♪音の広場♪ サウンドジムあしかがはアマチュアプレイヤーのプラットホームです。

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ちょっとしたギターレッスン③ 響きを聴く・・・

2023年11月05日 09時10分08秒 | ちょっとしたギターレッスン

音を花火に例えます。

花火・・ 爆発の瞬間は色も形もありません。
そして、その直後から形と色彩が現れて観てる人に伝わるわけです。

音も同じです。

弦を弾いた瞬間はインパクトのみ。その後から、そのインパクトによる結果が
現れてきます。

それを聞いて、また、聞こうとして、判断するはずです。

つまり、しっかり弾いて、それからのことですね。

弾くのが目的ではなく、弾くのはそのためのアクション。
だから、弾いたなら、どんな音なのか、求める音なのか、

おっと・・・ その前に、音がでてるのか・・・ かな。

音が出たらなら、その音は、その場に解き放されていくはずです。
部屋の中なら、その空間に響きわたるはずです。

アクションからリザルトまでをしっかり聴き届けることです。

その「響き」は、即座に「良し悪し」で判断しないように。
良し悪しや体裁なんてのは最後の最後で。

まずは、どんな音なのか。それが求める音なのか。
感情、評価抜きで聴き取ってほしいです。

しかし・・・

曲を弾いていると、なかなかひとつの音を聴き届ける時間はありません。
矢継ぎ早に音は出さなくてはならないですから。

ただし、全音符で音を伸ばさなきゃならない時などは、
音を感じ取る良い機会です。ですので、そんなタイミングは、
特に大切にしてください。

チューニングの狂いなどもそんな時に気付くこともおおいですので。

音を聴く、響きを聴く時間をつくる。

私は、チューニングの時間を大切にしてますし、
あえて音を聴く時間にしてます。
チューニングは調律するためのものですが、
それと同時に、一音一音をしっかり聴く時間にもしています。

となると、チューナーは目で見て判断してしまいますので、
音をしっかり聴くことが阻害されてしまうことが多いです。

レッスンでは、必ず、私と生徒さんで、音を出し合いながら
「高いよ・・ 低いよ・・・」とチューニングしてます。
チューナーは使ってません。

チューニングが目的なんですが、やはり、音の聴き方、捉えどころを
知ってほしいのです。

結果、自分でも音の高低が判断できるようになり、相対音感を身に付ける
ことが可能です。

チューニングについては、また後程書きますが、
演奏準備のための作業がとてもない、かけがけえのない能力を身に付ける
ことにつながるわけです。

せっかく自分でチューニングしなきゃいけないギターという楽器を手にするわけですから
日常的な動作の中で身に付けられる能力はいただけるようにしたいです。

得てして、そのようなことを行っている皆さんの演奏は、
当たり前のようにカッコよく聞こえるのです。

音の聴き方・・・
弾いてからの音を伸び、拡がりを聴くこと。
花火と同じです。

今日は音の聴き方を書きました。
では・・・。

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