前回のぶログからの続きです。
『南禅寺』の境内をぐるりと巡ってきましたが、
『観門亭』でお土産を買ったあと、最後はこちらの”塔頭(たっちゅう)”に行きました。
「正門」は閉じられていて、その右手にあるこちらの「通用門」から入ります。
『天授庵』の全景はこんな感じ。
こちらのお寺は”庭園”が見どころとなっていて、
「枯山水庭園」と「池泉回遊式庭園」の2つの全く雰囲気の異なった”庭園”を楽しむことができるんです。
入口の受付で拝観料500円を納めていざ境内へ!
まず「通用門」から入って正面に見えるのが「庫裡(くり)」とよばれる僧侶が住まわれている建物。
立ち入り禁止になっているので、外から見るだけですが、趣のある立派な建物に見えます。
奥の方の部屋は窓越しに庭園が眺められそうですね。
「庫裡」の左手にある入口から「本堂」である「方丈(ほうじょう)」へ向かいます。
通路の左手を見ると、そこには大きな『三門』が見えます!
そして「方丈」の前に広がるのが「本堂前庭(ほんどうまえにわ)」または「方丈東庭」とよばれる「枯山水庭園」です。
閉ざされていた「正門」から菱形の石畳が続いています。
砂もきれいに整えられて、素晴らしい景観。
「方丈」の縁側に腰かけて、すこしのんびりと眺めていました。
『天授庵』の”庭園”はこれだけではありません。
さらに奥に進むと、
雰囲気の異なる「池泉回遊式庭園」が広がります。
二つの池が並んでいて、その周りを歩道が整備されていてぐるりと観て回れます。
池には鯉が泳いでいましたよ。
こんな丸い石が並んだ足場も通ります。
順路に沿って木々の間を通って行きます。
緑に包まれた”庭園”も素敵ですね。
奥に見える建物が「書院」で、その南側にあるので「書院南庭」とよばれています。
この苔むした感じ、めっちゃ絵になる!
静かな雰囲気で、この水紋を観ているだけで癒されます。。。
「池泉回遊式庭園」を一周してみましたが、
「枯山水庭園」とはまた違って、自然に包まれたような雰囲気で素敵でした。
『南禅寺』という大きなお寺の”塔頭”なので、京都観光なんかでは素通りしてしまいがちですが、
どちらの”庭園”も素敵なので、時間が許せば是非立ち寄ってみてほしいなって思いました。
というわけで、『南禅寺』をめいっぱい楽しんできました。
とても一回の記事にはまとめられないくらい見どころたくさんのお寺でした。
オイラは京都出身ではありますが、こんなにゆっくりと京都のお寺を観て回ったことはほとんどなく、
新しい発見があって、大人になってからの一人旅もたまにはいいなって思いました。
この日は正月(1月2日)でしたが、観光客や初詣客も少なくてほんと穴場スポットでした。
正月はやっぱり”神社”に初詣に行く人が多いんでしょうね。
実際、この日の最後は『八坂神社』に初詣(本当は初ではないけど、、、)に行ったんですが、
さすがにめちゃめちゃ混雑してました。。。
その様子はまた今度。。。
京都一人観光はまだまだ続きますよ!!
この後も少しずつ載せていきます!