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キラッとプリ☆チャン 第33話感想

2018年11月19日 | キラッとプリ☆チャン
 今話の名セリフ:「あたしなんて最終的には、コットンちゃんお墓に入るもん!」(萌黄えも)

 「キラッとプリ☆チャン」第33話「さらちゃんがモフモフしてみた!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 ある日、メルティックスターの握手会が行われていました。
    
「その手、この先500年は洗っちゃいけませんわよ!」
   
 500年って・・・。すいません、そんなに生きられませんので、赤城財閥の力で、長生きできる薬とか開発して下さい。(笑)

「握手!」
   
「・・・と見せかけて・・・、ウェーイ! 腕相撲!」

    
「キミのハートの中は・・・、ボク以外は立ち入り禁止だよ・・・。」
    
    
   
 まーた、私なんかが同じ事を言えばセクハラだと思われそうなセリフをさらっと言うなあ。さらだけに。
 おっと、ますます寒くなっている時期なのに、一層寒く感じちゃうようなシャレを言ってしまいました。サーセン。(笑)


 しばらくして、さらは帰宅。両親と弟の「太郎」が温かく出迎えてくれました。
    
    
    
 その後、さらは自室に。部屋の中は・・・、
    
 とまあ、男の子のようにカッコ良いさらなら当然といった感じですが・・・、
    
 このように可愛いものもズラリ。さらは、それらを見て・・・、
    


    オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~

 それから後日、めが姉ぇは、ミラクルキラッツとメルティックスターに仕事の依頼をしました。
 それは、次の週末にキラ宿で行われる「キュートフェスティバル」、略して「キューフェス」の応援サポーター。このイベントは、キュートで可愛いキャラクター達でキラ宿中があふれるお祭りです。
 今回のお祭りの主役は、「コットンちゃん」。
   
「私、コットンちゃん大好き!」
「あたしも! ノートもペンポーチも、コットンちゃんだし!」
    
「あーら、私なんてコットンちゃんベッドでしたわ!」
「あたしなんて、コットンちゃんおむつだったし!」
    
「ゆくゆくは、コットンちゃんドレスで結婚式を挙げる予定ですし!」
   
「あたしなんて最終的には、コットンちゃんお墓に入るもん!」
    
 コットンちゃんドレスで結婚式とか、コットンちゃんお墓って、なんか場違い過ぎのように思えて、末代までの恥になりそうな・・・。そんなにコットンちゃんが好きなら、ママになっても、お婆ちゃんになっても、コットンちゃんパンツを履き続けてはいかがでしょうか。(笑)

「ホント、コットンちゃんを嫌いな人はいないわよね!」
『うんうん!』
   
 コットンちゃんウェディングドレス、コットンちゃんお墓に、誰もツッコまねーのかよ! はあ・・・、また貴重な休日がツッコミで忙しくなるぜ・・・。(笑)


 そんな中、さらは、イベントに参加しない方がいいんじゃないかと言います。
 あんなは、さらのイメージには合わないかもしれないけど、コットンちゃんは世界中で人気で、世界で羽ばたく予定の自分達と相性バッチリだと、断る気はありません。
 ちょうどその時、おしゃまトリックスの2人がメルティックスターにイタズラを仕掛けようとしていました。
    
 しかし、コットンちゃんの着ぐるみを着たユヅルが間に入ってきちゃいました。ユヅルは足をくすぐられ、バランスを崩し、さらへ接近。
    
    
   
「あら? どこへ行くんですの?」
「やっぱり、コットンちゃんの事嫌いなのかな・・・。」
「さらちゃん・・・?」
    
「はぁ・・・。はぁ・・・。アハハハ・・・。コットンちゃん・・・。」
    
   
「ん? ひょっとして!」
「ひょっとして~!」
    

 その後日、みらいは、キラッチュを、キュートフェスティバルで応募しているコットンちゃんのお友達キャラクターにしようと考えていました。一方、あんなは、あんなドールをお友達候補にしていました。
「うーっ・・・、あたしだって、えも~いキャラクター考えたいよー!」
「私に任せて。コットンちゃんにふさわしい最高にキュートなキャラ、ひらめいたかも・・・。」
    
   
 あ、なんか、ものすごい嫌な予感しかしない・・・。食虫植物に対して可愛いと思ったり、未確認生物と聞いて異様な反応していたくらいですしね。今からツッコミの準備体操をしておこう。(笑)

「さら。ねえ、さら。ご覧になって。宇宙一の可愛さだと思いません事?」
「ホントー!」
   
「ほらほら。ほら。ほらほらほら~。」
   
    
「ボ、ボク・・・、ちょっと用事を思い出して・・・。失礼するね!」
    
   

