先月22日に終了となったアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」3期全話を見終えての感想です。
まずは、キャラ感想と名セリフを語っていきます。
3期も、胸が熱くなるセリフ、大いに笑わせてくれたセリフが結構あり、ストーリーを面白くしてくれたと感じています。ここでは、私が気に入ったセリフをキャラごとにランキング形式で挙げながら、キャラの感想を語っていきます。
なお、ここで挙げるセリフは、Liella!メンバー11人のみとし、各キャラ3つまでとしています。他のキャラは公表しませんので、ご了承下さい。
それでは、発表します。
・ 澁谷 かのん
ウィーン国立音楽学校への留学は卒業後に延期となったものの、結ヶ丘でスクールアイドルとして、高校生活の3年間を送れたのは、すごく有意義だったと思いますね。
3期中盤までは、マルガレーテに歌の楽しさを教えるために、マルガレーテの立ち上げたスクールアイドル部に入り、Liella!から離れましたが、これが良かったと感じています。歌の楽しさを誰よりも知っていて、誰にでも明るく話しかけられるかのんがいたからこそ、3期生の2人は、良い感じにスクールアイドルの事が好きになっていき、かのん以外のメンバーにも早く親しめたと思いますね。
アニメ開始前の自己紹介では「普通」と連呼していた子が立派に結ヶ丘を卒業するとか、なんか込み上げてくるものがありますね・・・。3期にわたって、主人公として、本作を大いに盛り上げてくれて、本当にありがとう!
そんなかのんの名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「私達はずっと一緒。顔が見れなくても、声が聞けなくても、一緒に過ごした時間は、その思い出は、なくならない・・・。」 (12話Bパート)
2位 「好きな事を頑張る事に、お終いなんてあるの?」 (6話Bパート)
3位 「2つのグループが高め合った先に、今よりもっとステキな未来が待ってるはず・・・。今はまだ離れていても、互いに競い合って、一番素敵なスクールアイドルを、結ヶ丘に作りたい!」 (1話Bパート)
1位は、卒業式後に後輩達にかけた言葉。1期ごとに1学年ずつ上がっていき、入学から卒業までを描ききった作品だからこそ、かなり重みのある言葉だと思いますね。
2位は、上海スクールアイドルフェスのライブ前から。過去に言われた事を、ここぞという時に返すのは、熱いですよね。
3位は初回から。最初から11人で活動するのではなく、同じ学校内にスクールアイドル部を2つ設けて、互いにライバルとして競い合うのは、なかなか面白いな、と思いました。
・ 唐 可可
5話、6話で大きな見せ場がきました。故郷・上海のスクールアイドルフェスでセンターに立ったり、卒業後の進みたい道が決まりました。進路を本格的に描いたラブライブ作品は過去になかったですので、面白くなってきたと思いましたね。
上海スクールアイドルフェス終了時点では、卒業後もステージに立つ事を考えていましたが、両親の意向も汲み取ってか、学業と両立する道を選びました。やはり、若い時には、やりたい事をどんどんやるのが良いのでしょうね。
3期では、可可の家族も登場しました。上海スクールアイドルフェスを見に来ただけでなく、日本に来て可可の卒業を見届けました。厳しい家族と思いきや、すごく温かい家族だと感じられ、彼らの存在も3期を面白くしてくれたと思います。
可可の名セリフベスト3は以下の通り。
1位 「すみれの魅力は、可可が一番理解しているつもりデス! 可可の厚意で、すみれをプロデュースしてあげるデスヨ! 夢は大きく! デス!」 (12話Aパート)
2位 〈自分の大好きを大切にするのデス!〉 (12話Bパート)
3位 「可可は、今一番幸せデスよ・・・。」 (6話Bパート)
1位は最終話から。可可が入る芸能事務所が、すみれと同じだったところですね。
確かに、すみれの魅力を一番知っているのは、可可でしょう。可可がいれば、すみれは、より輝ける存在になれるでしょうね。ついでに、たまに変な事をするすみれのストッパーにもなってあげて下さい。(笑)
2位は、卒業式後に後輩達にかけた心の言葉。これがあって、外国に行ってまでスクールアイドルをやりたいと思ったり、3年間スクールアイドルをやり続けたのですから、この言葉は、可可のすべてだったと思いますね。
3位は、上海スクールアイドルフェスから。自分がステージに立って、観客達を熱狂させたり、夢や希望を与える存在になるなんて、スクールアイドルを知る前は考えてもいなかったでしょう。可可は、出会い運に恵まれたと思いますね。
・ 嵐 千砂都
3期も引き続きスクールアイドル部の部長を務めましたが、後輩達の成長を見守る事に徹し、出番は少なめ。とはいえ、マルガレーテが立ち上げたスクールアイドル部に入るかどうか悩むかのんの背中を押したり、進路も決まったりと、それなりに見所はあったと思います。
アニメ開始前は、陽気で優しい性格だと思っていましたが、時にはストイックになったり、幼少時は気弱だったりと、意外な一面にはだいぶ魅せられました。長い間、スクールアイドル部の部長を務め、本当にお疲れ様でした。
そんな千砂都の名セリフベスト3は以下のようになりました。
1位 「今は、ここにかのんちゃんがいてくれる事が、素直に嬉しい・・・。自分の信じる道を、突き進むかのんちゃんでいて・・・。」 (1話Bパート)
2位 「色んなセンターがいてもいい・・・。目立たなくても!」 (3話Bパート)
3位 「うわー! 近くで見るマル! 大きいマル! 沢山のマル! マル! マル!」 (5話Bパート)
1位は初回から。かのんの留学を誰よりも願っていたものの、やはり、一緒にいると嬉しいものでしょう。大好きな幼なじみと同じ高校でスクールアイドルを一緒にやれて、本当に良かったです。
2位は、センターは無理だと思い込んでいた四季へのセリフ。2期以降、後輩達を信じる姿勢が見所だったと感じています。
3位は、ギャグセリフ。上海に行った時のセリフですね。3期も、丸いものに対する異常なスイッチは健在で何よりでした。(笑)
・ 平安名 すみれ
3期も可可との絡みで魅せてくれましたが、そんなに目立たなかったと感じています。センターに立って「ノンフィクション!!」を歌った1期10話がピークでしたかね、うーむ・・・。、
ギャグ要素が多めだった一方で、諦めなければいつか報われるという不屈の精神が見所でした。それだけに、もう少し目立たせてあげてほしかったですが・・・。とはいえ、なかなかインパクトのある良キャラだったと思います。
すみれの名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「私は見たいわ! 可可がステージに立ち続ける姿を!」 (6話Bパート)
2位 〈諦めなければ、何も終わらないから!〉 (12話Bパート)
3位 「卒業式だもん! このくらい当然でしょ?」 (12話Bパート)
1位は、これしかないといった感じですね。進路に悩む可可にかけた言葉です。この言葉があったから、可可は、すみれと同じ芸能事務所に入ろうと考えたのかもしれませんね。単なる偶然かもしれませんが。
2位は、卒業式後に後輩達にかけた心の言葉。やはり、すみれといえば、これですね。幼い頃からこの言葉を胸に頑張り続けているところが、本当にすごかったと思いますね。
3位は、ギャグセリフ。髪を盛って卒業式に出たところですね。「このくらい当然」って、いやいや、ちっとも当然じゃねーから!(笑)
