽だね。」って言います笑

最近アルバムが出ていたことも知らなかった私。
そういえば、竹善さんのブログ、猫と花ばっかり見ていたなー。←失礼w
そして先月発売されたアルバム「Interactive」「CONCERTSⅡ」を買おうか
迷って迷って…結果、買わずにいました<(_ _)>

ということで、セトリは知っていたので、過去のアルバム
CORNERSTONES 2,3 で少し予習していました。
最新アルバムの曲はどんな曲なのか、逆に楽しみにしていこうかなと。
あわよくば、会場でCDを買えばいいさ、と思って。

そして開演10分前に席に到着。
プルニエホールは初めてでオーロラホールより小さめです。
だから2階の2列目だったけど、思っていたよりも近くて観易かったです。
ステージにはピアノとマイクのみ。右手に外套とベンチがあります。
「そうか、今回は二人だけなんだ…。」←初めて実感しました(笑)
「あ、アコースティックみたいになるのかー。」
竹善さんの歌声もさることながら、周りとのセッションがいつも楽しみ
だからちょっと楽器がいろいろと置いてあるのを想像してました。
充分ソルトさんだけでもすごいんだけどね。


そして開演時間5分後、いよいよはじまりました。


■ LIVE & SET LIST

1. Pick Up The Pieces / Average White Band
2. Diary / Concerts, ConcertsⅡ
3. Mornin' / ConcertsⅡ

~MC~

4. ココロ スタート / Interactive
5. 軌跡 / Interactive
6. ひとりで生きてゆければ (オフコース)/ Interactive
7. Wonderful World / Concerts

~MC~

8. Daybreak / Concerts

~MC~

9. All By Myself / Eric Carmen
10. 少年時代 (井上陽水) / Interactive

~MC~

11. Banana Boat / Harry Belafonte
12. バラと少年 / Interactive
13. A Sunny Sunday Morning / 服部克久 2009'11発売予定
14. Spain (I Can Recall) / Cornerstones2

~MC~

15. Isn't She Lovery / Stevie Wonder
~ Saturday In The Park / Chicago
~ Can't Say Good Bye / Bobby Caldwell
16. チェリー (スピッツ) / Interactive
17. All I Wanna Do / Interactive
18. Piano Man / ConcertsⅡ

~Encore~
19. The Continental / Cornerstones3
20. 川の流れのように / 美空ひばり


■ 感想

もう大満足です。やっぱり何度も鳥肌立ってしまった。

竹善さんは、相変わらず素敵な歌声、素敵な笑顔でした♪
何年経っても全然変わらないですよね。
低音高音しっかり出ているし、音も全然ブレないから、
上手過ぎてCD聞いているみたいだもんな。
そしてマイクなしで歌ってたりと、ものすごい声量でした。
ま、見た目のピチピチさも昔から変わりませんがw
ユンケルを直前に飲んだからか、テンション高かったですね。
そのせいか、今日の随所で見られたダンス?や物まね…ご愛嬌でw

ソルト(塩谷) さんは、以前竹善さんのコンサートに行ったときに、
サポートメンバーで参加していて、密かに注目w 
見た目も若いし細身で優しそうで素敵なんですもの←(*´∀`)
経歴もスゴイ人で、以前オルケスタ・デ・ラ・ルスのピアニストと
して活動していて、1993年には国連平和賞受賞されています。
竹善さんやSLTを知れば、必然的にお会いする方ですね。
紅白でも絢香・コブクロの後ろでピアノを弾いていました。

今回、初めて話をするソルトさんを見たけど、、天然サン(^∀^)?
声も小さくて優しそうで今日も観客がいっぱいいる、見られている
この状況に、信じられない、といったお話をされていましたよん。
体も細くてさ、トークも苦手なのかな。ちょっと小室さんとダブり
ますが← 母は、ELTの伊藤さんとダブったようです。
(あ、そんな雰囲気かも。もっとかっこいいけどね。)
ピアノを弾くとガラッと印象がかわって。曲の最後でバッと手を
ピアノから降り離す仕草がかっこよくて好きだわ~♪
といいつつ、実はステージ右側の席だったので、右を向いて弾いている
ソルトさんの手が全く見えなかったんだよね…。残念。
次はソルトさん回りながら弾いてください←

竹善さんが最初に言った「今日は3時間弱やります」発言を上回る!!
「3時間強」のコンサートでしたね。ずっと座っていたけど、中盤
からちょっとおしりが痛くなってきていました(^^ゞ
しかし、そんな絶妙なタイミングの時に観客参加型の『 Banana Boat 』
さすが、お二人、わかっておられる!!
そこからは全く痛みも忘れ、さらに音に引き込まれ、あっという間に
3時間が過ぎましたよ。


母も好きな『チェリー』や 有名な曲も入れつつ、
MCも多く、曲の内容や背景、ジャンルを説明してくれたり、
『 Banana Boat 』は観客が参加したり、CD宣伝もしつつ笑、
天然のソルトさんを竹善さんが突っ込みつつ、竹善さんのダンスを
ソルトさんが突っ込んだり、まるで漫才コンビでしたよ。

正直、最初は知らない曲ばかりでしたが、『ココロ スタート』や
『軌跡』、いい曲ですね。
『ひとりで生きてゆければ 』はなんか聞いたことがある曲かも、
って思っていたら、次の竹善さんのMCで、オフコースの曲だって
ことを知ってスッキリー。
「友はまたひとり 消えてゆくだろう」
確かに暗い歌詞。。。小田さんにもなんでこの曲なんだ、と責めら
れつつも、竹善さんは、オフコース曲の中で3本の指に入るくらい
好きなんですとー。

