「ハピネスチャージプリキュア!」第27話「悩めるひめ! プリキュアチーム解散の危機!?」の感想です。
~ オープニング前 ~
いおなはプリカードで、先生に服装チェンジ。
めぐみ、ひめ、ゆうこ、いおな、誠司は、夏休みの宿題を終らせるために、大使館に来ていました。
ですが、ひめは前話で誠司に恋心を抱いたために、平常心ではありませんでした。
その誠司は、数学が好きなだけあって、既に数学の宿題は終らせていました。「好き」という言葉に過敏に反応するひめ。
その後、ひめはリビングを出て、自分は誠司が好きで、その誠司はめぐみが好きという、恋の三角関係にあり、プリキュア解散の危機なんじゃないか、と慌てます。その様子を、ゆうこが見ていました。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「ドキドキ!プリキュア」から、「キュアロゼッタ」。
4話で初変身を迎えた直後に言っていた「愛を育んで下さいな」が来ました! あれを言ったのは、あの回と33話の2回だけだったのが残念でしたが、こういうところで出てくると、やはり嬉しいですね。
ロゼッタが今回選出されたのは、「見守る」というセリフが多く出ていたからでしょう。この子は終始、マナ達を見守って、サポートするポジションに撤していましたしね。
さて、次々回出てくるプリキュアですが、ミルキィローズが来ると予想します。
今回から、後半戦という事で、エンディングなどが変わりました。オープニング後の提供画像も、その一つです。
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~ Aパート ~
あれからしばらくして、めぐみ達は、お腹が空いて、宿題がはかどらなくなりました。
という事で、昼食に。ゆうこは昼食を作りにキッチンに向かいます。
めぐみも手伝おうとしますが、少しでも宿題を進めるよう、いおなに言われます。ここは、誠司が代わりに手伝います。誠司が気になるひめも手伝います。
誠司は器用にオムライスを作ります。その様子を見ていたひめは、良い旦那さんになれそうだと、頬が緩みます。
しかし、誠司に声をかけられると、慌ててしまい、自分の部屋に駆け込みました。
ひめは部屋でも、誠司の事が気になり、平常心でいられませんでした。
少しして、ゆうこ、いおな、リボンが部屋に入ります。悩みがあるなら相談して、と言われたひめは、誠司に恋をしちゃった、と打ち明けます。
いおなとリボンは驚きますが、ゆうこはオープニング前で、恋に落ち着かないひめを見ていたために、やっぱりね、と感心します。
その後、いおなはキュアラインで、ひめと誠司の相性を占います。すると、2人の相性はバッチリとの事。
ひめは、この恋が実っちゃうかも、と期待を膨らませるものの、プリキュアは恋愛禁止。チームワークが乱れるおそれがあります。だから、ブルーは「恋愛禁止令」を打ち出したのだと、いおなは解釈します。
まあ、それ「だけ」が理由とは思えませんけどね。本当にそういう理由だけで恋愛禁止を求めたのであれば、3話でちゃんと説明しているでしょう。
少しして、リビングで昼食。
いおなは、24話で「恋愛禁止令」に反対した事をブルーに謝ります。
その様子に、めぐみは、ひめに何かあったのかを聞きます。ひめは悩みがあると言い、めぐみは相談するよう求めますが、その悩みがめぐみに関連しているので、当然言える訳がありません。
そこで、めぐみをAさん、誠司をBさん、ひめをCさんに置き換え、恋の三角関係に悩んでいる事を打ち明けます。しかし、めぐみは、AさんとCさんは友達同士だから心配ない、と明るく返します。
とはいえ、ひめにとっては、重症で、食欲が進みません。
その後、この話はひめの事なのでは、とぐらさんは言い、ブルーは「そうなのかい?」と聞きます。「恋愛禁止令」があるために、当然、ひめは否定しますが。
「そうなのかい?」って、そうなんだよ。心の機微に鈍感すぎるな、アンタは。話の流れで、ある程度分かるだろ。「恋愛禁止令」を打ち出した本人が、この有様とか「恋愛禁止令」を軽々しく見てるんじゃないかと本気で疑います。