・ 葉月 恋
生徒会長をきな子に引き継いだり、卒業式で送辞を読んだりと、終盤で大きな見所がきました。
結ヶ丘の創立者の娘という事で、結ヶ丘をより良い学校にしたい思いは誰よりも強く、時には、その気持ちが強過ぎて、1人で難題を抱えたり、生徒達の心がバラバラになったりもしましたが、かのん達のおかげで良い高校生活を送れたでしょう。恋も、出会いの運に恵まれたと思いますね。
結ヶ丘での学生ではなくなったものの、今後も、結ヶ丘発展に大いに力を注ぎ続けたでしょう、きっと。母の思いを生涯貫いたと信じています。
恋の名セリフベスト3は次の通り。
1位 「分かりました。でも、これだけは覚えておいて下さい。私達は、同じ結ヶ丘の生徒だという事を・・・。」 (1話Bパート)
2位 「きな子さんは1人ではありませんよ・・・。」 (10話Bパート)
3位 「今こそ! この結ヶ丘を音楽の故郷にしましょー! ルンルン!」 (8話Bパート)
1位は初回から。新スクールアイドル部の勧誘をしているマルガレーテに声をかけたところです。
マルガレーテに強く反抗されたのに、怒る事なく冷静に返せたのは良かったですね。生徒会長就任直後の音楽科偏重の方針が失敗した反省を活かしていると思いましたし。
2位は、きな子の生徒会長就任のあいさつ直前から。良き仲間達がいたから生徒会長をやり遂げられたと思いますので、重みのある言葉だと思いますね。
3位はギャグ系。生真面目キャラがこういう可愛い一面を晒してくれると、破壊力ヤバいですね。3期も、おいし過ぎるギャップ萌え、ゴチでした。(笑)
・桜小路 きな子
ラブライブ東京大会でセンターに立ったり、考えた歌詞が採用されたり、生徒会長に就任したりと、終盤で大きな見せ場がありました。特に、生徒会長就任は驚きでしたね。目立ちたがり屋でないゆえに、縁がないものだと思ってましたので。
3期も、持ち前の頑張り屋で、練習などに必死についていく姿勢が見応えありました。その努力が実って、ラブライブ東京大会という大舞台でセンターを任されたり、生徒会長に就任したとなると、胸が熱くなりますね・・・。
生徒会長となったきな子が、どう頑張り、どんな功績を残すのか気になるところで、ここで物語が終わるのは惜しく感じますね。もし劇場版があったら、きな子が堂々と生徒会長を務めている姿を描いてくれる事に期待しています。
きな子の名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「結ばれる想い・・・。これからもずっと!」 (10話Bパート)
2位 「地区大会で力になれない事、想像するだけで、悔しくて悔しくて、眠れないっす・・・。みんなと平等に、みんなで同じ気持ちで、何より、自分に負けない姿でステージに立ちたいっす・・・。」 (9話Bパート)
3位 「この学校にあふれる笑顔が、世界中の人達にも広がってゆく・・・。その力の1つになれるよう、一生懸命頑張ります!」 (10話Bパート)
1位は、生徒会長になる事を決めたところから。「結ばれる想い」は、1期8話のタイトルであり、恋がスクールアイドル部に入った事でLiella!が始まりましたので、当然の1位ですね。
2位は9話から。下級生のマルガレーテから実力不足だと厳しく言われたものの、その事に不貞腐れず、マルガレーテに指導を求める姿はすごかったですね。その心構えがマルガレーテに尊敬されたから、生徒会長をやってみたい気持ちが増し、マルガレーテもスクールアイドルを続けたい気持ちが強まったとなると、かなりインパクトがあったセリフだと思います。
3位は、生徒会長就任後のスピーチから。自分には大した魅力がなく平凡だと思っていたのが、生徒会長になって、堂々と決意表明したのは、すごくカッコよかったですね。きな子の大きな成長を感じました。
・ 米女 メイ
3期でもスクールアイドルに対する熱さが見所だったと感じています。上級生に頼らずに作曲、作詞をしようと考えたり、3期生の2人がまだLiella!メンバー出なかった時にLiella!への加入を勧めたりと、所々で輝いていたと思いますね。
四季との絡みでも魅せてくれました。センターは無理だと思い込んでいる四季を上手くフォローし、四季のプレッシャーを軽くしたのは、さすが親友だと思いましたね。いや、もう彼氏と言ってもいいでしょうね、うん。(笑)
メイの名セリフベスト3は次の通り。
1位 「まぶしかったら、私が陰になってやる・・・。引っ張っていけないなら、私が一緒に引っ張っていってやる・・・。」 (3話Bパート)
2位 「でも、信じてくれ。私達は本当に11人で歌いたいと思っている・・・。その気持ちはウソじゃない・・・。」 (7話Aパート)
3位 「お前が副部長になるなら、私が部長、引き受けてやる!」 (12話Aパート)
1位は、代々木スクールアイドルフェスのライブ直前から。「さすが、四季の彼氏!」って思いましたので、文句なしの1位ですね。「女子なのに『彼氏』ってなんだよ」というツッコミは聞かなかった事にします。(笑)
2位は7話から。3期生の2人をLiella!に勧誘する際にかけた言葉ですね。純粋にカッコいいと思いましたので、入れました。
3位は最終話から。2期生の中では、メイが、スクールアイドルに対する情熱が一番あると思いますので、メイが部長になるのは納得ですし、彼氏がこう言えば、四季は引き受けるしかないでしょう。「女子なのに『彼氏』ってなんだよ」というツッコミは(以下略 & 笑)
・ 若菜 四季
3期でも変な発明ばかりするやべーヤツっぷりは変わりませんでしたが(笑)、代々木スクールアイドルフェスではセンターに。冬毬と不仲な夏美を励ましたりと、スクールアイドル部入部前と比べると大きく変わったと思います。
1期生卒業後は、スクールアイドル部の副部長に。ガッチガチのリケジョ(理系女子)が運動部の副部長なんて意外だと思いましたが、キメるところはしっかりキメて、後輩達を引っ張っていったと信じたいですね。ついでに、後輩達を変な発明の実験台にしなかったと信じたいです。(笑)
そんな四季の名セリフベスト3は以下のようになりました。
1位 「これが・・・、私だけの・・・、色・・・。」 (3話Bパート)
2位 「姉者。ファイト。」 (8話Bパート)
3位 「部長の頼みなら、喜んで・・・。」 (12話Aパート)
1位は、代々木スクールアイドルフェスのライブ終了後から。メイとの2人センターではあったものの、センターから見た景色は格別で、良い経験になったでしょう。これを機に、四季は一皮むけたと思いますね。
2位は、夏美を励ますところから。長く友達がいなかったと思うと、すごく変わりましたよね。
3位は、色っぽい表情をしながら言っていましたので、チョイスしました。四季の色気ある表情は3期でも多く見られ、ラブライブスタッフ様の多くは、四季にああいう表情をさせたい変態なんじゃないかと疑っちゃいますね。(笑)
・ 鬼塚 夏美
3期も、マニーマニーとうるさかったり、四季の発明のおもちゃにされたりと、ギャグで目立ちましたが(笑)、シリアスどころでは、しっかり魅せてくれたと思います。
3期では、夏美の家が茨城県・牛久にある事が判明。マニーマニーうるさいのに、学校に通うのにかなりお金をかけてるとか、おいおい。(笑)
1期生卒業後は3年生となり、最上級生に。何事にもめげずに夢を追い続け、堂々とした姿で、後輩達を導いてほしいですね。ついでに、変な悪知恵を教えんなよ?(笑)
