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森の里ホームズのブログ

コロナワクチン接種後しばらくしてから血圧低下、心不全の症状かも?

コロナワクチン接種後しばらくしてから血圧低下になる例があります。

今までコロナワクチン接種後に血圧が上がるという例は多数あります。それは、微小血栓ができて血液の流れが悪くなることによって起こることで納得できます。

でも、コロナワクチン接種後しばらくしてから血圧低下になる人もいるのはなぜでしょう?特に高血圧で降圧剤を飲んでいる人が最高血圧が100mmHg前後に落ちてしまうことがあるのです。それは、心機能が低下して心不全になっている例が多いのです。

詳しくは「心不全のいろは」をご覧になると分かると思います。

心不全の症状は、
左心系と右心系どちらのポンプ機能が低下するかで症状は変わってきます。

左心系のポンプ機能が低下する(左心不全)と肺からの血液が戻ってこられないことに加えて全身に血液を送れなくなります。肺からの血液が戻ってこられないと肺に血液が鬱滞して労作時の息切れ、起座呼吸(寝ていると息が苦しいが、起き上がって座ると楽になる)、咳、喘鳴(ぜんめい)などを認めます。全身に血液が送れなくなると易疲労感(疲れやすい)、低血圧、意識障害、尿量低下などを認めます。

右心系のポンプ機能が低下する(右心不全)と全身からの血液が心臓に戻ってこられないために全身に血液が鬱滞してしまいます。その結果、浮腫(顔面や両足のむくみ)、体重増加、食思不振などを認めます。
左心系と右心系両方のポンプ機能が低下(両心不全)をきたすことがあります。特に右心不全を来している患者の多くに左心不全を合併しています。

【左心不全による症状】

心拍出量低下による症状
動悸、易疲労感、低血圧、冷汗、四肢チアノーゼ、乏尿
肺鬱血による症状
労作時呼吸苦、呼吸回数増加、喘鳴、起座呼吸、発作性夜間呼吸困難
※問診で発作性夜間呼吸困難があれば、まず心不全で間違いありません。 特徴的なのは比較的寝入りばなに生じる点です。ひどい人では、さらに立ち上がり、戸を開けて外の冷たい空気を吸いたくなるそうです。朝方に息苦しさで起きてしまう患者では、心不全以外の原因を疑った方がよいかもしれません。


【右心不全による症状】浮腫、体重増加、食思不振、便秘

症状としては、以下ような特徴があります。

乏尿、四肢冷感、めまい、だるさ、血圧低下など:血液を送り出す能力が低下して起こります
息苦しさ(労作時呼吸困難、発作性夜間呼吸困難、起座呼吸など): 肺に血液がうっ滞すると(肺うっ血)呼吸困難が生じます。 心臓のポンプ機能が低下すると、肺に多くの血液がうっ滞し、酸素を取り込み二酸化炭素を体外に出すことができなくなります。そのため呼吸困難となります
むくみ(下腿浮腫、顔面浮腫、肝腫大、腹水など): 体の各部分にうっ滞が起こると浮腫が生じます。血液を送り出す能力が低下すると、心臓から前方へ血液が進みにくくなります。すると心臓の後方、血液を受け取る側で血液がうっ滞します

慢性心不全が急性に悪くなるほとんどの場合は、心機能が低下している状態の上に感染、虚血、不整脈(特に心房細動)、水分摂取過多、服薬中断などの誘因が加わって起こります。ときに非ステロイド性消炎鎮痛剤の投与により発症する例もあります。

感染とありますが、コロナワクチン接種で自分の細胞がスパイクタンパク製造工場になることも原因になると考えられます。虚血は微小血栓により起こり得ます。

心不全は、悪化と回復を繰り返しながら病状が徐々に進行し、最終的には安静にしていても症状がある状態(慢性心不全)になります。


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