と き:2008年9月14日(日)
場 所:八ヶ岳・硫黄岳 2760m
交 通:車
コース:中央道諏訪南IC-桜平-夏沢鉱泉-オーレン小屋-夏沢峠-硫黄岳頂上 (往復)
場 所:八ヶ岳・硫黄岳 2760m
交 通:車
コース:中央道諏訪南IC-桜平-夏沢鉱泉-オーレン小屋-夏沢峠-硫黄岳頂上 (往復)
朝、7時10分に中央高速に乗る。高速は、少し混んでいて、諏訪南ICを9時40分降りる。ここからの道は、適当な地図を持っていなかったので、「三井の森」や「唐沢鉱泉」の看板を頼りに進んだ。
走っているとき、やけにおまわりさんや何かの大会役員ぽい人々がたくさんいて、何かイベントがあるのかななどと話していたら、進みたかった道に車止めが。聞いてみると、この日は「縄文マラソン」の開催日で、10時~1時まで、「尖り石考古館」からの道が通行止めとか。高速が混んでいなければ。。と思いつつ迂回路にて夏沢鉱泉入り口へ。
走っているとき、やけにおまわりさんや何かの大会役員ぽい人々がたくさんいて、何かイベントがあるのかななどと話していたら、進みたかった道に車止めが。聞いてみると、この日は「縄文マラソン」の開催日で、10時~1時まで、「尖り石考古館」からの道が通行止めとか。高速が混んでいなければ。。と思いつつ迂回路にて夏沢鉱泉入り口へ。
「ここからの桜平駐車場への道5キロは、ダート」と本に書いてあったが、本当にダート。ジープが似合う道で、途中で帰りたくなるようだった(><;)
歩き始めると、「もののけ姫」の世界のような樹林帯。苔むした倒木。日の光が透かして見える緑の葉。渓流の水音。マイナスイオンいっぱいで、体の中も気持ちも澄んでいくようだった。
おまけにかもしかがお出迎え。ちっともこちらのことは気づかず、お食事中。
夏沢鉱泉の壁面は、太陽発電のパネルが、張りつめてあった。かなり早くから太陽光と風力の発電をとり入れた山小屋だそうだ。
登山客だけでなく、温泉客も訪れるらしい。私たちも、車から温泉道具を持ってここまで歩いてきているお客さんらを見かけた。日帰り入浴500円。手拭つき。
他にもアザミやホタルブクロ、オグルマなどを見た。
檜の風呂があるらしい。また、水力発電を試みているそうで、道々その説明の看板が立っていた。
小屋の前には湧き水があり、飲める。
「昔、赤岳と富士山が、自分の方が高いと言いはり争いになった。どちらが高いか決着をつけようと、両者の間に樋をかけ水を流してみることにした。水は富士山の方へ流れ、赤岳の方が高いことになり、富士山がおおいに怒ったという。」そのときに使ったという由緒ある水だ。おいしかった。
「昔、赤岳と富士山が、自分の方が高いと言いはり争いになった。どちらが高いか決着をつけようと、両者の間に樋をかけ水を流してみることにした。水は富士山の方へ流れ、赤岳の方が高いことになり、富士山がおおいに怒ったという。」そのときに使ったという由緒ある水だ。おいしかった。
姿を写真にはおさめられなかったが、ヤマネらしきものを見かけた。
そうした先住民の暮しをこわしてはいけないね。
そうした先住民の暮しをこわしてはいけないね。
夏沢峠を出ると、突然左側がぼっかりと落ち込んでいる。のぞくと怖い。爆裂火口だ。さっき峠から見えた壁から続くおおきな穴。どでかいショベルカー、はたまたどでかい熊の爪が、上からぐわ~と岩を削り取って穿った。そんな様子。
ときおり、左上を見上げると、頂上を目ざして登る人達が点々と見えた。まもなく、森林限界となって、平らな灰色の石の重なる道をがしがしっと登ると。。。
頂上!大展望!
ときおり、左上を見上げると、頂上を目ざして登る人達が点々と見えた。まもなく、森林限界となって、平らな灰色の石の重なる道をがしがしっと登ると。。。
頂上!大展望!
振り返ると、夏沢峠からの道でてっぺんだけちょこっとのぞかせていた天狗岳の全容が見える。東天狗と西天狗。羽根をひろげたような美しい山容だ。
広い頂上広場の端まで行くと、茅野のまちが見下ろせる。田圃が黄金色に輝いていた。
八ヶ岳縦走。この景色を見て、やってみたくなった。いつか、できるかな。