夏美の名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「私に何でも話して! 冬毬と話ができるなら、何時間でも何日でも、スクールアイドルと全然関係ない話だって構わない・・・。」 (8話Bパート)
2位 「もう一度、あそこで歌いたい。今度は、自分が中心になって、いつかかのん先輩達が卒業した後も、頼られるような存在になりたいって!」 (4話Bパート)
3位 「涙を流したここから、もう一度、最高の笑顔を目指しますの! 雨の後のあの虹のように!」 (4話Bパート)
1位は、妹・冬毬と和解するところから。妹を押し倒してまでの叫びは、すごく印象に残りましたね。
2位は4話から。上級生の練習についていくのにいっぱいいっぱいだったのが、頼られる存在になりたいと考えていたのは成長を感じましたね。その後、上級生に頼らずに努力する姿勢がちょくちょく見られ、2期生はかなり頼りになる存在になったと感じています。
3位も4話から。こちらはラストのセリフですね。単純にカッコいいと思いましたので、ベスト3に入れました。
・ ウィーン・マルガレーテ
2期ではライバルだったキャラが、3期では結ヶ丘に入学し、Liella!の一員に。2期の東京大会敗北後の醜態、3期放映決定、3期からの新メインキャラという3点から、精神面の成長にものすごく注目していました。
で、いざ見てみたら、所々での心の成長に、ものすごく感動していました。マルガレーテの成長が3期の一番面白かったところだと感じています。
マルガレーテは、ウィーンに戻らず、今後も結ヶ丘に残り、スクールアイドルを続ける事になりました。家の方針にとらわれず、自分の歌の道を見つけたのは良かったところ。
それだけに、続編を描いて、後輩達に歌の楽しさを教えるところを見てみたいな、という思いは強いですね。劇場版があれば、楽しみにしています。
マルガレーテの名セリフベスト3は以下の通り。
1位 「歌、久しぶりに楽しいって思えた・・・。」 (2話Bパート)
2位 「より繋がった強い気持ちを、みんなに届けたい・・・。最高の瞬間を、今ここに!」 (9話Bパート)
3位 「ラブライブに優勝して、ウィーンから声がかかったとしても、蹴ってやるわ!」 (11話Bパート)
1位は、トマカノーテとして初めて歌ったところから。代々木スクールアイドルフェスの出場権は得られませんでしたが、ここからマルガレーテの心の成長が始まりましたので、ここを1位にチョイスしました。
2位は、ラブライブ地区予選開始直前の言葉から。きな子、夏美から努力する事の大切さを学んだ事に礼を言い、それも、敬語を使ったのは、胸が熱かったですね。
3位は、ラブライブ全国大会前に、スクールアイドルを続ける事を決意したところから。自分の歌の道を見つけたのですから、感動度は高いですね。
・ 鬼塚 冬毬
3期の追加キャラ。物語序盤は、夢は追わず、合理性や効率性を追求し続け、スクールアイドルは姉・夏美に悪影響を与えるものだと思っており、それがどう変わっていくのかが楽しみでした。
物語が進むにつれ、その気持ちは少しずつ変わっていき、最後はスクールアイドルが好きだと感じるようになりました。思った事や感じた事をどんどん言うようになったのも面白かったですね。
かのん達1期生が卒業してからも、冬毬はもう1年、姉と一緒にスクールアイドルをやる事ができます。一緒に活動する事により、姉やスクールアイドルをさらに好きになり、夢を追うようにもなったと信じています。
冬毬の名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「姉者はいつも、ずるいです・・・。私がどれだけ姉者を、心配してきたと思ってるんですか・・・。」 (8話Bパート)
2位 「リボン・・・。リボン、下さい!」 (12話Bパート)
3位 「みんな、喜ぶと思います・・・。誰より、私も・・・。」 (11話Aパート)
1位は、夏美と和解するところから。夏美の1位と合わせました。ここから、冬毬は、思った事や感じた事を積極的に言うようになったと思いますね。
2位は卒業式後からチョイス。合理性や効率性を追求しながら、かのんと一緒にスクール活動していた裏で、実は、卒業式でかのんのリボンを受け取る事を考えていなんて、驚きでした。冬毬もかのんのイケメンパワーに落とされましたねえ。(笑)
3位は、マルガレーテにスクールアイドルを続けてほしいとお願いするところから。冬毬もマルガレーテも、優秀なクールキャラという印象が強いゆえに、近付き難い雰囲気がありますので、一緒に何かに打ち込む同い年の存在は貴重でしょう。3年間、スクールアイドル部で頑張ってほしいですよね。
名セリフの公表は、これで以上です。
ここからは、3期全話を見終えて大きく思った事を述べていきます。
3期も良い出来だと思いましたが、良くなかったと感じたところもあり、まずは、それについて語ります。
良くなかったと感じたところは2つあり、1つ目は、「ラブライブ全国大会連覇が薄っぺらい」ですね。
過去作でも、メインキャラ達によるスクールアイドルチームがラブライブ全国大会で優勝していますが、連覇は成し遂げていないんですよね。しかも、劇中でも、ラブライブ全国大会連覇を果たしたチームはいなかった事が語られています。
となれば、3期のラブライブ全国大会は、過去作や本作2期よりも盛り上げてほしかったのですが、残念ながら、これまで通り、他校のスクールアイドルチームは全然描かず、Liella!のライブだけ流して優勝しちゃいました。
11話感想でも述べましたが、他校のスクールアイドルを描かなかいと、これといったライバルチームがいないように感じちゃって、他校のスクールアイドルチームが勝とうものなら違和感を抱いちゃうんですよね。結果、Liella!が優勝するしかないという。
他校のスクールアイドルのチーム名とか、メンバーの名前とかは考えなくてもいいですので、せめて、他校のスクールアイドルチームがステージに立って、歌ってダンスしているところは描いてほしかったですね。1枚絵でもいいですので。そうする余裕がなかったとは思えないんですが、どうなんでしょう。
そして、3期も全国大会で優勝した事で、過去作も合わせると、全国大会は4戦全勝。
地区大会よりも実力のあるチームは多くいるはずなのに、こんなに簡単に勝ち過ぎると、もはや、勝ち確イベントのように感じちゃいますね。全国大会の価値は、その程度なのかと感じます。
まあ、しかし、よく考えると、「ニジガク」は、ラブライブが存在する世界線ではあるものの、ラブライブには出場しておりません。
そのかわり、スクールアイドルフェスなどを開催して、ソロライブやユニットライブを中心にストーリーを盛り上げています。これが、個々の魅力を大いに輝かせ、他の作品に負けない「ラブライブ」作品として大成しています。
そう思うと、ラブライブという大会自体、そこまで大規模なものだと考えず、おまけイベントと考えて、力を抜いて見たらいいのかもしれませんね。今後も、アニメ化される「ラブライブ」作品はあると思いますが、その時は、ラブライブという大会があっても、そういう風に見ようかと思います。
良くなかったと感じた点の2つ目は、「かのんの留学の話って必要だった?」ですね。「世界が高く評価するほど、かのんの歌ってすごいんだ・・・」と思わせはしたものの、話の流れをグダグダにしてしまったと感じています。