その後、ゆうこは、めぐみに、誰かに恋してるんじゃないか、と聞きます。めぐみは、ブルーを思い出すものの、否定します。とはいえ、顔を赤らめてはいますが。
ブルーは、めぐみまで恋愛に夢中になったら、平和の危機だ、と注意します。とりあえず、アンタは、恋愛心理学の本を読んで、勉強した方が良いと思う。
一方、誠司は、複雑な表情を浮かべます。
それから少しして、ひめとゆうこは昼食の後片付けに。
ひめはゆうこに、めぐみは好きな人がいるんじゃないか、と聞き、ゆうこは、ブルーが好きなんじゃないか、と答えます。
驚くひめ。さらに、めぐみとブルーがカップルになったら、誠司は失恋じゃないか、と慌てます。
「それでも、相楽君は、暖かく見守るんじゃないかな。めぐみちゃんの幸せを願って。」
「え? でも、それって、なんか切ないっていうか、誠司、かわいそう。」
「ひめちゃんは? もしも、相楽君とめぐみちゃんがカップルになったら、見守らない?」
「・・・。分かんない。でも、めぐみの事も、誠司の事も好きだし。」
「そこは、変わらないよね?」
「うん・・・。」
「私ね、前に一度、ものすごく恋をした事があって、その時、たとえ自分が好きになってもらえなくても、相手には幸せになってほしいと思ったんだ。大好きだったから。」
その恋の相手は、誠司なのだろうか? めぐみや誠司とは幼なじみですし。めぐみと誠司の仲の良さに、恋を諦めたのかも?
しばらくして、宿題再開。
ですが、リビングには、誠司とブルーはいませんでした。2人はキッチンで、お茶を入れているようです。
キッチンでは、誠司の人柄にブルーは感心します。
一方、誠司はブルーに、皆が恋について騒いでいる事にどう思うかを聞きました。
「プリキュアは恋愛禁止と言いつつも、僕は地球の神だから、生きとし生けるものすべての幸せを望んでいるよ。」
と、ブルーは言います。それは、めぐみの幸せについても例外ではありません。誠司はブルーに言いたい事があるようですが、場所を変えよう、と言います。
その頃、リビングでは、ひめは誠司とブルーの事を気にしていました。2人は、めぐみの恋敵だから、めぐみを巡って、決闘してるんじゃないか、とひめは妄想し、慌てます。
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まあ、待て。落ち着けよ、ひめ。そんな事はありえねーよ。そもそも、ブルーが、あんな軽快に動けるとは思えん。ブルーは、それほど体力がなさそうですので、鎧着て走るのは出来なさそうな気がします。(お前のツッコミどころは、そこかよ(笑))
その後、ぐらさんから、誠司とブルーがどこにもいない事を告げられます。2人はどこに?
アイキャッチも変わりました。
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~ Bパート ~
キュアラインでも連絡を試みますが、誠司には繋がりません。
ひめは、さっきの妄想劇場の続きで、誠司が敗れ、めぐみがブルーに取られる事を想像し、真っ先に大使館を飛び出し、2人を探します。
キミの中では、ブルーが強いと思ってるのかあ。私の中では、あんな優男が勝つ確率は1%くらいしかないと思ってるんですけどねえ。(笑)
誠司とブルーは公園にいました。
「オレは、めぐみの事を家族と同じくらい、大切だと思っている! 神様はどうなんだ?」
「もちろん、大切だよ。」
「一番大切か?」
「大切なものに、一番も二番もないよ。」
「じゃあ・・・、女の中では一番か?」
「・・・。誠司君。君は本当に、めぐみの事を大切に思っているんだね。かつて、僕にも、そういう人がいた。でも、今は・・・、この星に生きるものすべてを大切に思っている。神様だからね。」
「それじゃ、めぐみが可哀想だ。あ・・・。悪い。ちょっと、頭を冷やしてくる。」
誠司は場を離れます。
少しして、誠司は河原にいました。辺りも、すっかり夕方になっていました。
