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ギター、ウクレレ等のトラブルは、結構多いですね。
特に、梅雨が終わって、猛暑・・・。
ネックが反ったり、はたまた、ブリッジが剥がれたり・・・
日本は、四季があり、厳寒から猛暑・・・ 多湿、乾燥が訪れてきます。
ギターも一定のコンディションを保つのは大変みたいです。
人間に例えればよくわかります。
熱中症や風邪をひいたり・・・
骨折したり・・・ 腱鞘炎になったり・・・(ははは)
ギターのネックやボディは木でできてます。
その木部から湿気が外気からの影響で、出たり、入ったり・・・
そのたびに、木部はストレスを覚えます。
そんな時に、ネックが反ったりするわけです。
だから、日本製のギターは、塗装が厚かったりもしますね。
そう・・・ポリ塗装というやつです。(⇔ラッカー塗装)
皮膜が厚いので、外気の影響を受けにくくする反面
木部の良さを閉じ込めてしまうことにもなります。
しかし、結果的なことを考えれば、一長一短ともいえますね。
さて・・・・
写真のブリッジ。実は、剥がれていました。ボディからめくれ上がっていました。
その場の写真がなくて・・・わかりにくいですが。
ネックの調整程度ならば私が直すのですが、
木部の破損はできません。
このような場合は、専門の方にお任せしております。
ただし、外注といってもけっして「丸投げ」ではありません。
経過、状態の説明、今後の使用、ご予算等についても、きちんと専門の方とお話をし、
修理を依頼しております。
ギターによっては、買ったほうが安い・・という場合の修理もあります。
しかし、ギターは自分の分身・・・ そして、入手のいきさつ・・・・
そんなことを勘案すると、「お金がかかっても・・・」と、言われる場合もありますね。
やはり「物」というものは、愛着もあるし、なにわなくとも「魂」が宿るものだと・・。
まして、ギターとプレイヤーは親身一体ですので。
そんな事情も踏まえて、リペアの対応をさせていただいています。
いままでも、いくつかのギターを預からせていただきましたが、
どれも「素晴らしい大切な」ギターでした。
無論金額の問題ではありません。
ギターの修理は、人の「心のリペア」のことなんですね。
サウンドジム 森
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