2期終盤において、ウィーン国立音楽学校から、かのんを留学生として招きたいという話が来ましたが、この時のかのんは、まだ2年生。3年間スクールアイドルをやりきって結ヶ丘を卒業したいと、かのんは思っており、留学するつもりはありませんでした。多くの視聴者は、かのんは留学しないと思っていたのではないのでしょうか。
しかし、幼なじみの千砂都は、かのんの夢を叶えるチャンスだと感じ、留学してほしいと言いました。かのんはよく考えた末、留学する事を決意。これには、まさかの展開がきたと感じ、同じように思った視聴者は多いんじゃないかと思います。
ですが、2期最終話ラストで、まさかのどんでん返し。留学は中止になったとマルガレーテから告げられ、そこで、2期は終了。その理由が明かされる事はありませんでした。これには、あまりにも意味不明だと感じた方は多いでしょう。
しかも、3期開始まで2年程度の間が空きました。こんなにモヤモヤを引きずったのなら、留学中止となった納得のいく理由があるに違いない。そう思って、3期初回の視聴に臨みました。
で、いざ見てみたら、マルガレーテをかのんの元で、それも、ラブライブで優勝した結ヶ丘で歌を学んでほしいという理由で、かのんは留学延期となり、結ヶ丘に残る事になりました。しかも、勝手に決められちゃったがために、礼儀を欠いてるんじゃないかと感じ、そこまで納得はいかなかったです。
「かのんの元で」「結ヶ丘で」という2点を満たしていれば、それで良かったんですよね。それだったら、留学の話をなくして、ラブライブ全国大会に出場するスクールアイドルチームを描くとか、他にやりようはあったんじゃないかと思いますね。
11話では、留学手続のために、ウィーン国立音楽学校に行くのですが、帰りたいと思ったり、留学したら外国で1人っきりになる事に不安を感じていました。
一度引っ込められた熱を再燃させるのは難しいとはいえ、トーンダウンの描写を設けたのはどうかと思いましたね。ここからも、留学の話は不要だと感じました。
そういえば、ニジガクアニメでは、2期最終話で歩夢がロンドンに留学していました。その話の翌月に「スーパースター」2期が開始。
もしかしたら、ニジガクアニメで留学の話が出てきたために、「スーパースター」でも出したら面白くなりそうだと思って、「スーパースター」でも留学の話を入れたのかもしれませんね。それも、視聴者の予想を裏切る要素として使おうと考えていたのかもしれません。
しかし、実際は、悪い意味で視聴者の予想を裏切り、話をグダグダにしてしまったように思います。ニジガクアニメの方は、翌年に公開されたOVAや、昨年公開された完結編第1章に上手く活かされていたのに、この差は何なんでしょうね。
まあ、歩夢は短期留学、かのんは長期留学という違いはあるものの、そういう問題じゃないですよね。「スーパースター」での留学の話はロクに考えずに出したんじゃないかと邪推しています。
良くなかったところを長く語ってしまいました。不快に感じてしまいましたら、すいません。
では、そろそろ、良かったと感じたところを話しましょう。2つあります。
1つ目は、中盤まで結ヶ丘にスクールアイドルチームが2つあって、互いにライバル関係とした事ですね。これによって、良い感じにキャラの掘り下げがなされたと感じています。
3期から新たにメインキャラとなったマルガレーテと冬毬は2人とも、クールなキャラで、自分に厳しいところもあります。
もし、最初からLiella!に加入していれば、多くの先輩達からの友好的な雰囲気に抵抗を感じていたでしょう。そう考えると、3期生の2人をあえてLiella!のライバルに仕立てたのは良かったと思います。
そこに先輩を付け加えるにしても、かのん1人だけ。それも上手かったところだと感じています。
歌が上手い上に、歌う事の楽しさを誰よりも一番知っている先輩がいれば、後輩はついていきやすくなるもの。かのんはお姉ちゃん、マルガレーテと冬毬はどちらも妹だった事も、良い感じになじめたように思いますね。
かのんがいないLiella!の方も、かのんが結ヶ丘に残った事に安心せず、かのんに頼らず自分達の力で頑張ろうとしたのが良かったですね。
特に、2期生が、それを象徴していました。かのんがいたとしても、1期生卒業後は自分達が部を引っ張っていかなければならない気持ちはあったと思いますが、かのんがライバルチームにいる事で、その気持ちはより引き締まったように思います。
良かった点の2つ目は、メインキャラの成長をしっかり描ききったところですね。これは、3期の良かったところと言うよりも、「スーパースター」の良かったところと言うのが正しいですが。
他の「ラブライブ」作品もキャラの成長を感じるところはありますが、本作は、1シーズンごとに1学年進む、初めての「ラブライブ」作品ゆえに、キャラの成長はより顕著に感じました。3シーズンも描いた事も影響してますね。
1期生5人は、悩みや課題、苦手なところや短所などを抱えながらのスタートでした。
それが、周りの力によって解決したり克服したりして、成長した姿を後輩達に見せていき、5人とも卒業後の進路も決まり、それぞれの夢に近付いていきました。新設校の1期生という点も含めて、そんじょそこらの高校生よりも素晴らしい高校生活を送ったように思いますね。
2期生4人は、1年生の頃は先輩達についていくのが精一杯だったものの、先輩達の卒業後にしっかり部を引っ張っていかなければならない覚悟を決め、先輩達の力を借りず、自分達で作曲や作詞を考えたりなどしました。団結力は1期生よりも強かったんじゃないかと思いますね。
3期では、2期生がセンターに立つ場面があったり、きな子が生徒会長に選ばれたりと、頼れるところを見せていたと思います。2期生の成長を3期の期待要素の1つとして見た身としては、すごく嬉しく感じていますね。
3期生の2人は、学年の変化はなかったものの、成長や変化を大きく感じました。
特に、マルガレーテは、2期終盤で感じた心の未熟さが解決されて、自分なりの歌の道を進む事ができ、3期一番の見所だったと感じています。冬毬も、スクールアイドルに対する見方が少しずつ変わっていったのも面白かったですね。
3期を見終えて大きく感じたところは、こんな感じです。良くなかったところの語りが長かったですが、3期も面白かったと感じています。
さて、今後の「スーパースター」の展望ですが、最終話のあの終わり方を考えると、4期はないでしょう。
それに、1期生5人で始まった本作なのに、スクールアイドルでない5人の物語を描くというのは、あまりにも違和感があるでしょう。ですので、TVアニメとして描く物語は、これで終わりだと思いますね。
ただ、劇場版はあるかもしれませんね。最終話後の物語を簡単に描きそうで、あるとすれば、来年、再来年公開でしょうか。もし、劇場版があったら、Liella!メンバーの成長を見てみたいですね。
今後他の作品でTVアニメをやるとなると、「蓮ノ空」が濃厚でしょうか。ただ、「蓮ノ空」は、単独でYouTube公式チャンネルが設けられているほど動画コンテンツに力を入れているために、TVアニメ化の線は薄いかもしれませんが、もし決まったら全力で楽しみたいですね。
新作が出てくれる事にも期待しています。来年あたり、その話が出ると予想していますが、どうなるかな・・・。
まあ、まずは、今年公開予定のニジガク完結編第2章に目を向けましょう。これからも、いい歳こいてラブライバー化を進行させていきますよ!(笑)
長くなりましたが、「ラブライブ!スーパースター!!」3期の総評記事は、これで以上です。
3期も、沢山の感動をいただき、本当に、ありがとうございました! そして、3期の制作、お疲れ様でした!!
