スペシャルコンサートの余韻に浸る間もなく、仕事。
とある邸宅の網戸、調整。サッシ屋の仕事としては仕上げ工事。
建築中に枠を付けて、完成間近に網戸とかサッシに付属する部品を取り付けたりと、
枠を溶接で取り付けるよりも難儀だったりする。
コンクリート造の豪邸。最初から図面で作業量は分かっているが、工期が長いので
久しぶりに現場に行って作業量の多さにビックリだ。
色々と不具合、例えば部品の足りないとかうまく取り付けられないとかそういう相談事は
元請けの施工管理という立場の人に相談するのだが、その人の人柄によってこちらの気分も
左右されるわけ。昨日夕方電話、要約すると
「～が現場にあるはずなんだけど知らないか？」
「ん～気がつかなかったなぁ、すいません。」
「あれないとまずいぞ！チェっ・・・」
チェっってなんだ？あたかも俺が捨ててしまった様な言い方。
俺もこの仕事長いので、捨てていいものダメなものは分かっているし
大事なものがすぐに監督に渡すし、時には家で保管したりする。
むかつくね、そういうの。
この人、仕事以外ではいい人なんだけど仕事の時は会いたくないんだ。
あたかも機嫌悪そうにブスッとした表情で現場に来てさ。
気分悪いからくるなよ。仕事熱心なのかも知れないけど気分良く仕事したいわけ。
仕事はやらせてもらっている立場だけど、やらせてやってるとでも思っているのか。
この会社のこの人の仕事ならやりたいって思ってきた。
いくら仕事でも心の通じ合った関係、気持ちの良い間柄じゃないと嫌だね。
こちらも人間なので。心で仕事したいね。