 それから少しして・・・、
「どうしたの? 何か悩み事があるみたいだけど・・・。」
「いや・・・、そんな事ないよ・・・。」
   
「でも、今のさらちゃん、キラっとしてないよ!」
    
「気のせいならゴメンね。でも、ひょっとして、さらちゃんって・・・。」

「まいったな・・・。みらい君にはお見通しのようだね・・・。」
    
「実はボク・・・、可愛いものを見ると・・・。」
    
「こうなってしまうんだ!」
   

 同じ頃、おしゃまトリックスの2人も、さらは可愛いものに弱いと感じていました。
 さらが可愛いものを目にしてデレデレする瞬間を配信すれば、さらのイメージは崩れ、メルティックスターはお終いだと、行動に移そうとしていました。

「やっぱり! なんとなくそんな気がしてたんだ!」
「決して自分を偽るつもりはない・・・。でも・・・、可愛いプリンセス、あんな。元気なファニーガールのめる。そして、クールなボク・・・。」
    
「メルティックスターは、この黄金バランスで成り立っている。この3人の魅力が交じり合うからこそ、虹色に輝けると思っている・・・。」
    
「ボクはトッププリチャンアイドルになる日まで、このバランスを決して崩したくない・・・。」
   
「だからボクが、可愛いものが好きな事、特に、コットンちゃんに目がない事は、プリチャンで映らないようにずっと気を付けていたんだ・・・」
    
「分かってもらえないかもしれないけど・・・。」

「そんな事ないよ! さらちゃんはメルティックスターの事、本当に大切にしてるんだね!」
「みらい君・・・。」
    
「よーし! 聞いたからには私、力になっちゃう! キューフェスでもクールなさらちゃんでいられるように、特訓しよう!」
   

 その夜、みらいの家では・・・、
「いくよ、さらちゃん。」
「ああ。」
   
    
    
   
    
「全然ダメ!」
   
 可愛いものに耐性をつける特訓はその後も続きましたが・・・、
「無理だ! 可愛いものに耐える事なんか、ボクにはできない!」
    
「諦めちゃダメよ! メルティックスターを守るためでしょ!」
   
「分かってる・・・。分かってはいるが・・・!」
「分かってるならやらなきゃ・・・!」
    
 この謎作画は一体何なんだよ。可愛いものには耐えられても、笑いを耐える事はできねぇ・・・。(笑)


 その直後、りんかから着信が。
「コットンちゃんのお友達が完成したから、みらいちゃんに見せたくて! 『シルクちゃん』っていうのよ!」
「うわ~、可愛い名前! 見た~い!」
    
    
「どうどう? 中に入っててあたしからは見えないんだけどさ、めっちゃえもいでしょ?」
「頭が大きいほど可愛く見えるという生物学的研究データに基づいてデザインしたの! 我ながら完璧だわ!」
    
 そうね。私の嫌な予感を裏切らなかったという点では、確かに完璧だと思う。一般人から外れた美的感覚は相変わらずで安心しました。(笑)


 その後、えもとりんかは連絡を切りました。
「りんかちゃんの可愛いセンスって、一体・・・。」
   
「あ! さらちゃんもシルクちゃんには、ほわわーってなってない!」

「あ、ホントだ・・・。」
   
「そうだ! 可愛いものを見た時は、頭の中でシルクちゃんを思い出してみたらどうかな?」
「なるほど! それなら、キューフェスでも何とかなるかもしれない!」
   
「ありがとう、みらい君! 頑張ってみるよ!」
   
 何だよ、この謎のキラキラは。可愛いものへの対策としてキモキャラを思い浮かべるとか、ホント、頭おかしいわ。良い意味で。(笑)


 そして、キュートフェスティバルを迎えました。
    
   
    
 さらは、可愛いキャラクターを目にしても、シルクちゃんを思い出し、表情が崩れる事はありませんでした。
「この子も可愛いけど、一番可愛いのは、あんな。そして、もちろん、プリチャンを見てくれているキミも、可愛いよ。」
   

 しかし、その直後、スイッチみたいなものを踏んでしまい・・・、
    
「な、なんでコットンちゃんが・・・。」
   


~ Bパート ~
 突如現れたコットンちゃんに苦しむさらですが・・・、
    
「よいしょ。」
   
「あんなの可愛さに、コットンちゃんも飛び出てきたみたいだね。」

「アハハハ・・・。ありがとう・・・。さら・・・。」
   

 その後も、おしゃマトリックスのイタズラで、さらはたびたびコットンちゃんを目にしますが、シルクちゃんを思い浮かべて耐えます。
 お手洗いで水を出そうにも、コットンちゃんが。
    