この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
まずは、キャラ感想と名セリフを語っていきます。
3期も、胸が熱くなるセリフ、大いに笑わせてくれたセリフが結構あり、ストーリーを面白くしてくれたと感じています。ここでは、私が気に入ったセリフをキャラごとにランキング形式で挙げながら、キャラの感想を語っていきます。
なお、ここで挙げるセリフは、Liella!メンバー11人のみとし、各キャラ3つまでとしています。他のキャラは公表しませんので、ご了承下さい。
それでは、発表します。
・ 澁谷 かのん
ウィーン国立音楽学校への留学は卒業後に延期となったものの、結ヶ丘でスクールアイドルとして、高校生活の3年間を送れたのは、すごく有意義だったと思いますね。
3期中盤までは、マルガレーテに歌の楽しさを教えるために、マルガレーテの立ち上げたスクールアイドル部に入り、Liella!から離れましたが、これが良かったと感じています。歌の楽しさを誰よりも知っていて、誰にでも明るく話しかけられるかのんがいたからこそ、3期生の2人は、良い感じにスクールアイドルの事が好きになっていき、かのん以外のメンバーにも早く親しめたと思いますね。
アニメ開始前の自己紹介では「普通」と連呼していた子が立派に結ヶ丘を卒業するとか、なんか込み上げてくるものがありますね・・・。3期にわたって、主人公として、本作を大いに盛り上げてくれて、本当にありがとう!
そんなかのんの名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「私達はずっと一緒。顔が見れなくても、声が聞けなくても、一緒に過ごした時間は、その思い出は、なくならない・・・。」 (12話Bパート)
2位 「好きな事を頑張る事に、お終いなんてあるの?」 (6話Bパート)
3位 「2つのグループが高め合った先に、今よりもっとステキな未来が待ってるはず・・・。今はまだ離れていても、互いに競い合って、一番素敵なスクールアイドルを、結ヶ丘に作りたい!」 (1話Bパート)
1位は、卒業式後に後輩達にかけた言葉。1期ごとに1学年ずつ上がっていき、入学から卒業までを描ききった作品だからこそ、かなり重みのある言葉だと思いますね。
2位は、上海スクールアイドルフェスのライブ前から。過去に言われた事を、ここぞという時に返すのは、熱いですよね。
3位は初回から。最初から11人で活動するのではなく、同じ学校内にスクールアイドル部を2つ設けて、互いにライバルとして競い合うのは、なかなか面白いな、と思いました。
・ 唐 可可
5話、6話で大きな見せ場がきました。故郷・上海のスクールアイドルフェスでセンターに立ったり、卒業後の進みたい道が決まりました。進路を本格的に描いたラブライブ作品は過去になかったですので、面白くなってきたと思いましたね。
上海スクールアイドルフェス終了時点では、卒業後もステージに立つ事を考えていましたが、両親の意向も汲み取ってか、学業と両立する道を選びました。やはり、若い時には、やりたい事をどんどんやるのが良いのでしょうね。
3期では、可可の家族も登場しました。上海スクールアイドルフェスを見に来ただけでなく、日本に来て可可の卒業を見届けました。厳しい家族と思いきや、すごく温かい家族だと感じられ、彼らの存在も3期を面白くしてくれたと思います。
可可の名セリフベスト3は以下の通り。
1位 「すみれの魅力は、可可が一番理解しているつもりデス! 可可の厚意で、すみれをプロデュースしてあげるデスヨ! 夢は大きく! デス!」 (12話Aパート)
2位 〈自分の大好きを大切にするのデス!〉 (12話Bパート)
3位 「可可は、今一番幸せデスよ・・・。」 (6話Bパート)
1位は最終話から。可可が入る芸能事務所が、すみれと同じだったところですね。
確かに、すみれの魅力を一番知っているのは、可可でしょう。可可がいれば、すみれは、より輝ける存在になれるでしょうね。ついでに、たまに変な事をするすみれのストッパーにもなってあげて下さい。(笑)
2位は、卒業式後に後輩達にかけた心の言葉。これがあって、外国に行ってまでスクールアイドルをやりたいと思ったり、3年間スクールアイドルをやり続けたのですから、この言葉は、可可のすべてだったと思いますね。
3位は、上海スクールアイドルフェスから。自分がステージに立って、観客達を熱狂させたり、夢や希望を与える存在になるなんて、スクールアイドルを知る前は考えてもいなかったでしょう。可可は、出会い運に恵まれたと思いますね。
・ 嵐 千砂都
3期も引き続きスクールアイドル部の部長を務めましたが、後輩達の成長を見守る事に徹し、出番は少なめ。とはいえ、マルガレーテが立ち上げたスクールアイドル部に入るかどうか悩むかのんの背中を押したり、進路も決まったりと、それなりに見所はあったと思います。
アニメ開始前は、陽気で優しい性格だと思っていましたが、時にはストイックになったり、幼少時は気弱だったりと、意外な一面にはだいぶ魅せられました。長い間、スクールアイドル部の部長を務め、本当にお疲れ様でした。
そんな千砂都の名セリフベスト3は以下のようになりました。
1位 「今は、ここにかのんちゃんがいてくれる事が、素直に嬉しい・・・。自分の信じる道を、突き進むかのんちゃんでいて・・・。」 (1話Bパート)
2位 「色んなセンターがいてもいい・・・。目立たなくても!」 (3話Bパート)
3位 「うわー! 近くで見るマル! 大きいマル! 沢山のマル! マル! マル!」 (5話Bパート)
1位は初回から。かのんの留学を誰よりも願っていたものの、やはり、一緒にいると嬉しいものでしょう。大好きな幼なじみと同じ高校でスクールアイドルを一緒にやれて、本当に良かったです。
2位は、センターは無理だと思い込んでいた四季へのセリフ。2期以降、後輩達を信じる姿勢が見所だったと感じています。
3位は、ギャグセリフ。上海に行った時のセリフですね。3期も、丸いものに対する異常なスイッチは健在で何よりでした。(笑)
・ 平安名 すみれ
3期も可可との絡みで魅せてくれましたが、そんなに目立たなかったと感じています。センターに立って「ノンフィクション!!」を歌った1期10話がピークでしたかね、うーむ・・・。、
ギャグ要素が多めだった一方で、諦めなければいつか報われるという不屈の精神が見所でした。それだけに、もう少し目立たせてあげてほしかったですが・・・。とはいえ、なかなかインパクトのある良キャラだったと思います。
すみれの名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「私は見たいわ! 可可がステージに立ち続ける姿を!」 (6話Bパート)
2位 〈諦めなければ、何も終わらないから!〉 (12話Bパート)
3位 「卒業式だもん! このくらい当然でしょ?」 (12話Bパート)
1位は、これしかないといった感じですね。進路に悩む可可にかけた言葉です。この言葉があったから、可可は、すみれと同じ芸能事務所に入ろうと考えたのかもしれませんね。単なる偶然かもしれませんが。
2位は、卒業式後に後輩達にかけた心の言葉。やはり、すみれといえば、これですね。幼い頃からこの言葉を胸に頑張り続けているところが、本当にすごかったと思いますね。
3位は、ギャグセリフ。髪を盛って卒業式に出たところですね。「このくらい当然」って、いやいや、ちっとも当然じゃねーから!(笑)
・ 葉月 恋
