~おしゃれきもの紬夢叶(ちゅむか)~                     ☆大島紬の専門店☆

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冷静な対応・・・・

2011年03月18日 | 日記











  福島第1原発の事故の影響で15日、県内でも通常の8倍程度の放射線量が測定された。だが健康被害を及ぼすレベルではな

く、専門家は「過剰反応は禁物。正しい知識を持ち冷静な対応を」と注意を呼び掛けている。

 






  「数百キロ離れた場所から風に乗って流れてくる放射性物質は高濃度ではなく、現段階での健康被害は考えられない」と強調

するのは、放射線災害医療に詳しい前川和彦東京大学名誉教授(救急医学)。「実被害より影響が大きいのは、社会不安」と指摘

する。

 





  万一、現在は原発の半径30キロまでにとどまっている「屋内待避」が拡大したらどうするか。前川教授は、「なるべく外出を

避けること」と説明する。近代的な家屋は密封性が高く、雨戸を閉め換気扇を止めれば放射性物質は侵入しにくくなるという。

 





  どうしても外出しなければならない時の対応策は「花粉症と同じ」で、マスクやゴーグル、帽子に手袋など肌の露出を減らす

服装にし、帰宅後はシャワーを浴びる。着衣はポリ袋などに入れて密封、再利用はしない。

 





  放射線量の高い地域では医師の指示で「安定ヨウ素剤」が配布されるケースがあるが、これは体内に取り込まれた放射性ヨウ

素による甲状腺がんの発生を防ぐ効果がある医薬品。薬局では売っておらず、「万能薬ではない」(前川教授)といい、「手に入

れるためにわざわざ外に出て、身を危険にさらすものではない」と話している。

 






 また、独立行政法人放射線医学総合研究所は、安定ヨウ素剤の代わりにうがい薬などヨウ素を含んだ市販品を服用するのは健康

を害する恐れがあるとして、注意を求める見解を出している。がん発生の抑制効果もないという。