 ギターを弾こうにも・・・、
   
 その直後・・・、
「君。君。気分がわ、る、い、のかな?」
   
「警備員のわ、た、しが、静かに休めるば、しょ、へ案内するよ。」
   
 その後、さらは、一室に案内されました。
 ですが、この警備員は、おしゃマトリックスの変装。そして、イタズラスイッチオン。
    

 その頃・・・、
    
「キューフェスのために徹夜で準備したの!」
「シルクと一緒に、えも~いオシャレトークしましょ!」
    
 「えもい」って何なんだろうな。「『え』らくき『も』『い』」の略? 良い時に使わなくても特に問題ない言葉のように思えてきました。(笑)


 その直後、さらの叫び声が聞こえてきました。みらいは、さらが可愛いものを耐える事に限界が来たんじゃないかと察します。
 そこで・・・、
   
「みらい君。ボクを助けようと・・・。」
    
 そして、さらは、普段のクールさを取り戻しました。
    
「さらら、いつも通りカッコいい!」
「ホント、素敵ですわ! ね、あなたもそう思いません事? うぎゃー!」
「さらちゃん最高!」
   
「知らなかった・・・。シルクちゃんって、こんなんだったの・・・。」
「ホント、可愛いわ・・・。」
   
 そうだな。変なものに異様な反応を示すキミは可愛いと思う。シルクちゃんが可愛いかどうかは・・・、まあ、他のレビューサイトを見れば1、2件はあるんじゃないですかねえ。(笑)


 クールに振る舞うさらを視聴した人達から多くの「いいね」が集まり、メルティックスターの3人はライブができるようになりました。

   
    
「メルティックスターですわ!」
   
「今日のコーデは、ファンキーファーコーデ!」

「ギッシリ敷き詰めたスパンコールがキラキラ光るんだ!」
    
「さあ! メルティックスターのライブ、」
『スタート!』
   
 曲は「COMETIC SILHOUETTE」。
    
    
    
    
    
   
「せーので、やってみた!」
   
「刻め、ビート! 響け、ハート!」
    
「スパーキングギターリズム! フォーユー!」

   
    
    

 その直後・・・、
『あれは・・・、キラッとボタン! 運命の瞬間! キラッとチャンス、いっけー!』
   
    
    
   
『キラッとルーレット!』
    
『いっけー! キラチケ!』
   

 それからしばらくして、キュートフェスティバルのラスト、コットンちゃんパレードが行われました。コットンちゃんのお友達キャラクターには、キラッチュもあんなドールも選ばれました。
 また、さらは、コットンちゃんのベストパートナーとして選ばれました。
「ありがとう、みらい君。また今度一緒に、可愛いモフモフと触れ合いに行こう。」
   
「うん!」
   
   

 一方、あと一歩のところでイタズラが失敗に終わったおしゃマトリックス。ルゥは、お小遣いでくじ引きをしました。
 すると、大当たり。景品は・・・、
「シルクちゃんグッズトラック3台分です!」
   
「い、ら、な、い、つーの!」
   
 何が大当たりだよ。大外れじゃねーか! それも、店の看板には「はずれなし」って書いてあるのに、これは、景品表示法違反に当たるんじゃないのでしょうか。(シリアスに考えんなよ(笑))


 今回は、これで終了です。


次回:「俺たち解散してみた!
 仕事に追われるユヅルの元に、人気絶頂のデュエットプリチャンアイドル「アローズ」の「タカヤ」が現れました。
 一方、ミラクルキラッツの元には、アローズのもう一人のメンバー「アユミ」が。アローズは、仲違いで解散したとの事です。
 そして、タカヤとアユミは、それぞれに新グループを組もうと勧誘します。何とか仲直りさせようとするユヅルとミラクルキラッツですが、すんなりとはいかず・・・。


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 可愛いキャラクター達が沢山集まる「キュートフェスティバル」に、可愛いもの好きな事を知られたくないさらは、参加に遠慮がちでしたが、みらいの協力で、いつものクールさを通す事ができました。

 うーむ・・・。なんか、思い描いていたものとはかけ離れたモヤモヤの残る話だったなあ・・・。
 今話を見終えての主感想は、こんな感じです。いつもは男の子のようにクールでカッコいいさらが、可愛いもの好きという特徴を隠すのか晒すのかというところがポイントと考えていた今回でしたが、隠すというのは、どうかと思いました。