そこに、ナマケルダが声をかけてきます。恋などしない方が身のためだと言うナマケルダに対し、誠司は、そんな事は自分で決める、と返します。
その直後、ひめがやって来ますが、ナマケルダは誠司を鏡に閉じ込め、サイアークを召喚します。
ひめは変身します。
バトルスタート。プリンセスは勇敢に立ち向かうものの、1人では分が悪く、少しして劣勢に立たされます。
そこに、サイアークの追撃が来ますが、ラブリー、フォーチュンが止めます。ハニーは、プリンセスのダメージを回復します。
誠司がサイアークにされた事にラブリーは怒ります。そこに、チョイアーク達が襲いますが、ポップコーンチアにフォームチェンジしてのリボンハートエクスプロージョンで一掃します。
その後、ナマケルダは、ラブリーが誠司の恋の相手だと指摘します。ラブリーは、
「恋とか・・・、愛とか・・・、分からないけど・・・、私は誠司の事が大切なの!」
と言い、オーラに包まれ、サイアークに攻撃します。
それを見ていたプリンセスもオーラに包まれ、ラブリーがダメージを受けそうになったところを助けます。
「ラブリーの言葉、ずしっと来たわ! 誠司は私にとっても、大切な人だから! 取り戻しにいこう、ラブリー!」
「うん!」
そして、ツインミラクルパワーシュートでサイアークを浄化します。おお! まさか、後半戦開始早々、この技が拝めるとは! もう出ないものだと思っていましたので、嬉しい誤算です。
誠司は鏡から解放され、めぐみ達は、誠司の元に駆け寄ります。
めぐみが真っ先に誠司の元に着き、声をかけ、無事を喜びます。
それを遠くから見ていたひめは、やっぱり、めぐみと誠司はお似合いだと言います。ゆうこも、この先も家族のように仲良しなんじゃないかな、と感心します。
また、プリカードもゲット。
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そして、めぐみ達は帰路につきます。めぐみと誠司は仲良く話しながら歩き、他はそれを後ろから見守りながら歩きます。
「ねえ、さっきは、ああ言ったけど、あの2人って、家族みたいなままでいいのかな?」
「うーん・・・。私も正直分からない。」
「え~っ!?」
「だから、見守っていこう!」
「うん!」
「私、あの2人の恋の行方も占ってみようかな。」
「きっと、相性バツグンだよ! そんな気がする!」
「それでいいの?」
「いい! それで、めぐみも誠司も幸せなら、それがいい! あれ? そうなると、私は失恋する訳で、何で、いいと思うんだろう?」
リボン、ゆうこ、ぐらさんは、それは「吊り橋効果」によるものだと指摘します。ゆうこに言われて、ひめは誠司の事を思って胸に手を当てますが、ドキドキは感じません。どうやら、恋ではなかったようです。
これで、これからも仲良くやっていけると、ひめは喜びます。
「本当に、大切な人・・・、か。」
今回は、これで終了です。
エンディングが変わりました。曲は「パーティ ハズカム」。
歌い手は、前のエンディングと同じく、吉田仁美。振り付けも同じく、MIKIKOが担当。
私的には、このエンディングは、なんか軽過ぎる感しがして、前のエンディングの方が良かったな、と思っています。
ですが、曲の途中で、プリキュア達がフォームチェンジしたのは見逃せません。
これは、来月に出るであろう合体技に関するものなのだろうか?
まあ、ただ、こう見ると、白基調、ふとももの露出面積が大きい、脇見せあり、とかなり色気が増えたなあ・・・。すいません。今回も、老けたお兄さん全開で。(笑)
次回:「ハワイ上陸! アロ~ハプリキュア登場!」
ハワイで活動するアロ~ハプリキュアがピンチなようで、めぐみ達に助けを求めて来ました。
めぐみ達は、ハワイに行きますが、そこは何故か、氷河期が来たかのような厳しい寒さに。
これは、きっと幻影帝国のしわざ。その幻影帝国からは、新たな敵が現れそうです。
ああ・・・。なんか、向こうの世界と同じく、私も寒気が・・・(笑)。
とりあえず、前作のリーヴァを思わせるオネエ系キャラな感じですね。コイツの実力は、どれほどのものなのか?
