前回のぶログからの続きです。
『南禅寺』の『方丈』を観た後は、『南禅寺』境内の周りをぐるりと散策。
通り沿いに『南禅寺』の”塔頭(たっちゅう)”がいくつか並んでいるので、チラッと見て回りました。
”塔頭”とは、大きな寺院の周りに、その寺院の弟子たちが建てた小さなお寺のことです。
”禅宗”のお寺でよく見られ、あの有名な『金閣寺』や『銀閣寺』も実は『相国寺(しょうこくじ)』という寺院の”塔頭”なんだそうですよ。
では、『方丈』を出てからの道順に沿って載せていきます。
”国宝”であり、国の”重要文化財”でもある『方丈』の脇の道を通り、
『龍渕閣(りょうえんかく)』という”座禅”を行うための建物の前を通り過ぎて、
竹垣の趣のある坂道を下りて行き、
突き当りを左手に曲がるとすぐに『大寂門』という門があるので、
こちらを通り抜けて道なりに行くと、
まず最初にある”塔頭”が『聴松院(ちょうしょういん)』
こちらの本堂には”摩利支尊天”が祀られていて、
その前には狛犬ではなく、なぜか”狛猪”がいます。
なんだか愛嬌がありますね。
それにしても、なぜ猪??
『聴松院』をお参りした後は、その隣にある”塔頭”『慈氏院(じしいん)』へ。
こちらのお寺には”達磨堂”があり、
達磨像が鎮座。
あまり見たことがない、背が高い達磨ですね。
周りには赤い見慣れた小さな達磨がたくさん並べられていました。
『慈氏院』の次にある”塔頭”が『牧護庵(ぼくごあん)』
こちらは開いてなさそうだったので、門だけを見て素通り。。。
境内には100体以上もの”わらべ地蔵”が置かれた「わらべ地蔵の庭」があるそうです。
ちょっと見てみたかったなぁ。。。
そして、『南禅寺』の正面まで戻ってきました。
やっぱり『三門』は立派だな。。。
そしてその先にあるのが『観門亭』という名のお土産屋さん。
文字通り『三門』を臨める場所にあります。
せっかくなので、『南禅寺』土産を買って行きました。
『五右衛門ようかん』
先日のぶログでも載せましたが、
”石川五右衛門”が『南禅寺』の『三門』から満開の桜を見たという、歌舞伎の演目にもなった逸話があることから、
”石川五右衛門”にあやかったお土産になってるんですね。
歌舞伎っぽい色合いの箱に入った羊羹で、
”栗”、”抹茶”、”黒糖”の3つの味がセットになってます。
まだ食べてないけど、オイラ的には好きそうな味3種なので、
賞味期限が切れる前に早めにいただこぉっと!