 可愛いあんな。元気なめる。クールなさら。このメルティックスターの黄金バランスを崩したくないために、可愛いもの好きな事を晒さなかったというさらの言い分は、分からなくも分かりません。
 だけど、可愛いもの好きな事を晒した事で、さらの、そして、メルティックスターのイメージは、そう簡単に崩れるものなんでしょうか? 黄金バランスがあるからこそメルティックスターが虹色に輝けているというのは、さらだけの思い込みかもしれず、あんなやめるは、そうは思っていないんじゃないのでしょうか? むしろ、自由人なめるは、さらが可愛いものが好き過ぎるのも素敵だと考えるんじゃないかと思います。

 可愛いものが好き過ぎてデレデレする事は、誰にも多大な迷惑をかけないでしょう。それに、可愛いものに触れ合う時間はそう長くはなく、クールに振舞っていられる時間の方が長いでしょう。
 だとすれば、可愛いものに目がない事を明かしたとしても、多くの人達は「魅力」として捉えてくれるんじゃないかと思います。クールな反面、可愛いものに目がないという相反性が「ギャップ萌え」として映り、さらの魅力が一層増すんじゃないかと思いますね。
 さらとしては、自分がクールでカッコ良いと思っている人達を幻滅させ、メルティックスターのファンが減少する事を危惧しているのかもしれませんが、それでファンをやめるようなら、その程度でしかなかったという事。普段見せない相反的なところも含めてその人を応援する事が本当のファンでしょう。
 「さらはクール」というところを見るのではなく、「クールなところも可愛いもの好きなところもひっくるめてのさら」というところを見るのが、ファンに求められるもの。メルティックスターのファン達も、さらに対してクールなイメージを強く持っていますが、これまでの彼らを見た感じでは、可愛いものが好き過ぎる事を知ったとしても、さらを応援する姿勢は揺るがないと思いますね。

 それに、さらは、14話でこんな事を言ってました。「みんなのイメージ通りのメルティックスターを壊したい」「どんな型にもはまらない新しいボク達を見せたい」と。
 だったら、可愛いもの好きな事を明かしても良かったんじゃないのでしょうか。ついでに、ライブシーンのコーデも「パンクキャットコーデ」と、「パンク」というカッコよさの中に、ネコ耳、シッポと、可愛さも入れています。
 それを思えば、キュートフェスティバルでも、可愛いものに表情が緩んだって何の問題もなかったのでは? 可愛いもの好きな事を隠して、クールに振舞ったのは、どこか14話と矛盾しているように思いますね。

 その一方で、みらいは、ただ1人さらの可愛いもの好きに気付いており、他人の心の機微に敏感なみらいらしさが光っていたのは良かったと思います。
 また、おしゃマトリックスについても、過去2回の登場と比べると、いい感じにイタズラが機能していたと思いますし、ラストのオチも秀逸だったと感じました。
 可愛いもの好きな事を、「シルクちゃん」というキモキャラでしのぐのも笑えました。さすが、女児向けアニメとは思えないギャグをふんだんに出していた「プリパラ」シリーズの後継作品なだけありますね。そのため、ギャグ回と割り切れば、だいぶ楽しめたかもしれません。

 とはいえ、今回は、「個性」を扱う話であったがために、ギャグ一辺倒で済ませてほしくはなかったもの。
 長所、特技だけでなく、短所、欠点も含めて「個性」。さらの可愛いもの好きなところもまた、さらの「個性」なのですから、可愛いものに目がないところを晒した方が良かったんじゃないかと思いますね。
 それに、隠し通すにせよ、あんな、めるの2人にも知ってもらいたかったもの。メンバー内の「個性」をどれだけ知って、どのようにしてメンバーの短所や欠点をフォローし合うかが、チームの繁栄に大切な事だと思いますしね。
 もし知っていれば、2人は、さらのクールな表情を崩すまいと色々と工夫していたでしょう。そうする事で、さらは、2人に対するありがたみが増し、2人の想いに応えたいと、チームの絆は強くなっていたんじゃないかと思いますね。

 とまあ、微妙に感じた今回でしたが、それでも、視聴打ち切りラインには引っかかってませんし、気を取り直して、次回の視聴に目を向けましょう。
 次回は、人気デュエットアイドルの解散話。「タカヤ」「アユミ」というのは、ユヅルがプリチャンをやめた時の回想シーンに出てきた2人の事でしょう。
 となると、次回は、りんかメイン回になるのかも? 次回は、今回の物足りなさを埋めてくれる内容だと期待したいものです。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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