とき:2006年12月27日~29日
ばしょ:由布岳(大分県)
歩行時間:4時間
5時の終業と同時に職場を出る。夫と羽田空港駅で合流。6:55発のJALで大分へ。空弁「空の小箱牛肉弁当」はとってもおいしかった。離陸の遅れほど到着は遅れず8:40に大分空港へ。空港前で、予約していたレンタカーを借りて、湯布院へ。有料道路と高速は、対向車線のある暗い道で、運転手(夫)は大変。ただ、出会う車は少なく。約1時間で宿へ。
翌日の天気は、日本海側が冷え込んで、雪。湯布院も午後から雪。登れるかなあ、と心配しつつ就寝。
翌朝、曇り空ではあったが、雪は降ってない。登山口まで、車で移動。スキー用の帽子をかぶりジャケットを着て、雨具のズボンもはいて、寒さ対策万全で、7:30歩き始めた。ふもとに草原が広がり見上げる由布岳。朝日に赤く染まりとてもきれいだった。NHKの朝の連続小説で見ていた夏の美しい風景も想像できるいい眺め。でも、すごい風。とばされそう。
牧場との境となっている柵を開けて山道に入る。林の道は、陣馬山を歩いているような感じ。8:15合野越(ごうやごえ)で小休憩。ここからは、徐々に勾配が増し、岩がごつごつしてくる。途中、由布の町が見える。今日の天候で、町が見えたのは幸運だ。じぐざくの道を歩くこと1時間10分。雪も降り始め、帽子から出ていた髪の毛が凍った。9:25マタエ。ここは、由布岳の2峰の股。左の西峰は、難所もあるということで、東峰をめざす。辺りは一面雪で真っ白、霧氷に包まれた木々が美しい。風でときおり体が揺らぎながら、9:40頂上へ。頂上の標も雪がついていて文字が読めない。カメラのバッテリーは気温が低いせいか、すぐ切れてしまうので、大急ぎで写真撮影、早々に降りる。9:55マタエ。11:00合野越。これなら、お昼は、湯布院の町でおいしいランチだ!とますますとっとこ下山。途中、今日初めて他の登山者と会う。あちらもご夫婦。装備は多め。ごはんも作るのかな。11:30登山口。草原は、行きよりすごい風。車に乗ってほっとする。
お昼は、湯布院の有名宿の一つの敷地内「湯の岳庵」にて。店に入ると、宿の人たちが威勢のよい掛け声とともに餅つき。お正月の準備だ。「豊後牛のすね肉の煮込み(ビーフシチュー)」は、とろけるような肉に特性のデミグラスソース。香ばしい焼きたてパン。ピリッとしたドレッシングがさわやかなサラダにデザート。とってもおいしかったぁ。
湯布院の町を散策後、ペンション「ゆふいん時遊館」に宿泊。温泉に入り、豊後牛を鉄板焼・揚げたてのてんぷら・野菜をふんだんに使ったお料理に舌鼓を打った。オリジナルワインもとてもおいしかった。
翌日は、金鱗湖に行き、屋台のとり天を食べ、おみやげを買って家路に。由布岳登山と温泉と、おいしいものと盛りだくさん大満足の旅だった。春や夏、秋の由布岳にも行ってみたいと思った。
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