生徒会長をきな子に引き継いだり、卒業式で送辞を読んだりと、終盤で大きな見所がきました。
結ヶ丘の創立者の娘という事で、結ヶ丘をより良い学校にしたい思いは誰よりも強く、時には、その気持ちが強過ぎて、1人で難題を抱えたり、生徒達の心がバラバラになったりもしましたが、かのん達のおかげで良い高校生活を送れたでしょう。恋も、出会いの運に恵まれたと思いますね。
結ヶ丘での学生ではなくなったものの、今後も、結ヶ丘発展に大いに力を注ぎ続けたでしょう、きっと。母の思いを生涯貫いたと信じています。
恋の名セリフベスト3は次の通り。
1位 「分かりました。でも、これだけは覚えておいて下さい。私達は、同じ結ヶ丘の生徒だという事を・・・。」 (1話Bパート)
2位 「きな子さんは1人ではありませんよ・・・。」 (10話Bパート)
3位 「今こそ! この結ヶ丘を音楽の故郷にしましょー! ルンルン!」 (8話Bパート)
1位は初回から。新スクールアイドル部の勧誘をしているマルガレーテに声をかけたところです。
マルガレーテに強く反抗されたのに、怒る事なく冷静に返せたのは良かったですね。生徒会長就任直後の音楽科偏重の方針が失敗した反省を活かしていると思いましたし。
2位は、きな子の生徒会長就任のあいさつ直前から。良き仲間達がいたから生徒会長をやり遂げられたと思いますので、重みのある言葉だと思いますね。
3位はギャグ系。生真面目キャラがこういう可愛い一面を晒してくれると、破壊力ヤバいですね。3期も、おいし過ぎるギャップ萌え、ゴチでした。(笑)
・桜小路 きな子
ラブライブ東京大会でセンターに立ったり、考えた歌詞が採用されたり、生徒会長に就任したりと、終盤で大きな見せ場がありました。特に、生徒会長就任は驚きでしたね。目立ちたがり屋でないゆえに、縁がないものだと思ってましたので。
3期も、持ち前の頑張り屋で、練習などに必死についていく姿勢が見応えありました。その努力が実って、ラブライブ東京大会という大舞台でセンターを任されたり、生徒会長に就任したとなると、胸が熱くなりますね・・・。
生徒会長となったきな子が、どう頑張り、どんな功績を残すのか気になるところで、ここで物語が終わるのは惜しく感じますね。もし劇場版があったら、きな子が堂々と生徒会長を務めている姿を描いてくれる事に期待しています。
きな子の名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「結ばれる想い・・・。これからもずっと!」 (10話Bパート)
2位 「地区大会で力になれない事、想像するだけで、悔しくて悔しくて、眠れないっす・・・。みんなと平等に、みんなで同じ気持ちで、何より、自分に負けない姿でステージに立ちたいっす・・・。」 (9話Bパート)
3位 「この学校にあふれる笑顔が、世界中の人達にも広がってゆく・・・。その力の1つになれるよう、一生懸命頑張ります!」 (10話Bパート)
1位は、生徒会長になる事を決めたところから。「結ばれる想い」は、1期8話のタイトルであり、恋がスクールアイドル部に入った事でLiella!が始まりましたので、当然の1位ですね。
2位は9話から。下級生のマルガレーテから実力不足だと厳しく言われたものの、その事に不貞腐れず、マルガレーテに指導を求める姿はすごかったですね。その心構えがマルガレーテに尊敬されたから、生徒会長をやってみたい気持ちが増し、マルガレーテもスクールアイドルを続けたい気持ちが強まったとなると、かなりインパクトがあったセリフだと思います。
3位は、生徒会長就任後のスピーチから。自分には大した魅力がなく平凡だと思っていたのが、生徒会長になって、堂々と決意表明したのは、すごくカッコよかったですね。きな子の大きな成長を感じました。
・ 米女 メイ
3期でもスクールアイドルに対する熱さが見所だったと感じています。上級生に頼らずに作曲、作詞をしようと考えたり、3期生の2人がまだLiella!メンバー出なかった時にLiella!への加入を勧めたりと、所々で輝いていたと思いますね。
四季との絡みでも魅せてくれました。センターは無理だと思い込んでいる四季を上手くフォローし、四季のプレッシャーを軽くしたのは、さすが親友だと思いましたね。いや、もう彼氏と言ってもいいでしょうね、うん。(笑)
メイの名セリフベスト3は次の通り。
1位 「まぶしかったら、私が陰になってやる・・・。引っ張っていけないなら、私が一緒に引っ張っていってやる・・・。」 (3話Bパート)
2位 「でも、信じてくれ。私達は本当に11人で歌いたいと思っている・・・。その気持ちはウソじゃない・・・。」 (7話Aパート)
3位 「お前が副部長になるなら、私が部長、引き受けてやる!」 (12話Aパート)
1位は、代々木スクールアイドルフェスのライブ直前から。「さすが、四季の彼氏!」って思いましたので、文句なしの1位ですね。「女子なのに『彼氏』ってなんだよ」というツッコミは聞かなかった事にします。(笑)
2位は7話から。3期生の2人をLiella!に勧誘する際にかけた言葉ですね。純粋にカッコいいと思いましたので、入れました。
3位は最終話から。2期生の中では、メイが、スクールアイドルに対する情熱が一番あると思いますので、メイが部長になるのは納得ですし、彼氏がこう言えば、四季は引き受けるしかないでしょう。「女子なのに『彼氏』ってなんだよ」というツッコミは(以下略 & 笑)
・ 若菜 四季
3期でも変な発明ばかりするやべーヤツっぷりは変わりませんでしたが(笑)、代々木スクールアイドルフェスではセンターに。冬毬と不仲な夏美を励ましたりと、スクールアイドル部入部前と比べると大きく変わったと思います。
1期生卒業後は、スクールアイドル部の副部長に。ガッチガチのリケジョ(理系女子)が運動部の副部長なんて意外だと思いましたが、キメるところはしっかりキメて、後輩達を引っ張っていったと信じたいですね。ついでに、後輩達を変な発明の実験台にしなかったと信じたいです。(笑)
そんな四季の名セリフベスト3は以下のようになりました。
1位 「これが・・・、私だけの・・・、色・・・。」 (3話Bパート)
2位 「姉者。ファイト。」 (8話Bパート)
3位 「部長の頼みなら、喜んで・・・。」 (12話Aパート)
1位は、代々木スクールアイドルフェスのライブ終了後から。メイとの2人センターではあったものの、センターから見た景色は格別で、良い経験になったでしょう。これを機に、四季は一皮むけたと思いますね。
2位は、夏美を励ますところから。長く友達がいなかったと思うと、すごく変わりましたよね。
3位は、色っぽい表情をしながら言っていましたので、チョイスしました。四季の色気ある表情は3期でも多く見られ、ラブライブスタッフ様の多くは、四季にああいう表情をさせたい変態なんじゃないかと疑っちゃいますね。(笑)
・ 鬼塚 夏美
3期も、マニーマニーとうるさかったり、四季の発明のおもちゃにされたりと、ギャグで目立ちましたが(笑)、シリアスどころでは、しっかり魅せてくれたと思います。
3期では、夏美の家が茨城県・牛久にある事が判明。マニーマニーうるさいのに、学校に通うのにかなりお金をかけてるとか、おいおい。(笑)
1期生卒業後は3年生となり、最上級生に。何事にもめげずに夢を追い続け、堂々とした姿で、後輩達を導いてほしいですね。ついでに、変な悪知恵を教えんなよ?(笑)