思えば、いわゆる昔からある名曲って、竹善さんから教わることが多い
ですね。洋楽邦楽問わずカバーする竹善さんに教えてもらっている感じ。
だから本人より竹善さんカバーの方が好きだったり(^∀^)



『 All By Myself 』でしたかね。
クラシック音楽とポップ、ロックミュージックは、全然違うように
見えて、実は共存している、と言ったお話のあと。
クラシックからポップスの融合ってことで、ソルトさんの即興(アドリブ)
(名古屋Versionともいう。) から入ったこの曲。


『 Banana Boat 』では私たちも全員参加です。

この曲の背景 (ジャマイカの民謡であるメント労働歌)を聞いた後、
誰もが聞いたことある、
♪ Till I come and me wanna go home~♪
部分を私たちが歌います。

さすが竹善さん、会場を3つに分け、3つの音程に分けて歌わすという、
とても高度なことを要求されたわ~( ̄∀ ̄;)
最初の皆さんは声が小さく、「名古屋っ!!」って怒られてました。
そりゃ、最初はちと恥ずかしいですもんね。
私の場合、隣に男の子二人組がいて、頑張って歌っていたので、
それにのっかり、歌っていました♪
あ、竹善さんは歌う前に、カスタネットを客席の子供やお姉さんに渡して
「ちゃんとやらなかったら返してもらうよ~お(^∀^)」と脅してましたw
観客参加型、楽しかったなー。

そしてそして。


個人的に楽しみだったのが『 Spain (I Can Recall) 』
あのテンポの早いところ、メロディーが生演奏、生歌だとどうなるんだろーと。
そして実際それを目の前でみたら聞いたら、もう、二人ともさすが、
圧巻の演奏と歌声でした。鳥肌が半端なかったです。
二人とも汗だくになって演奏していたみたいです。
演奏が終わって拍手喝采の中、竹善さんも「この曲が終われば、もう半分
終わったようなもんですよ~。」って言ってたしね。

ラストは日本の名曲、竹善さんが何百万回生まれ変わってもなれないという、
声の持ち主美空ひばりさんの『川の流れのように』。
知っていたけど、やっぱり竹善さん流のアレンジで良かったです。

そして、気がつけば3時間を超えていました。


会場の空気はといえば、最初はクラシックコンサートみたいに、
会場全員が緊張している空気でしたね。
お腹の音すら周りに聞こえそうな静かな空間で。
でも竹善さんのトークで徐々になごみ、中盤からは歓声があがったり、
ヒューヒュー口笛が鳴ったり楽しかったです。

今日はいつものライブより観客の年齢層は高いです。
13年前に見に来た人もいっぱいいましたね。
最後の一音が終わるまで待っての拍手とか、さすが皆さん心得ている感じ。
あ、でも最後の曲の間奏で、携帯が鳴ったのはイタかったなー。
怒りというより、残念で悲しかったです。

かと思えば、ジャズや洋楽が好きそうな、20代の今風なw 男性2人も
楽しそうで印象的でした。いい光景や~っと言いたい所だけど、ここでも
もう一人が携帯を気にしていて、録音してたっぽいんだよね。
だとしたら、ほんとガッカリ。


最新アルバムの曲もやっぱりいいじゃん、サインもついてるみたいだし、
買っちゃおー!とコンサート中は思っていたのですが、後でサイン入り
ポストカードというのを知って、直筆じゃないかも…と思って、
行列ができていたせいもあって、結局買わなかったです。
しかーし、その日のおくらの軍艦巻き(竹善さんブログ)で開演前に
サインしているよーという写真がー!
買えば良かったよ、ゴメンナサイ( ̄ω ̄*。。


□ MC

「皆さんも緊張しないで歓声とかくれるとソルトもテンションあがります!」

「さっき飲み忘れたユンケル飲んだから元気です!!」

「今日は長いです!!何してもオッケーです。
いびきや寝言がなければ寝てくれてもオッケーです。」

ソルトさん、しばし無言。「この状況空間が信じられない。」と、すかさず
竹善さんに「紅白で絢香の後ろで弾いていた男とは思えませんね」

ソルトさん13年前NYで楽譜をなくし、竹善さんに「あ、そう」と言われた話。

竹善さん、黒人ダンス白人ダンス、そしてソルトさんリクエストで黄色人ダンス。

竹善さん、松たかこの真似。

竹善さん、『ひとりで生きてゆければ 』を歌い、小田和正さんにいわれた話。

竹善さん、 SLTの「Skylark」を歌うも失敗。(成功したことがないらしい)

竹善さん、音楽の先生の真似を終始続ける。誰もわからずソルトさんが終盤になり
ようやく、聞いて判明(笑)

竹善さん、ソルトさんに頭のことを常にいってたよねー。
「また13年後にやるときは…スパッとハゲて…」とか。
全然そんなでもないと思うんだけど…・?
ソルトさんが人気あるからさ、イメチェン計画を企んでいたのかー。

「来年はシングライク、再始動しようかな、と」 観客大拍手☆
ソルトさん「それはっ!マニフェストと捉えていいんですかっ!!」
「ハイ。まーあの暑苦しい2人とまた会ってやろうかなと…」

(^∀^)期待しますぞ♪




秋の夜長。
帰り道は、心地よい風も吹いていて、本当に気持ち良かった。

最近こういう大人な?音楽に触れていなかったからか、
本当に心も癒されて、心が穏やかになっていくのを感じました。
やっぱりチケットすぐとって行って良かった♪
地味に活動しているって言ってたけど、音楽の交友も広いし、
もっとみんなに知ってもらいたいですね(*´∀`)

そしてそして、来年はお久しぶりの SING LIKE TALKING ♪


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