重くて長くなるかもしれません・・・・
これは私の友人に起きた出来事です。
会社の社長に近い位置で毎日仕事をしているその友人は、ある時から酷いセクハラを受けるようになったとか。
最初はちょっとしたミスがあるとお尻を叩かれたりしていたそうです。
そして、朝のお茶出しのときに毎日のように社長の話し相手をさせられ、1~2時間は当たり前!
入社して間もない友人は断ることもできず、繁忙期の時期にはその無駄な時間のお陰で仕事がはかどらず
早めに出勤してもてんてこ舞いで、時間内に仕事が終わらずストレスになっていました。
そんな矢先別の事業部を立ち上げ、両方の経理を任されることになり負担は倍増!
「残業すれば解決する!」という社長の言葉に、お茶出しのときの談話が余計無駄に思えきたと言う。
ちなみに無理やり作った事業部は、実質的に別会社の経営にも関わらず担当者は面倒なことをしたがらない・・・
話は逸れましたが、その社長との会話は主にエロ話が多く、かなりリアルな内容だそうです。
自分が尿管結石になったときの治療の様子を事細かに語ったり、風俗店などのサービス内容を説明したり
友人は元々そういう話が好きではなく、興味を示す素振りは一切見せたこともないのに何度も同じ話をしてくる。
そこで抵抗すれば、恥じらうような歳でもないだろ~!的なことを言うそう。
ここまでの流れでもかなりのストレスを感じているが、それは日に日にエスカレートして行き、近くに寄るのが怖くなってくる。
仕事上でミスとは言えないような間違いを見つけると、スカート脱がすぞ!と口癖のように言っていた。
制服も男性が喜びそうな形のものに変えよう!と言ってみたり、しきりに風呂で背中を流してもらわないとな・・・・
等々言葉のセクハラがあるかと思えば、突然腰に手を回し抱え上げ「どのくらいの重さかな?」と。
血管が見える・・とか言いながらヒザ付近を触ってきたり、脇に手を突っ込んで来たり、背中に手を突っ込んできたり。
そしてある日突然、中が見えるほどスカートをガバッ!とめくり上げたらしい。
スカート脱がすぞ!が現実になった瞬間でした。
本当に耐え切れなくなった友人は、いろんな人に相談していたようです。
しかし、生活していかなければいけない状況の中で退職を考えて訴えるのはかなりの覚悟が必要。
それを分かっていての社長の行動なのでしょうか?
どこまでエスカレートするのか不安な毎日のときに、それは起きた!
娘さんが時々仕事のお手伝いに現れるのですが、応接室で社長と打ち合わせをしている最中も足を触ってくるという。
向こうに自分の娘がいるにも関わらずだ。
打ち合わせは、社長の身内の法要の段取りについて。
翌日その法要が執り行われ、無事終了して社長宅へ戻ったときのこと。
他の人が部屋を離れた隙に、いきなり胸を触ってきたという。
叫びますよ!セクハラですよ!と言う言葉をさえぎるように話をすり替える社長。
止めて下さいアピールは日々しており、行動をメモしていると言うと「性格悪いなーお前」と全く自覚なし!
とうとうここまで来たか・・・相当なストレスを抱え、もう無理!と思った友人は、直接対決を決意したそうです。
いつものように朝の無駄話の時間が始まるが、何かを察したのか会話はとぎれとぎれ。
友人は話すタイミングをうかがっているため、質問されても心ここにあらず。
「なんだ、なんか変だぞ!ダメだぞその態度は」と社長。
ここで言わなくては!
・社長は私に会社を辞めてほしいんでしょうか?
・なんだ、どういうことだ?
・毎日悩んでるんです!今まで勤めていた会社では、体を触ってくるような人なんて・・・・・
・それはスマン!!忘れてくれよ~
・忘れられません。もう人に相談しなきゃならないところまで来てるんです。
・分かったから!
・もし、これが原因で辞めることになったら、出るところに出ますから!今までだって、そうして来ました!
・そんなことあったのか??
・セクハラはないです。セクハラじゃないです。
・もう分かったから!!つい近くにいたから、みっともない行動をとってしまった〇×△□♪▽・・・・・・(言い訳が続く)
・社長って従業員を守る立場だと思ってるんですけど、それが逆になってますよね!親だって悲しみますよ。
・そうだよな。今後、たった今から絶対嫌な気持ちになるようなマネはしないから、長く勤めてくれないか?
・「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・従業員は社長の立場として、ちゃんと守っていかないとならないし嫌なことは二度としないから、
今まで通り仕事を続けてくれないか?
・口ではなんとでも言えますよね!これに関係するパワハラも止めて下さい。
私は単なる事務員であり従業員です。会社の仕事以外のことはしませんから。
その後、なんとか仕事を続けるということで収まったようですが、友人は納得はしていないよう。
なぜなら人の意見を最後まで聞こうとせず、さえぎるようにとにかく謝っておけば何とかなる作戦?
場の空気に耐え切れず、すぐ話をすり替える。
人生長く生きていれば、それが本当に誠意のある言葉なのか分かります。
社長の家の掃除?仏壇の花の水やり?勤務時間外の食事?
これは従業員がやるべき仕事ではありません。
社長と言う立場を利用した悪意のある強制的な命令です!
細かくいろんなことを書きましたが、泣き寝入りをして退社に追いやられる女性は山ほどいます。
回りに相談したからといって、最後に決断するのは自分の意思。
今回は解雇される覚悟でも、ちょっと勇気を出せば強い自分をアピールできるんだ!ということを知ってもらえたら・・
という友人の気持ちから、ここでセクハラ、パワハラ被害について書かせて頂きました。
最後まで読んでくれた方がいましたら、ありがとうございます。