夏美の名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「私に何でも話して! 冬毬と話ができるなら、何時間でも何日でも、スクールアイドルと全然関係ない話だって構わない・・・。」 (8話Bパート)
2位 「もう一度、あそこで歌いたい。今度は、自分が中心になって、いつかかのん先輩達が卒業した後も、頼られるような存在になりたいって!」 (4話Bパート)
3位 「涙を流したここから、もう一度、最高の笑顔を目指しますの! 雨の後のあの虹のように!」 (4話Bパート)
1位は、妹・冬毬と和解するところから。妹を押し倒してまでの叫びは、すごく印象に残りましたね。
2位は4話から。上級生の練習についていくのにいっぱいいっぱいだったのが、頼られる存在になりたいと考えていたのは成長を感じましたね。その後、上級生に頼らずに努力する姿勢がちょくちょく見られ、2期生はかなり頼りになる存在になったと感じています。
3位も4話から。こちらはラストのセリフですね。単純にカッコいいと思いましたので、ベスト3に入れました。
・ ウィーン・マルガレーテ
2期ではライバルだったキャラが、3期では結ヶ丘に入学し、Liella!の一員に。2期の東京大会敗北後の醜態、3期放映決定、3期からの新メインキャラという3点から、精神面の成長にものすごく注目していました。
で、いざ見てみたら、所々での心の成長に、ものすごく感動していました。マルガレーテの成長が3期の一番面白かったところだと感じています。
マルガレーテは、ウィーンに戻らず、今後も結ヶ丘に残り、スクールアイドルを続ける事になりました。家の方針にとらわれず、自分の歌の道を見つけたのは良かったところ。
それだけに、続編を描いて、後輩達に歌の楽しさを教えるところを見てみたいな、という思いは強いですね。劇場版があれば、楽しみにしています。
マルガレーテの名セリフベスト3は以下の通り。
1位 「歌、久しぶりに楽しいって思えた・・・。」 (2話Bパート)
2位 「より繋がった強い気持ちを、みんなに届けたい・・・。最高の瞬間を、今ここに!」 (9話Bパート)
3位 「ラブライブに優勝して、ウィーンから声がかかったとしても、蹴ってやるわ!」 (11話Bパート)
1位は、トマカノーテとして初めて歌ったところから。代々木スクールアイドルフェスの出場権は得られませんでしたが、ここからマルガレーテの心の成長が始まりましたので、ここを1位にチョイスしました。
2位は、ラブライブ地区予選開始直前の言葉から。きな子、夏美から努力する事の大切さを学んだ事に礼を言い、それも、敬語を使ったのは、胸が熱かったですね。
3位は、ラブライブ全国大会前に、スクールアイドルを続ける事を決意したところから。自分の歌の道を見つけたのですから、感動度は高いですね。
・ 鬼塚 冬毬
3期の追加キャラ。物語序盤は、夢は追わず、合理性や効率性を追求し続け、スクールアイドルは姉・夏美に悪影響を与えるものだと思っており、それがどう変わっていくのかが楽しみでした。
物語が進むにつれ、その気持ちは少しずつ変わっていき、最後はスクールアイドルが好きだと感じるようになりました。思った事や感じた事をどんどん言うようになったのも面白かったですね。
かのん達1期生が卒業してからも、冬毬はもう1年、姉と一緒にスクールアイドルをやる事ができます。一緒に活動する事により、姉やスクールアイドルをさらに好きになり、夢を追うようにもなったと信じています。
冬毬の名セリフベスト3は次のようになりました。
1位 「姉者はいつも、ずるいです・・・。私がどれだけ姉者を、心配してきたと思ってるんですか・・・。」 (8話Bパート)
2位 「リボン・・・。リボン、下さい!」 (12話Bパート)
3位 「みんな、喜ぶと思います・・・。誰より、私も・・・。」 (11話Aパート)
1位は、夏美と和解するところから。夏美の1位と合わせました。ここから、冬毬は、思った事や感じた事を積極的に言うようになったと思いますね。
2位は卒業式後からチョイス。合理性や効率性を追求しながら、かのんと一緒にスクール活動していた裏で、実は、卒業式でかのんのリボンを受け取る事を考えていなんて、驚きでした。冬毬もかのんのイケメンパワーに落とされましたねえ。(笑)
3位は、マルガレーテにスクールアイドルを続けてほしいとお願いするところから。冬毬もマルガレーテも、優秀なクールキャラという印象が強いゆえに、近付き難い雰囲気がありますので、一緒に何かに打ち込む同い年の存在は貴重でしょう。3年間、スクールアイドル部で頑張ってほしいですよね。
名セリフの公表は、これで以上です。
ここからは、3期全話を見終えて大きく思った事を述べていきます。
3期も良い出来だと思いましたが、良くなかったと感じたところもあり、まずは、それについて語ります。
良くなかったと感じたところは2つあり、1つ目は、「ラブライブ全国大会連覇が薄っぺらい」ですね。
過去作でも、メインキャラ達によるスクールアイドルチームがラブライブ全国大会で優勝していますが、連覇は成し遂げていないんですよね。しかも、劇中でも、ラブライブ全国大会連覇を果たしたチームはいなかった事が語られています。
となれば、3期のラブライブ全国大会は、過去作や本作2期よりも盛り上げてほしかったのですが、残念ながら、これまで通り、他校のスクールアイドルチームは全然描かず、Liella!のライブだけ流して優勝しちゃいました。
11話感想でも述べましたが、他校のスクールアイドルを描かなかいと、これといったライバルチームがいないように感じちゃって、他校のスクールアイドルチームが勝とうものなら違和感を抱いちゃうんですよね。結果、Liella!が優勝するしかないという。
他校のスクールアイドルのチーム名とか、メンバーの名前とかは考えなくてもいいですので、せめて、他校のスクールアイドルチームがステージに立って、歌ってダンスしているところは描いてほしかったですね。1枚絵でもいいですので。そうする余裕がなかったとは思えないんですが、どうなんでしょう。
そして、3期も全国大会で優勝した事で、過去作も合わせると、全国大会は4戦全勝。
地区大会よりも実力のあるチームは多くいるはずなのに、こんなに簡単に勝ち過ぎると、もはや、勝ち確イベントのように感じちゃいますね。全国大会の価値は、その程度なのかと感じます。
まあ、しかし、よく考えると、「ニジガク」は、ラブライブが存在する世界線ではあるものの、ラブライブには出場しておりません。
そのかわり、スクールアイドルフェスなどを開催して、ソロライブやユニットライブを中心にストーリーを盛り上げています。これが、個々の魅力を大いに輝かせ、他の作品に負けない「ラブライブ」作品として大成しています。
そう思うと、ラブライブという大会自体、そこまで大規模なものだと考えず、おまけイベントと考えて、力を抜いて見たらいいのかもしれませんね。今後も、アニメ化される「ラブライブ」作品はあると思いますが、その時は、ラブライブという大会があっても、そういう風に見ようかと思います。
良くなかったと感じた点の2つ目は、「かのんの留学の話って必要だった?」ですね。「世界が高く評価するほど、かのんの歌ってすごいんだ・・・」と思わせはしたものの、話の流れをグダグダにしてしまったと感じています。
2期終盤において、ウィーン国立音楽学校から、かのんを留学生として招きたいという話が来ましたが、この時のかのんは、まだ2年生。3年間スクールアイドルをやりきって結ヶ丘を卒業したいと、かのんは思っており、留学するつもりはありませんでした。多くの視聴者は、かのんは留学しないと思っていたのではないのでしょうか。
