森の里ホームズのブログ

自閉スペクトラム症(ASD)

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 自閉スペクトラム症(ASD:Autism Spectrum Disorder)は、人とのコミュニケーションにおいて、 言葉や視線、表情や身振りなどによるやりとりが苦手だったり、自分の気持ちを伝えることや、相手の気持ちを読み取ることが難しかったりするといった特性があります。また、特定のことに強いこだわりを持っていたり、感覚の過敏さを持ち合わせていたりする場合もあります。

 【ASDの主な特性例】
 社会性の難しさ
コミュニケーションの難しさ
興味・関心の狭さ、偏り(イマジネーションの難しさ)
感覚(刺激)の過敏さ、または鈍感さ
不器用さ
睡眠の異常、過集中、特定のものについて記憶力が高い
このような特性を「ある・なし」に分けるのではなく、傾向が強い人からほとんどない人まで、“ひとつの特性の連続体(スペクトラム)”としてとらえるのがASDです。 ASDの特性だけがある人もいれば、注意欠如・多動症(ADHD)や、限局性学習症(LD)の特性もあわせ持つ人もいます。

 【二次障害】
 周辺症状 うつ病・パニック障害(二次障害)睡眠障害 自己評価の低さ イライラ 不器用さ ADHD・LD/SLD 中核症状 社会性・コミュニケーションの難しさ 感覚(刺激)の過敏さ、または鈍感さ 興味・関心の狭さ、偏り 思春期や青年期においては、人との細やかなコミュニケーションが必要とされたり、学校での学習で多様な能力を求められたりすることが増えてきます。しかし、ASDの特性がある人は、そういったことにうまく対応できないことがあります。

大人になってからは、日常生活だけでなく、職場で仕事が臨機応変にこなせなかったり、時には周囲の人と異なる言動をして「空気が読めない」などと言われてしまったり、悩みやトラブルを抱えがちです。さらに、そうしたトラブルがストレスとなって、不安障害やうつ病など精神的な不調(二次障害)に繋がることもあります。

 ⇒ 精神疾患の分類


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