この事態に、ゆうこは、何とかしようと熱意を込めます。
「私、戦うわ・・・。ハワイのために、そして、ロコモコを食べるために!」
うん、分かってた。さすが、ゆうこ。期待を裏切りません。後半戦も、ご飯をこよなく愛する癒し系キャラを貫いてほしいですねー。(笑)
また、アロ~ハプリキュアの声役は、オープニング、エンディングの歌い手の2人が務めます!
左側は、キュアサンセット。変身前の名前はオハナ。エンディング担当の吉田仁美さんが演じます。
右側は、キュアウェーブ。変身前の名前はオリナ。オープニング担当の仲谷明香さんが演じます。
「プリキュア新聞 2014年春号」では、プリキュア声優を目指している、とありましたが、こんなに早く実現するとは・・・。まあ、レギュラーではありませんが、次回は、この2人の演技にも注目ですね!
次回予告後の提供画像
【まとめ】
ひめの抱いていた恋心が、吊り橋効果による錯覚だと判明しました。
とはいえ、ひめは、思春期真っ最中の14歳であり、異性を意識しやすくなる年齢です。
そう考えると、メイン視聴層の女児達は、自分達もめぐみ達のような年頃になったら、めぐみやひめのように、異性に恋心を抱く可能性がある、という、良い予習になるかもしれません。
それに、その親御さん達も、「自分達も、こういう時期があったなあ・・・」と、昔を懐かしんだりするかもしれませんね。
そう思うと、24話から4話連続で続いた恋愛要素は、ほのぼのした展開に落ち着いたのかな、と思います。
ですが、私的には、それだけで終わってほしくはないかな、とも思っています。
今作は過去作よりも、恋愛要素を多めに出す意向があるようですが、それにしても、4話連続は異様に思え、単なる日常回で終わらせるのは、もったいない気がしますね。
前回や前々回の感想で予想した「恋愛禁止令」反論は、なさそうな気がしてきましたが、それでも、4話も連続で恋愛要素を描いたからには、何かしら、ストーリーの大事なところに関わってくるかな、と考えています。
次回からは、またしばらく、恋愛要素から遠ざけた話になるかと思いますが、恋愛要素をストーリーの根幹にどう絡めるか、レーダーを張っておきたいと思います。
さて、最後に、放送が休みだった先週、「前半戦(1話~26話)の名セリフ」という記事を作成しました。前半戦のまとめ記事的なものです。
まだその記事を見てない方で、興味がありましたら、見ていただけると嬉しいです。ご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
~ オープニング前 ~
いおなはプリカードで、先生に服装チェンジ。
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ですが、ひめは前話で誠司に恋心を抱いたために、平常心ではありませんでした。
その誠司は、数学が好きなだけあって、既に数学の宿題は終らせていました。「好き」という言葉に過敏に反応するひめ。
その後、ひめはリビングを出て、自分は誠司が好きで、その誠司はめぐみが好きという、恋の三角関係にあり、プリキュア解散の危機なんじゃないか、と慌てます。その様子を、ゆうこが見ていました。
今回の「10周年おめでとうメッセージ映像」で、登場したのは「ドキドキ!プリキュア」から、「キュアロゼッタ」。
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ロゼッタが今回選出されたのは、「見守る」というセリフが多く出ていたからでしょう。この子は終始、マナ達を見守って、サポートするポジションに撤していましたしね。
さて、次々回出てくるプリキュアですが、ミルキィローズが来ると予想します。
今回から、後半戦という事で、エンディングなどが変わりました。オープニング後の提供画像も、その一つです。
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~ Aパート ~
