森の里ホームズのブログ

エリキュース:一口メモ

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 エリキュースはアピキサバンを成分として含む抗凝固薬であり、脳卒中、塞栓症、血栓症の抑制に効果が認められています。 エリキュースの特徴として抗凝固薬の中でも第Xa因子阻害剤に分類され、トロンビン産生を抑制することにより直接的な抗血液凝固作用及び間接的な抗血小板作用を示し、抗血栓作用を発揮するとされています。

エリキュース錠(一般名:アピキサバン)は、血栓ができるのを防ぎ、血管が詰ま るのを予防する抗凝固薬です。エリキュース錠は、毎日きちんと服用を続けることで、脳梗塞が起こるのを抑え ることが期待されます。

エリキュースと同じ抗凝固薬としてワーファリン(ワルファリンカリウム)、ヘパリンなどがあります。エリキュースとこれらの薬の違いはその作用点の違いにあります。 エリキュースは凝固の過程のうち、第Xa因子を阻害するのに対し、ワーファリンはビタミンK作用に拮抗することにより、プロトロンビン、第Ⅶ因子、第Ⅸ因子、第Ⅹ因子を阻害するとされています。また、ヘパリンはトロンビンの作用を抑制するアンチトロンビンⅢの作用を活性化することで抗凝固作用を発揮します。

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