9月議会は9月5日に始まり、9月17日まで行われました。昨年度の決算の認定が重要な案件であり、一般会計決算の認定では4名が質問を行い、反対討論を岡安議員、賛成討論を薗田議員が行いました。
反対討論を行った岡安議員はその理由に、川俣駅南側の踏切を改善しないままでの同駅周辺整備事業を挙げていました。昨年、日本共産党明和支部が行ったアンケートでも、川俣駅周辺整備で当初から課題となっていた駅南側の踏切が改善されずに進められていることに対するご意見が寄せられましたが、私はこの件については岡安議員の主張に賛成です。
5つの特別会計等の質疑では3名が質問しましたが、すべて全員賛成で可決・認定されました。
請願2件を採択
意見書を可決
請願では「手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書」及び「新聞への消費税軽減税率適用を求める請願」が出され、全員賛成で可決され、それぞれの意見書も全員賛成で可決されました。
議員発議
議員発議第3号では「明和町議会会議規則の一部改正について」 が提出され、事前の議員全員協議会等で協議されていたものと思いますが、質問を行う人も無く全員賛成により可決されました。(一部改正される内容は他の市・町でも行なっている、一般質問での一問一答方式の導入です)
一般質問
一般質問は9名の議員が13項目の質問を行いました。
印象に残ったのは
斎藤議員の質問では、高校卒業までの医療費無料化が取り上げられました。
明和町では近隣の市・町に先駆けて小学校卒業までの無料化を2005年4月から、中学校卒業までの無料化を2008年4月(全県では2009年10月)から実施しています。
高校卒業までの医療費無料化を
私も2009年6月議会の一般質問で、同年10月から県の補助金が受けられることを指摘。県の補助金を財源に高校卒業までの医療費の無料化を行うよう求めましたが、当時の恩田町長は「財源の見通しさえつけば実施の方向で検討を考えています」と答えていました。
今回の斎藤議員の質問には「10年20年先に検討する」という残念な答弁しかありませんでした。斎藤議員の「仮に実施した場合の医療費は」との質問には、健康づくり課では420万円ぐらいを試算していると答弁していました。非正規雇用が広がり、子育て世代の給与が減りつづけている現在、子育て支援・少子化対策として実現が待ち望まれます。
栗原議員の質問では、水害対策の今後の改善策、将来の取り組みが取り上げられました。
アメリカで大きな減災効果を上げているタイムライン(事前行動計画)という災害時の対応の提案と谷田川など現場を見たうえでの質問に同感を覚えました。
堀口議員の質問では、消火器貸与の再開が取り上げられました。
各家庭への消火器の貸与は1993年から行っている事業で1998年からは町内を3地区に分けて98年、99年、00年と貸与。各地区別に消火器は5年ごとに交換し1年あたり120万円の経費がかかるとのことです。
最近では08年、09年と貸与し、最後の貸与は10年の新里、中谷地区で、来年で5年が経過します。再開・継続が望まれる事業です。
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