山ぶろぐ

百名山完登をめざして 現在66座

大岳山

2011年04月02日 | 旅行
とき:2000年5月4日(日)
場所:大岳山1266.5m

 

 9:00 御嶽
  |    ケーブルカーとリフト
 9:15 登山開始
  |
 9:40 天狗の腰掛
  |
10:12 芥場峠
  |
10:50 大岳山頂上
  |
11:15 下山開始
  |    道を間違える
11:55 分岐
  |
12:50 鋸山
  |
13:40 イワカガミ群生地
  |
14:30 愛宕公園

 

 ゴールデンウィーク中とあって、JRも御嶽駅からケーブルカー乗り場までのバスも混みあっていた。
 ケーブルカー乗り場の店は以前に来たときと変わっていなかった。切符に鋏を入れて入場で、鋏の音が嬉しかった。
 ケーブルカーの後は、リフト。子どもたちと来たときのなつかしさに、つい乗ってしまった。地面に足が着きそうなリフト。振り返ると御嶽駅周辺の集落が見下ろせた。
 展望台からは、高水三山や高尾山が見えた。緑にこんもりとした山々の景色だった。
 御嶽神社へ向かう道に出るまでは下り坂。リフトで上がった分を下るよう。やはり、リフトに乗る必要はなかった。
 子供やお年寄り、家族連れが多く歩いていた。門前町は食堂や宿坊が並ぶ。子どもが学童クラブにいた頃、夏のキャンプで宿泊した場所がどこかにあったはずだったが分らなかった。でも、父母だけで下見に来たときにおそばを食べたお店を見つけた。
 
 神社を過ぎると、山道になる。歩く人もぐっと減った。
イメージ 1 やがて見えてくるのが天狗の腰掛と呼ばれる巨木。本当に天狗が腰掛そうな枝ぶりだ。
 奥の院に行く道を分かち進む。左へ下るとロックガーデン。少し惹かれたが、直接、芥場峠へ向かう。岩場があった。慎重に通り、緑の木々の中を通ると、大岳山荘の大きな屋根が見えてくる。大岳神社の鳥居をくぐり、とてつもない急坂を登るとそこが頂上。360度のパノラマ。富士山も見えるそうだが、この日は見えず。でも、奥多摩の山々が美しかった。濃い緑の中に、広葉樹の淡い緑が鮮やかだった。

 

 帰り道は、間違えて白丸への道を右へ降りてしまい、約40分のロスタイム。一度降りた道を登り返すのは辛かった。
 中岩山までは、アップダウンが続く。「ここが鋸山かも。だから登ったり下ったりしてるんじゃないかな。」と言っていたけれど違った。間違えて余計に歩いた後だったせいか、中岩山までが長かった。鋸山までの道も展望が開ける所が少ないが、ところどころで、堂々とした御前山が見えた。




イメージ 2 途中、イワカガミの群生地があり感激した。こんなにあちらこちらにたくさんと咲いているを見るのは、初めてだった。











 もういい加減下るのいやになり、ひざもがくがくになった頃、山道が一旦終わる。
 そこが、愛宕神社。車道を帰ることもできるようで、左の道もまっすぐの道も「奥多摩駅」と表示されている。本「山あるきナビ日本200名山を登る」(昭文社)に従い、愛宕神社への階段を上った。本には、こうある。「最後は愛宕神社へ登り、急階段を降りて車道に出て。。。」本当~にな階段で驚いた。後のペアは後ろ向きで降りていたくらいだ。下から見上げて、やめようと帰っていくお二人もいた。登りだったら、私らもやめていたかもしれない。



イメージ 3 下山!さあ、もえぎの湯へと向かったが、混雑で30分以上は待つという。もらった整理番号は124番。ただいま80番。やめておいた。
 でも、「ビールは飲みた~い」と駅へ。六月の陽気ぐらいの暑さ。駅前には、テントが出ていて、缶ビールとヤマメの塩焼き650円。一気に飲み干したビール、おいしかった。ヤマメがまた実においしかった。

 

イメージ 4 ホリデー快速は座れそうになかったので、次の電車を待つ。この電車が、ラッキーなことに展望列車だった!窓の方に座席が向いている。テーブルもある。リュックに残っていたスナックとチーカマ。ホームで買ったサイダーを並べた。発車までに食べて飲んで、走り出したら眠りに落ちた。せっかくの展望車だったけれど。。。

 

 前々から一度登りたいと思っていた大岳山。イワカガミを見られたのが、一番の収穫だった。
 ヤマメの塩焼きも。

 



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