しかし、幼なじみの千砂都は、かのんの夢を叶えるチャンスだと感じ、留学してほしいと言いました。かのんはよく考えた末、留学する事を決意。これには、まさかの展開がきたと感じ、同じように思った視聴者は多いんじゃないかと思います。
ですが、2期最終話ラストで、まさかのどんでん返し。留学は中止になったとマルガレーテから告げられ、そこで、2期は終了。その理由が明かされる事はありませんでした。これには、あまりにも意味不明だと感じた方は多いでしょう。
しかも、3期開始まで2年程度の間が空きました。こんなにモヤモヤを引きずったのなら、留学中止となった納得のいく理由があるに違いない。そう思って、3期初回の視聴に臨みました。
で、いざ見てみたら、マルガレーテをかのんの元で、それも、ラブライブで優勝した結ヶ丘で歌を学んでほしいという理由で、かのんは留学延期となり、結ヶ丘に残る事になりました。しかも、勝手に決められちゃったがために、礼儀を欠いてるんじゃないかと感じ、そこまで納得はいかなかったです。
「かのんの元で」「結ヶ丘で」という2点を満たしていれば、それで良かったんですよね。それだったら、留学の話をなくして、ラブライブ全国大会に出場するスクールアイドルチームを描くとか、他にやりようはあったんじゃないかと思いますね。
11話では、留学手続のために、ウィーン国立音楽学校に行くのですが、帰りたいと思ったり、留学したら外国で1人っきりになる事に不安を感じていました。
一度引っ込められた熱を再燃させるのは難しいとはいえ、トーンダウンの描写を設けたのはどうかと思いましたね。ここからも、留学の話は不要だと感じました。
そういえば、ニジガクアニメでは、2期最終話で歩夢がロンドンに留学していました。その話の翌月に「スーパースター」2期が開始。
もしかしたら、ニジガクアニメで留学の話が出てきたために、「スーパースター」でも出したら面白くなりそうだと思って、「スーパースター」でも留学の話を入れたのかもしれませんね。それも、視聴者の予想を裏切る要素として使おうと考えていたのかもしれません。
しかし、実際は、悪い意味で視聴者の予想を裏切り、話をグダグダにしてしまったように思います。ニジガクアニメの方は、翌年に公開されたOVAや、昨年公開された完結編第1章に上手く活かされていたのに、この差は何なんでしょうね。
まあ、歩夢は短期留学、かのんは長期留学という違いはあるものの、そういう問題じゃないですよね。「スーパースター」での留学の話はロクに考えずに出したんじゃないかと邪推しています。
良くなかったところを長く語ってしまいました。不快に感じてしまいましたら、すいません。
では、そろそろ、良かったと感じたところを話しましょう。2つあります。
1つ目は、中盤まで結ヶ丘にスクールアイドルチームが2つあって、互いにライバル関係とした事ですね。これによって、良い感じにキャラの掘り下げがなされたと感じています。
3期から新たにメインキャラとなったマルガレーテと冬毬は2人とも、クールなキャラで、自分に厳しいところもあります。
もし、最初からLiella!に加入していれば、多くの先輩達からの友好的な雰囲気に抵抗を感じていたでしょう。そう考えると、3期生の2人をあえてLiella!のライバルに仕立てたのは良かったと思います。
そこに先輩を付け加えるにしても、かのん1人だけ。それも上手かったところだと感じています。
歌が上手い上に、歌う事の楽しさを誰よりも一番知っている先輩がいれば、後輩はついていきやすくなるもの。かのんはお姉ちゃん、マルガレーテと冬毬はどちらも妹だった事も、良い感じになじめたように思いますね。
かのんがいないLiella!の方も、かのんが結ヶ丘に残った事に安心せず、かのんに頼らず自分達の力で頑張ろうとしたのが良かったですね。
特に、2期生が、それを象徴していました。かのんがいたとしても、1期生卒業後は自分達が部を引っ張っていかなければならない気持ちはあったと思いますが、かのんがライバルチームにいる事で、その気持ちはより引き締まったように思います。
良かった点の2つ目は、メインキャラの成長をしっかり描ききったところですね。これは、3期の良かったところと言うよりも、「スーパースター」の良かったところと言うのが正しいですが。
他の「ラブライブ」作品もキャラの成長を感じるところはありますが、本作は、1シーズンごとに1学年進む、初めての「ラブライブ」作品ゆえに、キャラの成長はより顕著に感じました。3シーズンも描いた事も影響してますね。
1期生5人は、悩みや課題、苦手なところや短所などを抱えながらのスタートでした。
それが、周りの力によって解決したり克服したりして、成長した姿を後輩達に見せていき、5人とも卒業後の進路も決まり、それぞれの夢に近付いていきました。新設校の1期生という点も含めて、そんじょそこらの高校生よりも素晴らしい高校生活を送ったように思いますね。
2期生4人は、1年生の頃は先輩達についていくのが精一杯だったものの、先輩達の卒業後にしっかり部を引っ張っていかなければならない覚悟を決め、先輩達の力を借りず、自分達で作曲や作詞を考えたりなどしました。団結力は1期生よりも強かったんじゃないかと思いますね。
3期では、2期生がセンターに立つ場面があったり、きな子が生徒会長に選ばれたりと、頼れるところを見せていたと思います。2期生の成長を3期の期待要素の1つとして見た身としては、すごく嬉しく感じていますね。
3期生の2人は、学年の変化はなかったものの、成長や変化を大きく感じました。
特に、マルガレーテは、2期終盤で感じた心の未熟さが解決されて、自分なりの歌の道を進む事ができ、3期一番の見所だったと感じています。冬毬も、スクールアイドルに対する見方が少しずつ変わっていったのも面白かったですね。
3期を見終えて大きく感じたところは、こんな感じです。良くなかったところの語りが長かったですが、3期も面白かったと感じています。
さて、今後の「スーパースター」の展望ですが、最終話のあの終わり方を考えると、4期はないでしょう。
それに、1期生5人で始まった本作なのに、スクールアイドルでない5人の物語を描くというのは、あまりにも違和感があるでしょう。ですので、TVアニメとして描く物語は、これで終わりだと思いますね。
ただ、劇場版はあるかもしれませんね。最終話後の物語を簡単に描きそうで、あるとすれば、来年、再来年公開でしょうか。もし、劇場版があったら、Liella!メンバーの成長を見てみたいですね。
今後他の作品でTVアニメをやるとなると、「蓮ノ空」が濃厚でしょうか。ただ、「蓮ノ空」は、単独でYouTube公式チャンネルが設けられているほど動画コンテンツに力を入れているために、TVアニメ化の線は薄いかもしれませんが、もし決まったら全力で楽しみたいですね。
新作が出てくれる事にも期待しています。来年あたり、その話が出ると予想していますが、どうなるかな・・・。
まあ、まずは、今年公開予定のニジガク完結編第2章に目を向けましょう。これからも、いい歳こいてラブライバー化を進行させていきますよ!(笑)
長くなりましたが、「ラブライブ!スーパースター!!」3期の総評記事は、これで以上です。
3期も、沢山の感動をいただき、本当に、ありがとうございました! そして、3期の制作、お疲れ様でした!!
この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。