あれからしばらくして、めぐみ達は、お腹が空いて、宿題がはかどらなくなりました。
という事で、昼食に。ゆうこは昼食を作りにキッチンに向かいます。
めぐみも手伝おうとしますが、少しでも宿題を進めるよう、いおなに言われます。ここは、誠司が代わりに手伝います。誠司が気になるひめも手伝います。
誠司は器用にオムライスを作ります。その様子を見ていたひめは、良い旦那さんになれそうだと、頬が緩みます。
しかし、誠司に声をかけられると、慌ててしまい、自分の部屋に駆け込みました。
ひめは部屋でも、誠司の事が気になり、平常心でいられませんでした。
少しして、ゆうこ、いおな、リボンが部屋に入ります。悩みがあるなら相談して、と言われたひめは、誠司に恋をしちゃった、と打ち明けます。
いおなとリボンは驚きますが、ゆうこはオープニング前で、恋に落ち着かないひめを見ていたために、やっぱりね、と感心します。
その後、いおなはキュアラインで、ひめと誠司の相性を占います。すると、2人の相性はバッチリとの事。
ひめは、この恋が実っちゃうかも、と期待を膨らませるものの、プリキュアは恋愛禁止。チームワークが乱れるおそれがあります。だから、ブルーは「恋愛禁止令」を打ち出したのだと、いおなは解釈します。
まあ、それ「だけ」が理由とは思えませんけどね。本当にそういう理由だけで恋愛禁止を求めたのであれば、3話でちゃんと説明しているでしょう。
少しして、リビングで昼食。
いおなは、24話で「恋愛禁止令」に反対した事をブルーに謝ります。
その様子に、めぐみは、ひめに何かあったのかを聞きます。ひめは悩みがあると言い、めぐみは相談するよう求めますが、その悩みがめぐみに関連しているので、当然言える訳がありません。
そこで、めぐみをAさん、誠司をBさん、ひめをCさんに置き換え、恋の三角関係に悩んでいる事を打ち明けます。しかし、めぐみは、AさんとCさんは友達同士だから心配ない、と明るく返します。
とはいえ、ひめにとっては、重症で、食欲が進みません。
その後、この話はひめの事なのでは、とぐらさんは言い、ブルーは「そうなのかい?」と聞きます。「恋愛禁止令」があるために、当然、ひめは否定しますが。
「そうなのかい?」って、そうなんだよ。心の機微に鈍感すぎるな、アンタは。話の流れで、ある程度分かるだろ。「恋愛禁止令」を打ち出した本人が、この有様とか「恋愛禁止令」を軽々しく見てるんじゃないかと本気で疑います。
その後、ゆうこは、めぐみに、誰かに恋してるんじゃないか、と聞きます。めぐみは、ブルーを思い出すものの、否定します。とはいえ、顔を赤らめてはいますが。
ブルーは、めぐみまで恋愛に夢中になったら、平和の危機だ、と注意します。とりあえず、アンタは、恋愛心理学の本を読んで、勉強した方が良いと思う。
一方、誠司は、複雑な表情を浮かべます。
それから少しして、ひめとゆうこは昼食の後片付けに。
ひめはゆうこに、めぐみは好きな人がいるんじゃないか、と聞き、ゆうこは、ブルーが好きなんじゃないか、と答えます。
驚くひめ。さらに、めぐみとブルーがカップルになったら、誠司は失恋じゃないか、と慌てます。
「それでも、相楽君は、暖かく見守るんじゃないかな。めぐみちゃんの幸せを願って。」
「え? でも、それって、なんか切ないっていうか、誠司、かわいそう。」
「ひめちゃんは? もしも、相楽君とめぐみちゃんがカップルになったら、見守らない?」
「・・・。分かんない。でも、めぐみの事も、誠司の事も好きだし。」
「そこは、変わらないよね?」
「うん・・・。」
「私ね、前に一度、ものすごく恋をした事があって、その時、たとえ自分が好きになってもらえなくても、相手には幸せになってほしいと思ったんだ。大好きだったから。」
その恋の相手は、誠司なのだろうか? めぐみや誠司とは幼なじみですし。めぐみと誠司の仲の良さに、恋を諦めたのかも?
