25日付け日経プラス1の『知求見聞』欄に、心臓外科医南渕明宏医師の談話(連載の3回目)が載っている。何気なく記事に目をやったがその内容には驚いた。日経にこんな記事が載っていいのかと思った。
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心臓外科医を目指し、国立循環器病センターなどで研修医とて勤務を始めました。でもすぐ上の先輩たちは「ただいるだけ」。失望しました。
国立大学から移ってくる40代半ばの医師は手術のレベルが極めて低く、許されないと怒りさえ感じました。ひたすら大学で論文を書き、学位を取ってから病院に赴任して初めて手術に臨むのですから、腕が悪いのもあたり前です。
こんなむごい、非人道的な環境では「プロ」にはなれないと考え、海外に武者修行にでました。
(中略)
海外では手術、麻酔、看護などそれぞれの分野にプロがいます。
医師に権限が集中し、ヒエラルキーで固まった集団で仕事をこなす日本はまさにアマチュア集団の世界といえます。
(後略)
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国立循環器病センターなどを筆頭に大学を含めた国立の様々な病院はエリート集団と思っていたが。
wikipediaによると南渕医師が国立循環器病センターで研修を受けたのは1983年ごろなので、今からおよそ30年前のことになるが、30年経った今どのように変わったのか、何も変わっていないのかその実態を知りたいものだ。
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心臓外科医を目指し、国立循環器病センターなどで研修医とて勤務を始めました。でもすぐ上の先輩たちは「ただいるだけ」。失望しました。
国立大学から移ってくる40代半ばの医師は手術のレベルが極めて低く、許されないと怒りさえ感じました。ひたすら大学で論文を書き、学位を取ってから病院に赴任して初めて手術に臨むのですから、腕が悪いのもあたり前です。
こんなむごい、非人道的な環境では「プロ」にはなれないと考え、海外に武者修行にでました。
(中略)
海外では手術、麻酔、看護などそれぞれの分野にプロがいます。
医師に権限が集中し、ヒエラルキーで固まった集団で仕事をこなす日本はまさにアマチュア集団の世界といえます。
(後略)
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国立循環器病センターなどを筆頭に大学を含めた国立の様々な病院はエリート集団と思っていたが。
wikipediaによると南渕医師が国立循環器病センターで研修を受けたのは1983年ごろなので、今からおよそ30年前のことになるが、30年経った今どのように変わったのか、何も変わっていないのかその実態を知りたいものだ。