しばらくして、宿題再開。
ですが、リビングには、誠司とブルーはいませんでした。2人はキッチンで、お茶を入れているようです。
キッチンでは、誠司の人柄にブルーは感心します。
一方、誠司はブルーに、皆が恋について騒いでいる事にどう思うかを聞きました。
「プリキュアは恋愛禁止と言いつつも、僕は地球の神だから、生きとし生けるものすべての幸せを望んでいるよ。」
と、ブルーは言います。それは、めぐみの幸せについても例外ではありません。誠司はブルーに言いたい事があるようですが、場所を変えよう、と言います。
その頃、リビングでは、ひめは誠司とブルーの事を気にしていました。2人は、めぐみの恋敵だから、めぐみを巡って、決闘してるんじゃないか、とひめは妄想し、慌てます。
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その後、ぐらさんから、誠司とブルーがどこにもいない事を告げられます。2人はどこに?
アイキャッチも変わりました。
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~ Bパート ~
キュアラインでも連絡を試みますが、誠司には繋がりません。
ひめは、さっきの妄想劇場の続きで、誠司が敗れ、めぐみがブルーに取られる事を想像し、真っ先に大使館を飛び出し、2人を探します。
キミの中では、ブルーが強いと思ってるのかあ。私の中では、あんな優男が勝つ確率は1%くらいしかないと思ってるんですけどねえ。(笑)
誠司とブルーは公園にいました。
「オレは、めぐみの事を家族と同じくらい、大切だと思っている! 神様はどうなんだ?」
「もちろん、大切だよ。」
「一番大切か?」
「大切なものに、一番も二番もないよ。」
「じゃあ・・・、女の中では一番か?」
「・・・。誠司君。君は本当に、めぐみの事を大切に思っているんだね。かつて、僕にも、そういう人がいた。でも、今は・・・、この星に生きるものすべてを大切に思っている。神様だからね。」
「それじゃ、めぐみが可哀想だ。あ・・・。悪い。ちょっと、頭を冷やしてくる。」
誠司は場を離れます。
少しして、誠司は河原にいました。辺りも、すっかり夕方になっていました。
そこに、ナマケルダが声をかけてきます。恋などしない方が身のためだと言うナマケルダに対し、誠司は、そんな事は自分で決める、と返します。
その直後、ひめがやって来ますが、ナマケルダは誠司を鏡に閉じ込め、サイアークを召喚します。
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バトルスタート。プリンセスは勇敢に立ち向かうものの、1人では分が悪く、少しして劣勢に立たされます。
そこに、サイアークの追撃が来ますが、ラブリー、フォーチュンが止めます。ハニーは、プリンセスのダメージを回復します。
誠司がサイアークにされた事にラブリーは怒ります。そこに、チョイアーク達が襲いますが、ポップコーンチアにフォームチェンジしてのリボンハートエクスプロージョンで一掃します。
その後、ナマケルダは、ラブリーが誠司の恋の相手だと指摘します。ラブリーは、
「恋とか・・・、愛とか・・・、分からないけど・・・、私は誠司の事が大切なの!」
と言い、オーラに包まれ、サイアークに攻撃します。
それを見ていたプリンセスもオーラに包まれ、ラブリーがダメージを受けそうになったところを助けます。
「ラブリーの言葉、ずしっと来たわ! 誠司は私にとっても、大切な人だから! 取り戻しにいこう、ラブリー!」
「うん!」
そして、ツインミラクルパワーシュートでサイアークを浄化します。おお! まさか、後半戦開始早々、この技が拝めるとは! もう出ないものだと思っていましたので、嬉しい誤算です。
誠司は鏡から解放され、めぐみ達は、誠司の元に駆け寄ります。
めぐみが真っ先に誠司の元に着き、声をかけ、無事を喜びます。
それを遠くから見ていたひめは、やっぱり、めぐみと誠司はお似合いだと言います。ゆうこも、この先も家族のように仲良しなんじゃないかな、と感心します。
また、プリカードもゲット。
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そして、めぐみ達は帰路につきます。めぐみと誠司は仲良く話しながら歩き、他はそれを後ろから見守りながら歩きます。
「ねえ、さっきは、ああ言ったけど、あの2人って、家族みたいなままでいいのかな?」
「うーん・・・。私も正直分からない。」
「え~っ!?」
「だから、見守っていこう!」
「うん!」
「私、あの2人の恋の行方も占ってみようかな。」
「きっと、相性バツグンだよ! そんな気がする!」
「それでいいの?」
「いい! それで、めぐみも誠司も幸せなら、それがいい! あれ? そうなると、私は失恋する訳で、何で、いいと思うんだろう?」
リボン、ゆうこ、ぐらさんは、それは「吊り橋効果」によるものだと指摘します。ゆうこに言われて、ひめは誠司の事を思って胸に手を当てますが、ドキドキは感じません。どうやら、恋ではなかったようです。
これで、これからも仲良くやっていけると、ひめは喜びます。
「本当に、大切な人・・・、か。」
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エンディングが変わりました。曲は「パーティ ハズカム」。
歌い手は、前のエンディングと同じく、吉田仁美。振り付けも同じく、MIKIKOが担当。
私的には、このエンディングは、なんか軽過ぎる感しがして、前のエンディングの方が良かったな、と思っています。
ですが、曲の途中で、プリキュア達がフォームチェンジしたのは見逃せません。
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まあ、ただ、こう見ると、白基調、ふとももの露出面積が大きい、脇見せあり、とかなり色気が増えたなあ・・・。すいません。今回も、老けたお兄さん全開で。(笑)
次回:「ハワイ上陸! アロ~ハプリキュア登場!」
ハワイで活動するアロ~ハプリキュアがピンチなようで、めぐみ達に助けを求めて来ました。
めぐみ達は、ハワイに行きますが、そこは何故か、氷河期が来たかのような厳しい寒さに。
これは、きっと幻影帝国のしわざ。その幻影帝国からは、新たな敵が現れそうです。
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とりあえず、前作のリーヴァを思わせるオネエ系キャラな感じですね。コイツの実力は、どれほどのものなのか?
この事態に、ゆうこは、何とかしようと熱意を込めます。
「私、戦うわ・・・。ハワイのために、そして、ロコモコを食べるために!」
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また、アロ~ハプリキュアの声役は、オープニング、エンディングの歌い手の2人が務めます!
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右側は、キュアウェーブ。変身前の名前はオリナ。オープニング担当の仲谷明香さんが演じます。
「プリキュア新聞 2014年春号」では、プリキュア声優を目指している、とありましたが、こんなに早く実現するとは・・・。まあ、レギュラーではありませんが、次回は、この2人の演技にも注目ですね!
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【まとめ】
ひめの抱いていた恋心が、吊り橋効果による錯覚だと判明しました。
とはいえ、ひめは、思春期真っ最中の14歳であり、異性を意識しやすくなる年齢です。
そう考えると、メイン視聴層の女児達は、自分達もめぐみ達のような年頃になったら、めぐみやひめのように、異性に恋心を抱く可能性がある、という、良い予習になるかもしれません。
それに、その親御さん達も、「自分達も、こういう時期があったなあ・・・」と、昔を懐かしんだりするかもしれませんね。
そう思うと、24話から4話連続で続いた恋愛要素は、ほのぼのした展開に落ち着いたのかな、と思います。
ですが、私的には、それだけで終わってほしくはないかな、とも思っています。
今作は過去作よりも、恋愛要素を多めに出す意向があるようですが、それにしても、4話連続は異様に思え、単なる日常回で終わらせるのは、もったいない気がしますね。
前回や前々回の感想で予想した「恋愛禁止令」反論は、なさそうな気がしてきましたが、それでも、4話も連続で恋愛要素を描いたからには、何かしら、ストーリーの大事なところに関わってくるかな、と考えています。
次回からは、またしばらく、恋愛要素から遠ざけた話になるかと思いますが、恋愛要素をストーリーの根幹にどう絡めるか、レーダーを張っておきたいと思います。
さて、最後に、放送が休みだった先週、「前半戦(1話~26話)の名セリフ」という記事を作成しました。前半戦のまとめ記事的なものです。
まだその記事を見てない方で、興味がありましたら、見ていただけると嬉しいです。ご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。